車の窓を開けるといきなり、ハマナスの枝先に飛び乗って「ちょりちょり」と鳴くシマセンニュウの姿を見つけました。
シブノツナイ湖でもシマセンニュウを見る事ができて、嬉しかったです。(likebirds妻)
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シブノツナイ湖ではシマセンニュウのお迎えを受けました
青く見えるのはシブノツナイ湖です
上にシブノツナイ湖、下にハマナスを入れて...
シマセンニュウが高い場所に出てきて
草の穂に止まってシマセンニュウが鳴いていました
先日も書きましたが、この場所ではエゾセンニュウ、マキノセンニュウ、シマセンニュウの3センニュウが揃い踏みでした。もっとも、エゾセンニュウは声を聞いただけで姿は見ませんでしたが。1度来ただけで断定するのは良くありませんが、センニュウの声の聞き比べや写真を撮るには最適の場所のように思えました。
シマセンニュウは旅行前のにわか勉強で、鳴きながら数メートル飛び上がっては下りるディスプレー飛行をするかと思い期待していたのですが、1度もそういう挙動は見ませんでした。餌を運んだり、短く鳴く警戒音も発しなかったので育雛もまだ始まっていないようでした。Wikipediaを見るとメスのみ抱卵と書いてあるので、これらの写真はすべてオスの可能性が大きいです。雌雄同色とも書いてあるので拘る必要はないかもしれません。
ウグイス亜科の鳥はみんなウグイスに見えて違いがわからないと言う人がいますが自分も同感です。渡りの途中の鳴かないシマセンニュウを自分の地元で見たらきっとわからないと思います。オオヨシキリだと思って疑わないかもしれません。そんなことを思いながら、撮ってきた写真を自宅で眺めるとやはり繁殖期の北海道へ行って良かったと自分に頷いています。
北海道旅行では現地でたくさんの人達と出会いました。羨ましいのはキャンピングカーで旅行をしているご夫妻です。札幌の森林公園で出会ったご夫婦はこれから3ヶ月北海道で過ごすと言ってました。北海道は秋が早いと聞いているので、それなら季節を跨いで秋まで居ることになります。サロベツでもそんなご夫妻が居ました。 またキャンピングカーでなくとも、大きめなワンボックス車の内部を寝泊りできるように改造されているご夫妻も多かったです。相互リンクしているご夫妻も最近そうされているようです。 キャンピングカーではありませんが、ワゴン車の中に棚を作ったり寝床を設えたりして車中泊で気儘に旅行されている単身者も多かったです。最近テレビ等で紹介されているキャンピングカーに改造されたワンボックスの軽自動車で旅行している人もいました。いつかはこういうこともしてみたいと思いますが当分無理です。(likebirds夫)