旅行2日目は朝10時頃から終日雨。3日目の日光も朝から大雨。諦めて帰る途中に寄った赤沼駐車場に着いたとたんに、だんだんと雲が切れて快晴になりました。すごくラッキーでした。
雲ひとつない青空になった戦場ヶ原は、人も少なく空気も爽やかでとても気持ちが良かったです。木道を歩いているとアオジやノビタキが迎えてくれました。どんどん進んで林に差し掛かると小さな鳥が飛び交っていました。よく見ると数羽のキバシリが口に巣材を咥えて木から木へと飛び交っていました。急いでカメラを向けましたが、どんどん木の上に登ってしまうのでカメラを三脚からはずして手持ちで撮影しました。小さくてよく動くので首と手がとても疲れました。でもキバシリは初撮りなので、最初は嬉しくて手が震えました。この時「今日はなんてついているんだろう」とつくづく思いました。(likebirds妻)
likebirds妻;30D+400mm キバシリは足を大きく広げて木を登っていました
likebirds夫;30D+500mm 綿のようなものを運んでいました 羽毛かも知れません
likebirds夫;30D+500mm 蛾をつかまえたようです
likebirds妻;30D+400mm ふわふわの巣材を何度も運んでいました
ここでキバシリは昨年も見ましたが、デジスコで液晶を見ながら追いかけると気分が悪くなってもどしそうになるので断念していました。習性をつかんで一瞬止まるときを狙うと教わりました。しかし静止するのはほんの一瞬で、その間にスコープのピントを合わせシャッターを半押ししながら振動の収まるまで待つなんて技は私にはありませんでした。
今回は最初から一眼で狙いましたが、現実はあまくありませんでした。キバシリは巣材運びで木を走り回るは、木から木へ飛び回るはでまともにファインダーに収まりません。
妻はカメラを三脚から外して手持ちで追いかけ始めましたが、500mmの私は手持ちで振り回すわけにもいかず、結局昨年のデジスコのほうがマシという結果に終わりました。(likebirds夫)