最終日もそろそろフェリー乗り場へと向かう時刻が迫っていました。
いったん静かになったカラ類の混群がまた賑やかに飛んできました。
その中にかすかに「ジュルジュル」というエナガの鳴き声が聞こえました。
声が聞こえるほうを探すと、高い枝先に見え隠れするその姿を見つけました。
北海道で、シマエナガを一目でいいから見たいと思っていたので、最後の最後に見る事ができて本当に嬉しかったです。(likebirds妻)
写真をクリックして拡大画像をご覧下さい
天辺の枝にいるシマエナガ発見
良いところに出てきてくれました 亜種シマエナガは初見初撮りです♪
せっかくなので大きくトリミング
やなぎの枝に移動しました
後姿も可愛いです
水浴びしたら、ボサボサであんまり可愛くないです
丸く膨らみました
フェリーに乗って帰るので、松に来たこのショットを最後にbyebyeです。
北大研究林へ来た目的のひとつはシマエナガを未だ見ていなかったからでした。他所様のHPなどの写真を見て、その可愛さに魅了されてしまいひと目だけでも見てみたいと思いました。エナガ独特のジュルジュルの声を聞けば比較的容易に出会うことが出来ると思っていましたが、肝心のその声がさっぱり聞こえてきませんでした。
亜種のエゾコゲラやキタキバシリ、さらには種のハシブトガラにも出会うことが出来たので「まあ、いいか」と思い始めた頃になって、水飲み場の上方から声が聞こえだしました。急いで水飲み場に戻り頭上を探すと枝が混んでいてとても見えにくいところに数羽のシマエナガが動いていました。
エナガはチョロチョロと飛び移るのが商売みたいな鳥なので、待っていれば必ず見える場所に出てくると思って待っているとやっぱり出てきてくれました。最後の最後になってやっとシマエナガと出会うことが出来ました。
もうひとつの目的であったミヤマカケスは間近で声を聞きましたが枝葉に阻まれ見ることは出来ませんでした。出会えた喜びと出会えなかった心残りを胸に抱えながら苫小牧港へ向かいました。(likebirds夫)