メグロ① 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(13)母島
 母島は日差しはとても強いですが、日陰は風が涼しく、カラッとした気候でした。
港の東屋で昼食を済ませて、いよいよ探鳥です。
メグロは小笠原固有種の鳥として現存する唯一の鳥で、特別天然記念物に指定された貴重な鳥さんですが、
庭木の果物やガジュマルの実を食べに来る姿を沢山見ることができました。
目の周囲の黒い三角印を見た時に「本当に目の周りが黒い!」と、出会いに感激でした。
(likebirds妻)




写真をクリックして拡大画像をご覧ください




島レモンの枝にとまるメグロ  初見初撮り!!のショット 
a0052080_21433581.jpg







別の場所です  直前まで居座っていた台風で落ちたパパイアの実にやって来ていました
a0052080_19520706.jpg







パパイアの果実を千切って食べていました
a0052080_19523994.jpg







落ちたパパイアを物色中
a0052080_19450309.jpg






人を怖れる様子はなく近くの枝にとまりました
a0052080_19532502.jpg








a0052080_19452857.jpg







正面顔はデビルマンです
a0052080_19454043.jpg







マンゴーかパッションフルーツの1種でしょうか? わかりません
a0052080_19535884.jpg







ミカンの葉に着く小さな虫を食べることもありました
a0052080_19543997.jpg







虫を探すメグロ
a0052080_22385904.jpg







こちらを見ています 歌舞伎役者のようです
a0052080_22421025.jpg







朝日を浴びて、黄色が濃く見えました
a0052080_19454950.jpg






落ち葉の溜まる地面に下りて枯葉をほじくることも
a0052080_22014572.jpg







花の名を書き留めたノートの字が汚過ぎて自分でも読めませんでした
a0052080_10480822.jpg




 ハハジマメグロです。
 母島に到着して昼食のお弁当を食べた後、港の待合所に再集合してガイドさんに着いての鳥見の開始です。この時は自由参
加で独自に行動される方達もいました。われわれ夫婦はこんなところにおっ放されてもどうして良いのか見当もつかないので
ガイドさんの引率に加わりました。
 アカガシラカラスバトがすぐそばに居るとの情報が入り、ぞろぞろ付いて行くと狭い路地に先客がいました。そこへ先客の
倍くらいの人数のわれわれが加わり大混雑になりました。まるで珍鳥の出た関東のような状態でひしめき合い、予想通り本土
では名物の怒号も少々。。
 母島へ向かうときに自分たちは手持ちのレンズに持ち替えていたのでギャラリーの三脚の前にうずくまったり、脇の少し離
れた場所で撮影出来ました。
 そこで島レモンの畑で生い茂った葉の下の暗い場所に居るメグロを見つけ嬉しい初見初撮りを果たしました。
 メグロ撮ったことで大喜びをしましたが、メグロは母島では極めてありふれた鳥さんでした。集落の街路樹にも、畑にも、
林の中にもいました。電線や電柱にとまり、民家のテレビアンテナにとまっているのを最初のうちは皆んなで激写しました。
 単なる印象ですが、島にあふれるメジロ5に対してメグロが1の割合に思えました。
 翌日、民家の庭のミカンの木にメジロに混じってメグロ達も来ているのを見ていると、その家の人が出て来てパン屑を撒き
ました。面倒を見ているとのことでした。メジロやマグロが地面に下りて撒かれたパンくずを食べる様はまるでスズメです。
ベランダから通じる屋根にはスイカが千切って置いてありました。それにもメジロとメグロが群がっていました。
 メグロの写真は何回も事前に見ていましたが、やっぱり写真通りとは言え実際に見るとインパクトがありました。歌舞伎の
化粧をしているようだと思いましたが、目の周りの黒い逆三角形を見ると高名な鳥類学者さんが書かれているデビルマンのほ
うがピッタリかも知れません。頭頂から背中だけが見えるときにはメジロの草色を汚したような暗緑灰色でかなり地味です。
これが頭を上げて振り向くと超ド派手な黄色地の顔喉胸腹にくっきり黒字の化粧模様ですから「よっ!団十郎!」みたいな感
じです。likebirds妻に言われて初めて気付きましたが、メグロの黄色は濃く鮮やかな個体と薄く褪めたような個体が居ました。
この差異の原因は何かはわかりません。性差や鳥齢差、季節羽差があるのかもしれません。
 メグロはメジロよりひと回り大きく(並ぶとずいぶん大きく見えました)、その分だけ動きもおっとりです。人為的に持ち
込まれるまでは哺乳動物はコウモリだけ、ヘビも居ない島で独自の進化をしただけあって警戒心は鈍く撮り放題でした。
 メグロは聟島列島では絶滅、父島列島では記載はあるが痕跡は無し、世界中でこの母島列島のうちの3島にしか居ない超希
少種にこれほど容易く出会えることにびっくりでした。父島に2泊分の宿を取って、母島へは日帰りでメグロやアカガシラカ
ラスバトを撮影してその日の内に父島へ帰る人が沢山居ましたが納得です。
 われわれは母島で1泊ですから翌日も朝から撮りまくりでした。宿泊は3分宿で他の2宿は知りませんが、自分たちの宿は
部屋も広くて快適でした。船中泊をまったく苦にしていませんでしたが、陸のベッドで寝てみると幸せを噛みしめることが出
来ました。宿の食事も美味しかったのですが、しっかりした陸地の部屋で食べる食事は妙に楽しいものでした。
 翌日も朝食前から鳥見をしてメグロも撮影しましたが、後日メグロ②でUPいたします。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-06 17:30 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)
Commented by kenxken_mints at 2017-10-06 22:28
☆likebirdsさん こんばんは^^
可愛いですね♪
メグロさん やっと撮れて良かったですね(*^^*)
しかも とっても近そうで羽根まで ハッキリと鮮明で
本当に綺麗に撮られていて 見とれました^^お見事です!
Commented by よっちゃん3 at 2017-10-07 05:49 x
likebirds さん: お早うございます。よっちゃん3 です。

これがメグロですね。小笠原の母島と言えば、メグロだと
思っていたのですが、実は、メジロの方が多いのですね。
人為的にメジロが持ち込まれたとは、全く知りませんで
した。
でも、正直言って、メグロの方が圧倒的に良いですね。
特徴的な顔つきは、どこかガビチョウを思わせますが、
歌舞伎役者という表現がぴったりくるな、と思いました。
素晴らしい出会いになりましたね。

では、また。
Commented by トシ at 2017-10-07 06:51 x
メグロ沢山撮れましたね。
目を隈どる黒い三角模様は不思議な感じです。
神は何であのような模様を創造されたもうや?((笑)。
綺麗に撮れていて素晴らしいです。
初撮りおめでとうございます。
Commented by likebirds at 2017-10-07 09:50
kenxken_mintsさん。コメントありがとうございます。
今回の旅行でダントツにシャッター回数が多いのがこのメグロでした。
どこにでもメジロが居るのですが、メジロが居れば必ずメグロが混じって
いるような感じでした。
もともとは森林性の鳥とのことですが、民家の軒先にもちゃっかり居るの
で嬉しくなりました。(likebirds夫)
Commented by likebirds at 2017-10-07 10:02
よっちゃん3さん。コメントありがとうございます。
父島にも母島にもメジロは不思議なほどたくさんいました。伊豆七島には
シチトウメジロ、硫黄島にはイオウトウメジロが居るにもかかわらず、その
中間点の父島・母島には元来メジロは居なかったという話にもびっくりしました。
その2亜種が持ち込まれ交雑して猛烈に増えたのには2度目のびっくりです。
メグロを初めて見つけたときは肉眼ではなくて、ファインダーを覗いていたとき
だったのですが、あの顔には強烈な印象を与えられました。(likebirds夫)
Commented by likebirds at 2017-10-07 10:12
トシさん。コメントありがとうございます。
メグロはこの旅行の超特大な目玉のひとつでしたから、出会いを神に
祈るような気持で母島に渡りました。母島ではメジロに次いでありふれた
鳥さんだったので嬉しい誤算になりました。
色々な綺麗な模様をした鳥が居ますが、メグロの顔の黒の三角形や眉間
のTの字は幾何学的で天然とは思えず、化粧のようで不思議でした。
たくさん撮れて未だ全部見ていません。嬉しい悲鳴です。(likebirds夫)
Commented by youshow882hh at 2017-10-07 14:46
こんにちは。ゆーしょーです。
メグロという小鳥なのですね。
初めて見ました。
名前も初めて知りました。
目の周囲は、メジロと同じように白いですが、
その外に黒い三角模様がありとても可愛いです。
写真も何時もながら素晴らしいです。
母島、向島、妹島にいる固有種なのですね。
Commented by likebirds at 2017-10-07 18:26
ゆーしょーさん。コメントありがとうございます。
メグロは戦時中を境に婿島列島では絶滅し、母島列島の中の3島だけで
辛うじて生き延びている国の天然記念物です。
さらに小笠原の鳥の固有種で現在も生きているのはこのメグロだけで、
他の鳥種はすべて絶滅しています。
小笠原旅行で母島へ立ち寄るのはこのメグロを見るのが第一の目的です。
仰る通り、白いアイリングの外側に逆三角形に黒い化粧をしたシャレものです。たくさん撮り過ぎて写真の整理が大変です。(likebirds夫)
<< ノビタキ メジロ 小笠原・硫黄島3島クル... >>