釧路市丹頂鶴自然公園に、孵化して2週間の雛がいると聞いて行ってきました。
もふもふの可愛いタンチョウの赤ちゃん。
本当に可愛かったです。(likebirds妻)
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親のタンチョウが立ち上がり雛の姿が見えました
親鳥は雛につきっきりです
雛鳥は食欲旺盛、親鳥は捕まえたザリガニを与えています
今度は虫でしょうか?
腹がいっぱいになると少し親から離れて冒険?
何だろう?
おかあさんといっしょ
根室の民宿「たかの」で同宿のご夫妻が釧路市丹頂鶴自然公園へ行って来たというお話を聞いて、自分たちも行ってみました。
そのときは雛が生まれて10日とのことでしたから、我々が行った日はちょうど2週間ということになります。この鶴公園は
釧路湿原の西側で釧路空港のすぐ北側のまりも国道沿いです。開園は午前9時からで早く着きすぎた自分たちは入り口で一時
間弱ほど待って入場しました。
入り口から入ると広い1本道が奥まで伸びていて、その左側に高いフェンスがあって、さらにその中がいくつかに仕切られ
ています。そのなかに番の鶴が住んでいるのですが、やはりタンチョウの動物園という感じは否めませんでした。ただ、それ
ぞれの区画が広く、奥行きもありタンチョウが身を隠そうと思えば隠れることも出来るので、大きなケージに入った鳥を見る
よりは多分に野趣がありました。探し回って出会いを求めるような探鳥好きの方には面白みがないかもしれませんが、タンチ
ョウが好きで近くで良く見たいという人には一見の価値ありと思います。とくに夏の釧路はタンチョウのOFFシーズンで付
近にほとんど居ませんから、釧路空港から程近いこの場所はちょっと寄ってみてタンチョウの思い出作りにはモッテコイなの
ではないでしょうか。
開園直後の柵内を見て廻りましたが、もうだいぶ大きくなっている雛は出ていましたが、生後2週間の雛の居る柵内は両親
のみで、期待していたヨチヨチ歩きは見えませんでした。成鳥1羽が草の上に腰を下ろしていたので、その下に隠れていた
ようです。
生後2週間の雛が親について出てくるともう反則です。ほとんどの観客がここに集まり釘付けになりました。雛は親鳥のあとを
付いて歩いたかと思うと、突然、誰もいない場所へフラフラと歩き出して親鳥を慌てさせたりしていました。タンチョウの餌を
狙っているのか数羽のハシブトガラスも付近に居て親鳥も警戒を怠れません。
他のカメラマンや小さな子供を連れた家族連れ、デート中らしき2人連れなどと一緒にそんな場面を見ているとあっという
間に時間が経ちました。(likebirds夫)