人気ブログランキング | 話題のタグを見る
オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)
この時の小笠原航路は鳥が少なかったです。
でも、鳥が居ない退屈さに気が抜けたのを見透かしたように海鳥たちは突然飛んで来ました。
この時も日が傾いた頃、船尾の方からオーストンウミツバメの群れが突然現れたのです。
次々に飛んできたらしいのですが、鳥が小さい、速い、もう薄暗いし、遠い・・・息が止まりそうな緊張感でしたが、
何とか撮影できて嬉しかったです。初見初撮りです。(likebirds妻)


写真はすべてクリックすると拡大してご覧になれますが、無理にトリミングしてますので画質悪いです。
オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_17074655.jpg




オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_17080357.jpg





オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_18491979.jpg






オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_18491937.jpg






オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_18491916.jpg






オーストンウミツバメ  (オガサワラ航路)_a0052080_18491932.jpg


 オガサワラ航路2日目の午前7時過ぎにオーストンウミツバメを夢中で探しているうちに、オガサワラヒメミズナギドリを初見し損なったのですが、結局そのとき自分はオーストン君も写真には撮れませんでした。何しろファインダーを覗いていると、大海原の波の合間を数羽のハエが舞っているようで手に負えませんでした。これはどうしてもオーちゃんだけは写真に残したいと気張りましたが結局のところダメダメで父島に着いてしまいました。僅か2時間強の滞在の後、父島を出航してまたオーちゃんを探しましたが全然ダメで自分の鳥運を少しばかり恨みだした午後4時40分にオーストンウミツバメの群れに遭遇しました。もう少し遅れていたら黒っぽいオーちゃんは撮影不能になるところでした。さっそくオーちゃんたちと格闘しましたが何しろ小さい小さい。動きも法則性がなくてトリッキー。海面スレスレを飛ぶのであっという間に波間に隠れて見失います。ところで小笠原航路は片道1000km。これを25時間で航海するのですから単純に計算して時速40kmですよね。こりゃー走っている車の中から飛ぶ鳥を撮影するようなもので自分の技量では無理なのでは?などと考えながら...でも必死にオーちゃんを追いました。2等船室に戻ってからモニタで初列の根元の白いのが混じっていないかとか、腰の白いのが写っていないかなどと探しましたがオーちゃんだけだったようです。鳥果はともかく、やけに気分は盛り上がった一日ではありました。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-04-03 07:14 | 小笠原諸島・航路 | Comments(6)
Commented by よっちゃん3 at 2015-04-03 07:32 x
likebirds さん: お早うございます。よっちゃん3 です。

オーストンウミツバメ、初めて聞く鳥の名前です。
分類学者のオーストンさんが付けた名前なのでしょうか?
ツバメ類の飛翔撮影は、本当に難しいですよね。
私も、猛禽類の出現を待つ間にトライしたこともありますが、
全く歯が立たず、最近ではスルーすることが多いです。
今回は、船の上での撮影ということで、足元が動いている
訳ですから、余計に難しいのかなと思いました。
写真を拝見していて、ご苦労が偲ばれるようでした。
本当に、お疲れ様でした。でも、初見の鳥を撮影できたと
いう興奮で、かなりアドレナリンは出たのではないで
しょうか?

では、また。
Commented by 闘将・N at 2015-04-03 10:26 x
likebirdsさん、こんにちは。
小笠原航路での野鳥達との出会いも素敵ですね。そんな
船上では、素晴らしい出会いがありましたね。オースト
ンウミツバメやオオミズナギドリを速い船上からの撮影
は難易度が高いですね。そんな難しい撮影を綺麗に撮ら
れましたね。私も何時か行きたい小笠原です。
Commented by likebirds at 2015-04-03 21:35
よっちゃん3さん。コメントありがとうございます。
オーストンさんというイギリス人が名前の由来のようですね。
往路でこのウミツバメを探していてオガサワラヒメミズナギド
リを見逃してしまったので、復路では絶対に写真に収めようと
肩に力が入りました。
なかなか良い写真は撮れませんでしたが、証拠写真程度には
なるので内心ホッとしています。(likebirds夫)

Commented by likebirds at 2015-04-03 21:45
闘将・Nさん。コメントありがとうございます。
今回は0泊3日という変わった船旅で当日まで不安でしたが
参加してよかったと思っています。
それだけで万々歳のオガサワラヒメミズナギドリが現れたの
に気付かずに見逃してしまいましたが、今となっては面白い
笑い話です。
周りに島影さえ全く見えない外洋に出たのは初めてで不思議な
感覚を味わうことが出来ました。
ところで石垣島は素晴らしい成果がでましたね。シービーンズ
さんのブログも拝見しました。3名士揃踏みでしたね。(likebirds夫)
Commented by トシ at 2015-04-04 14:01 x
図鑑を見るとオーストンウミツバメは24cmとあります。
海上でこんなに小さな鳥を撮るのは至難の業ではないかと思います。
波に揺られながら波すれすれに飛ぶ姿をしっかりと撮れていて素晴らしいです。
Commented by likebirds at 2015-04-06 22:52
トシさん。コメントありがとうございます。
オーストンウミツバメは実感としてとても小さな鳥でした。
銚子港やマリーナで避難してきたハイイロウミツバメを見た
ときもとても小さく小鳥のように感じましたが、それよりも
小さく感じました。
真面目に取り組めばかなりの技量が必要だと思いますが、自
分はとりあえずシャッターを切りまくり、後で写っているの
を探す方法を撮りましたから。まぁカメラとレンズに撮らせ
てもらったということでしょうね。(likebirds夫)
<< カンムリウミスズメ  (小笠原航路) オオミズナギドリ (小笠原航路) >>