大きなカラマツの木の近くに車を止めると「ちゅるちゅるちゅる」と言う
ベニヒワの鳴き声が遠くに聞こえました。
待っているとだんだん声が近くなって、カラマツの実に向かって次々と白い鳥が飛びつくのが見えました。
ベニヒワの群れでした。数羽のマヒワも混ざっています。
見たいと思っていたベニヒワを見ることができて、本当に嬉しかったです。(likebirds妻)
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南牧村の高原でベニヒワの群れに遭遇しました。群れは30羽くらいで少数マヒワが混じっていました。 早朝から狩場のフクロウを探して廻ったのですが、心当たりの場所は道路が出来ていたり、林が切り払われて整地され自然エネルギーの太陽光パネルが並んでいました。当てが無くなり陽も高くなってきたので、今冬ベニヒワの目撃例の有ると教えていただいた場所へ行き、休憩も兼ねて車を止めました。周囲を見ながら立っていると鳥の声が聞こえます。聞き覚えがあるような気がしますがわかりませんでした。 likebirds妻がベニヒワの声だと言うので双眼鏡でキョロキョロしているとバラバラっと白いとても小さな鳥の群れが飛んで来て直ぐそばの木に止まりました。双眼鏡を覗くとベニヒワでした。 こんな旨い話はないと思い、双眼鏡でもう一度確認すると紅色のおでことほんのり紅い胸が確認できました。 道路を車やバイクが通るとパッと飛んで遠くへ行ってしまいますが、待っていると戻ってきます。そんなことを何回も繰り返していていると、大きなランドクルーザーが止まり、4人のグループが飛び出してきました。何を撮っているのか聞かれベニヒワと答えると彼らも大急ぎでカメラを出してきて一緒に撮影しました。私たち2人のときには地面で雪を食べましたが、さすがに6人になると下りて来てくれませんでした。その後、昼過ぎにもう1人来られましたが残念ながらベニヒワは来ませんでした。 ベニヒワは夢中でカラ松の実に頭を突っ込んで採餌しているので顔のない写真の量産となりました。 3年前に初見初撮りした時には福島県まで2泊で旅行に行き、やっと撮りました。それに比べて日帰りの今回は安上がりで大助かりです。ご連絡下さった方には感謝しております。(likebirds夫)