久しぶりにクマタカを見に行ってきました。
朝から快晴のはずの天気は、午前中は生憎のどんより空でした。
そして雲が晴れたお昼過ぎ、やっと遠くを飛ぶのを見ることができました。
出来ればもっと近くで見たかったけれど、久しぶりにクマタカを見ることができて嬉しかったです。
また、お知り合いの方と久しぶりにお会いできて、鳥待ちの間を楽しく過ごすことができました。(likebirds妻)
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谷から上昇気流にのって旋回2周で目線の山の端へあがってきました
上空に上ってから自分達の真上を旋回しました
みんなカメラを三脚から外して手持ちで撮っていたので自分も真似を...
今まで2回この地を訪れたことがありましたがクマタカを見たのは一度もありませんでした。今回はそのご尊顔を拝むことができただけ幸運だったと思います。
クマタカが谷から現れたのは午後1時過ぎで「出た」という声で慌てて下の湖面を見たのですがなかなか見つけられませんでした。猛烈なシャッター音が響く中オロオロしながらクマタカの姿を探すと考えているよりはよっぽど遠方を飛んでいました。ファインダーを覗いて撮ろうとしましたが、500mm+APS-Hではクマタカはとても小さくピントが合っているのかどうかもわかりませんでした。数枚とって急いでモニタで確認するとやはりピンボケ写真でした。またファインダーを覗くと、旋回しながら少しづつ近づいてきてやっとピントが合うようになりました。クマタカは谷の下方から見え始めてから2周半(自分は見つけるのが遅れたので2周)で山の端まで上昇して空背景の鳥になりました。皮肉なことに上空を旋回しながら徐々に近づいてきて自分達の真上を旋回しました。谷から湧き上がってくる眼下のクマタカを間近に見たいと期待していたので少し残念でしたが、この場所のクマタカ出現の確率からすれば満足しなければいけないようです。
朝の9時過ぎから午後1時過ぎまでの鳥待ち時間は長かったのですが、偶然に顔見知りの方が来ておられて三脚を並べさせてもらいました。その方に以前から興味のあったタムロン150-500レンズを見せていただき、その軽さに驚いたりしている間に時間が経ち退屈することもなく楽しい時間を過ごすことが出来ました。(likebirds夫)