最寄りの川でミサゴの飛び込みを待っていました。横に居た人が双眼鏡を
覗きながら、「あっオオタカが水浴びしてる」と言いました。場所を教えて
もらい望遠レンズで見ると、自分の真正面の対岸に水に肩まで浸かったオオ
タカが見えました。
対岸までの距離は約140mほどあるので肉眼での視認は厳しかったです。
オオタカは水に浸かってじっとしていて、水浴びではなく獲物を捕らえて
水に沈めているのだろ言うということになりました。
付近に2羽並んで泳いでいたカイツブリが1羽になっているので、獲物は
そのうちの1羽かもしれません。オオタカは長い間水の中に居続けましたが
動き出して足に掴んでいるものを岸に上げました。
後ろ向きで上がったので何かは確認できませんでした。場所はちょうど草
が邪魔になって見えにくいところでした。
草の隙間からオオタカが獲物の羽毛を毟っているのがわかりました。オオ
タカの黄色の足や獲物の羽を毟られて露出した赤い肉も少し見えました。
オオタカは突然飛び出して少し離れた木の枝にとまりました。食事はまだ
始まっていないはずなのに、何故折角の獲物を放して飛んだのか理由がわか
りませんでした。
視線を元のオオタカの場所に戻すと、そこにはノスリがいました。どうや
らノスリに獲物を奪われてしまったようでした。(likebirds夫)
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対岸(140m)でオオタカが川の水に浸かっていました
水浴びにしては動きがありません
水鳥を抑えているようです
暫くすると後ろを向きました
足に掴んでいるものを岸に上げました
運悪く、草が邪魔で良く見えません
獲物の羽毛を毟りながら辺りを警戒しています
突然、飛び出しました
足に獲物は持っていません
少し離れた場所の木の枝にとまり、身体を乾かし始めました
どうやら、獲物はノスリに奪われたようです