カテゴリ:小笠原諸島・航路( 30 )
カツオドリ② 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(19)航路
 小笠原の航路で一番姿を見せてくれたカツオドリ。
普通の鳥に思えるほど、沢山見ることができました。
海に似合う鳥さんでした。(likebirds妻)




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母島港の奥の浜でカツオドリが漁をしていました
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待っていると豪快なダイブも見せてくれました
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父島景勝地のハートロックとカツオドリ
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船のマストに止まって、ちゃっかり休憩を兼ねて魚を狙います。
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空もカツオドリも夕焼け色に染まってました
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 9月の小笠原旅行の報告を再開します。 ぐずぐずしている間に2ヶ月経ってしまいましたので、だいぶ記憶が薄れて来て
いて手帳を頼りにキーボードを叩いています。
 旅行初日と最終日を除いて、カツオドリはずっと姿を見せ続けてくれました。他の海鳥の出が悪かったり、遥か遠くでよく
見えなかった時間帯を埋めるようにカツオドリが目を楽しませてくれました。
 誰にとってもとても分かりやすい鳥なので、ガイドさんの声に耳をそばだてたり、ズボンのポケットにネジ込んだ「海鳥識
別ハンドブック」を引っ張り出して四の五の頭を悩まさずに無条件で楽しめるのが良かったです。
 茶色の身体に陶器の仮面を被ったような無表情の顔で我々の目の高さを悠々と飛んでビー玉みたいな目でこちらを見たり、
突然身を翻して急降下してドボ~ンを見ていると気分爽快でした。(likebirds夫) 

by likebirds | 2017-11-16 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(6)
メグロ② 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(19)母島
 母島最終日、相変わらず焼け付く日差しです。
昨日見回ったところを歩いていると、ガジュマルを食べにくるメグロが見られると教えてもらいました。
直近に小笠原を襲った台風で、あちこちのガジュマルの実は落ちてしまっていましたが、そこの木だけは赤くたわわに実っていて
メグロやメジロがひっきりなしに実を食べにやって来ていました。
涼しい日陰の道端に腰を下ろして、見てみたかったガジュマルの実を食べるメグロを存分に見ることができてとても嬉しかったです。
(likebirds妻)



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小さなりんごのようなガジュマルの実
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実をほじるように夢中で食べています
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食べている最中にふとこちらを見ましたが逃げません
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メジロのように逆立でぶら下がりました
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ガジュマルから我々の横の別の木に飛び移りました
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 小笠原旅行ツアーの5日目。母島に宿泊した翌日に撮影したメグロです。この日は母島から父島へ戻り、午後3時半には父
島からおがさわら丸で東京へ向け出港です。正午には港の待合所に集合しなければなりません。
 早朝から食事を挟んであちこちとうろちょろしていたのですが、大きなガジュマルの木の実を食べにくるメグロが撮影でき
る場所があると教えていただき急行しました。その場所は幸い日陰に座ってメグロを撮ることが出来る場所でした。
 旅行に出発以来ずーっとテンション上げ上げで過ごしてきたので、知らぬ間にすっかり疲れていました。日陰で涼しい風が
当たる場所に丁度良い高さの冷たい石があります。これ幸いと腰かけてメグロを撮りました。お尻の下の石は冷たくて良い気
持ちでした。
 メグロは人を怖れず、ガジュマルの赤い実をつついて中身をむしり取るように食べる姿を至近の距離で見ることが出来ました。
信じられないほどノホホンとしてるメグロ(カラスバトも同様です)を見ていると、自然界も人間界も弱肉強食が常と言われ
ていますが嘗ては違う世界もこの鳥にはあったんだろうなぁという気がしてきます。
やっとのんびりした旅行気分に浸りながらの野鳥撮影を楽しむことが出来ました。後は集合場所近くのお店でアイスクリーム
を食べるだけです。主要な興味がアイスやジュースへ移っていくのを止められませんでした。
 小笠原固有種のうち、オガサワラカラスバト、オガサワラガビチョウ(本土の外来種ガビチョウとは関係ありません)、
オガサワラマシコは絶滅して、メグロ1種だけが辛うじて生き延びているそうです。
 DNAの分析では互いに数キロしか離れていない母島・向島・妹島の三島のみに生息しながら相互の交流はほとんどないそ
うです。各島で独自の進化を遂げている可能性があるとのことでした。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-30 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)
オガサワラヒヨドリ 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(17)父島・母島
 オガサワラヒヨドリはこちらで見るヒヨドリと違って、けたたましく鳴くことも無く姿も余り見かけませんでした。
強い日差しに汗だくで集中力がなくなってしまっていましたが、もう少し見ておきたかったと心残りの鳥さんです。
(likebirds妻)




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パイナップルではありませんでした  小笠原固有のタコノ木でした
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落ちたパパイアを食べに来たのですが、遠慮がちな様子です
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換羽中(?)で姿がちょっと貧相です
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暗い乳房山登山道のオガサワラヒヨドリ
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 小笠原旅行の報告を続けます。 ヒヨドリですみません。
 陸地の鳥の撮影で悔いが残ったのは先日UPした亜種オガサワラノスリと今回の亜種オガサワラヒヨドリです。どちらも積
極的に撮影したのではなく、鳥見の途中で見かけるとついでに撮っておいたものです。そして両者とも頻繁に見かけたもので
はありませんでした。敢えて言えばメジロもついでに撮ったのですが、何処にでも居るので結果的にはいろいろ撮れました。
 オガサワラヒヨドリを最初に見たのは母島でパパイアの落実を食べにくるメグロを待っているときでした。本土のヒヨドリ
のように喧しく鳴かずにサッと現れて一瞬だけとまって飛び去りました。
 次に会ったのは乳房山登山道です。この時は鳴いていましたが、本土のように鬱陶しいほどの鳴き方ではありませんでした。
声は本土のヒヨドリより甲高かったです。2年前は街中で煩いと思ったのと逆の印象でした。
 体色は以前に石垣島で見たリュウキュウヒヨドリのように黒っぽかったのですが、観察時間がほとんどなかったのでそれ以
上の記憶がありません。
 この小笠原諸島には異なる2種類のヒヨドリが別々の場所に住んでいるそうです。(昨年の森林総合研究所プレスリリース
、及び 毎日新聞記事
 そのひとつがこの旅行でわたしたちが見た亜種オガサワラヒヨドリです。父島群島・母島群島を住み家として、起源は沖
縄・八重山諸島から1800kmの海を渡ってやって来たヒヨドリです。
 もうひとつが硫黄島を含む火山列島に住む亜種ハシブトヒヨドリで、本州または伊豆諸島から渡って来たものが起源とのこ
とです。文字通りオガサワラヒヨドリよりクチバシが太いそうです。
 つまり異なる進化を遂げてきた2集団がそれぞれの場所に定住して交じり合うことなく現在に至っているそうです。
 これを知ってNHKの番組「歴史ヒストリア」を見る思いがしました。古くは皇家の血を引く源氏と平家が別々の隣り合う
島に進出し、決して交じり合うことなく自分たちの血統を守りながら独自の文化を発展させるなーんちゃっての壮大な歴史ロ
マンを連想(妄想?)したからです。
 そんなことを考えながら旅行に出かけたのですが、現地では頭からすっかり抜けていました。likebirds妻に話すのは「アイ
ス買ってきて!」ばっかりで、当然ながら撮った写真はショボイものとなりました。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-25 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(6)
オガサワラノスリ 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(16)父島・母島
 オガサワラノスリは何度か見ることができました。
こちらで見るノスリより色白でした。
前回に続き、今回もオガサワラノスリを見ることができて嬉しかったです。
(likebirds妻)


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宿泊した母島での夕食。 名物の島寿司はとても美味しかったです
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父島の二見港で電線にとまるオガサワラノスリ  ははじま丸のデッキから
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レンズを向けると直ぐに飛びました
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母島では青空を旋回する姿を見ることが出来ました
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本土のノスリより白っぽいそうです
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母島で、高いところを旋回して飛び去ってしまいました
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 9月8日~9月13日の小笠原旅行の報告を続けます。
 父島や母島の気候は気温が30度くらいでした。東京の酷暑日程は高くありません。日陰に入ると案外涼しかったです。
木陰に入って風に吹かれると何とも気持ちが良く、日向で歩きに歩いて掻いた大汗も引いてくれました。
島にとまったのは唯一母島だけでしたが、ここで泊まった「アイランドリゾート母島ナンプー」は清潔感満点、広くて快適で
した。食事も地元の料理がとても美味しかったです。船中泊をまったく苦にしていませんでしたが、やはり陸地の広いベッド
での睡眠はこの旅行を通じて1番の睡眠を得ることが出来ました。風呂も各部屋に付いていて船内のシャワーのような混雑や
順番もなく、後ろで待つ人を気にすることなくゆっくりと入浴することが出来ました。
 オガサワラノスリは以前にも飛んでいるのを短時間見たことがありましたが、今回も見たのは短時間でした。父島から母島
へ向かうためははじま丸に乗船し、デッキから港岸辺の電柱に居るオガサワラノスリを見つけました。レンズを向けると直ぐ
に飛びました。その次は母島でガイドさんに引率されて移動中に空を飛んでいました。河口近くの川で幼鳥が水浴びをしたり
餌を捕っているのを見た人もいました。その場所へ私たち二人も何回か行ってみましたがその度にオガサワラノスリは留守で
した。
 ノスリの国内の亜種は基亜種ノスリ、この亜種オガサワラノスリの他には亜種ダイトウノスリがあります。ダイトウノスリ
は絶滅、亜種としての存在に疑問とのことです。そうすると現在国内では2亜種だけと言うことになります。そして推定生息
数約60羽という少なさです。それなら、もう少し様々なオガサワラノスリの写真が欲しかったとちょっと悔いています。
 他に猛禽も居ないため、このオガサワラノスリが生態系の頂点に君臨している鳥さんです。今の頂点は野生化したネコと言
う人もいますが。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-21 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)
ハシナガウグイス 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(15)母島
 2年前に行った小笠原弾丸ツァーの時に、声だけしか聞くことが出来なかったハシナガウグイス、
今回は是非見てみたいと思っていました。
何とか、写真に収めることが出来てとても嬉しかったです。
(likebirds妻)



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草薮から一瞬出てきたところを、運よく細くて長いクチバシが撮れました
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翌朝、乳房山登山道でもハシナガウグイスに出会いました
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明らかにクチバシが長いように見えますがどうでしょう?
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囀りは「ヒーーーーチョッチョリ、チョッチョリ!」と聞こえました
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ぐっと近づきましたが逃げません
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枝が邪魔ですが。。
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登山道を入るとチトセラン(トラの尾)が群生しています
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乳房山登山道
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乳房山
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 中断していた小笠原旅行の報告を再開します。
 アカガシラカラスバトの次はやはり小笠原固有亜種のハシナガウグイスです。聟島列島では絶滅、この父島母島を含む小笠
原群島でも野生化した野ネコに襲われて数を減らし、環境保護のため野ネコがコントロール下に置かれるとそのことにより数
を増やした外来種クマネズミに襲われて更に減っているとのことです。
 早めに見ておかないと徐々に見つけにくい鳥になってしまう可能性大なので、今回出会うことが出来たのは大きな喜びにな
りました。
 ガイドさんに引率されてアカガシラカラスバトを探しているときに、少し開けた場所で「チャッ、チャッ」とウグイスの地
鳴きの声がしました。ひとりが目敏く低木の枝に居るウグイスを見つけて写真に撮りました。そのあとすぐにウグイスは下の
ゴチャゴチャの藪の中に下りてしまったので自分は見ることもできませんでした。
 それを今度はlikebirds妻が素早く撮っていました。亜種ハシナガウグイスは嬉しい初見初撮りです。
 カメラのモニタには亜種ウグイスより明らかに長いクチバシが写っていました。
 翌日に乳房山(ちぶさやま)の登山道を登った時にもハシナガウグイスに出会うことが出来ました。乳房山は登山道入り口
で靴の泥を洗い落とす等すればガイドの引率無しで登れる山です。
 誰も居ない登山道を自分たちだけで登るのは最初は少し不安でしたが、一本道なのでどんどん登りました。入り口付近は
びっしりとチトセラン(トラの尾)が生い茂った細い道です。本土では鉢に植える観葉植物ですから、やっぱり南国へ来たも
んだという実感がありました。1時間ほど早足で登りましたが、朝食の時間に間に合わせるために途中で引き返しました。
 引き返し始めてすぐに、聞き慣れない鳴き方の大きな声がしました。likebirds妻が「ウグイス!ウグイス!」と言うので声
のほうを見ると小さな鳥がチョロチョロと枝間を移動していました。ファインダーで覗くとウグイスでした。そう言えば声は
間違いなくウグイスです。ウグイスが外国語をしゃべっているといえば感じが近いと思います。
 こちらは日本語風に「ホーホケキョ」と口笛を吹こうとしましたが、何故か唇が強張って上手く吹けませんでした。でも、
幸いウグイスは少しづつ近づいて来てくれました。こちらから近づいても逃げません。
 登山道は鬱蒼としていて暗いので撮影は難しかったですが、ハシナガウグイスとはっきりわかる写真もあったので幸いでした。
 朝食前に大汗を掻きましたが登って良かったと喜び合いました。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-19 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(10)
アカガシラカラスバト 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(14)母島
 母島に上陸して直ぐに、アカガシラカラスバトを見ることができました。
おっとりした美しい鳥さんでした。
小笠原では、地元の人に親しみを持ってもらうため「アカポッポ」という愛称で呼ばれているそうです。
探すのが大変と思っていたのですが、間近でしっかりと見ることができて、本当に嬉しかったです。
(likebirds妻)



写真をクリックして拡大画像をご覧ください




最初は隙間からやっと見える状態でした
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アカガシラカラスバトが寄ってきました  混雑で後ろに下がれず。。
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名前の通り頭部には赤味がありますね
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上とは別の場所で   ガイドさんが見つけたアカガシラカラスバトはこんな場所
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われわれを見て驚いたのか、木を登り始めました
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両足でトコトコ登ります  これはビックリ (@_@)
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全く翼を使わずどんどん登って高い場所まで登り切りました
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ぴょんと飛んで横枝にとまりました
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目一杯後ろに下がってワイド端で
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あっ飛んだ  でも暗くてブレブレ
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更に高い枝へ飛び移りました
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金属光沢の美しい鳥さんです
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もっと見たかったのですがお別れとなりました
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 急に寒くなって震えが来ますが、中断していた暑い暑い小笠原・硫黄島3島クルーズツアーの報告を再開します。
 どれもドデカイ写真になってしまって恐縮です。撮影中、頭部が異様に小さく感じられました。(ボクとは逆です。)
 小笠原旅行母島で今回はカラスバトで小笠原固有亜種アカガシラカラスバトです。母島上陸直後に見たときには狭い路地に
大混雑の中での撮影でいささか閉口しました。アカガシラカラスバトが生垣の向こうの果物類の農地に下りていたので、隙間
を通して見るので、見える場所が限られたからです。
 そのあとでガイドさんの案内で見たときには山のふもとの暗い林の中で落ち着いて見ることが出来ました。
 以前に宮古島の大野山林で亜種ヨナクニカラスバトを見ましたが、それよりは頭から首にかけて赤味がありました。首周り
から胸のかけての金属光沢もよりはっきり見えました。
 この鳥は人を怖れる本能が無いのか、近づいても逃げません。われわれに馴染みのある公園のハトも餌をねだって近づいて
きますが、そういう所謂人馴れではなく、人を疑うことを知らない赤ん坊のようなあどけなさでした。
 アカガシラカラスバトを捕まえるのは簡単で、餌を撒いた地面にひもの付いた棒に篭を立てかけて、ハトが来たら紐を引っ
張れば良いそうです。この鳥さんの性格はいわゆる「のほほん」ですね。
 哺乳動物はコウモリだけで、ヘビも居なかった小笠原で暮らしていたアカガシラカラスバトが絶滅寸前になるのも無理はな
いと思いました。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-15 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(4)
メグロ① 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(13)母島
 母島は日差しはとても強いですが、日陰は風が涼しく、カラッとした気候でした。
港の東屋で昼食を済ませて、いよいよ探鳥です。
メグロは小笠原固有種の鳥として現存する唯一の鳥で、特別天然記念物に指定された貴重な鳥さんですが、
庭木の果物やガジュマルの実を食べに来る姿を沢山見ることができました。
目の周囲の黒い三角印を見た時に「本当に目の周りが黒い!」と、出会いに感激でした。
(likebirds妻)




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島レモンの枝にとまるメグロ  初見初撮り!!のショット 
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別の場所です  直前まで居座っていた台風で落ちたパパイアの実にやって来ていました
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パパイアの果実を千切って食べていました
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落ちたパパイアを物色中
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人を怖れる様子はなく近くの枝にとまりました
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正面顔はデビルマンです
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マンゴーかパッションフルーツの1種でしょうか? わかりません
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ミカンの葉に着く小さな虫を食べることもありました
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虫を探すメグロ
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こちらを見ています 歌舞伎役者のようです
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朝日を浴びて、黄色が濃く見えました
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落ち葉の溜まる地面に下りて枯葉をほじくることも
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花の名を書き留めたノートの字が汚過ぎて自分でも読めませんでした
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 ハハジマメグロです。
 母島に到着して昼食のお弁当を食べた後、港の待合所に再集合してガイドさんに着いての鳥見の開始です。この時は自由参
加で独自に行動される方達もいました。われわれ夫婦はこんなところにおっ放されてもどうして良いのか見当もつかないので
ガイドさんの引率に加わりました。
 アカガシラカラスバトがすぐそばに居るとの情報が入り、ぞろぞろ付いて行くと狭い路地に先客がいました。そこへ先客の
倍くらいの人数のわれわれが加わり大混雑になりました。まるで珍鳥の出た関東のような状態でひしめき合い、予想通り本土
では名物の怒号も少々。。
 母島へ向かうときに自分たちは手持ちのレンズに持ち替えていたのでギャラリーの三脚の前にうずくまったり、脇の少し離
れた場所で撮影出来ました。
 そこで島レモンの畑で生い茂った葉の下の暗い場所に居るメグロを見つけ嬉しい初見初撮りを果たしました。
 メグロ撮ったことで大喜びをしましたが、メグロは母島では極めてありふれた鳥さんでした。集落の街路樹にも、畑にも、
林の中にもいました。電線や電柱にとまり、民家のテレビアンテナにとまっているのを最初のうちは皆んなで激写しました。
 単なる印象ですが、島にあふれるメジロ5に対してメグロが1の割合に思えました。
 翌日、民家の庭のミカンの木にメジロに混じってメグロ達も来ているのを見ていると、その家の人が出て来てパン屑を撒き
ました。面倒を見ているとのことでした。メジロやマグロが地面に下りて撒かれたパンくずを食べる様はまるでスズメです。
ベランダから通じる屋根にはスイカが千切って置いてありました。それにもメジロとメグロが群がっていました。
 メグロの写真は何回も事前に見ていましたが、やっぱり写真通りとは言え実際に見るとインパクトがありました。歌舞伎の
化粧をしているようだと思いましたが、目の周りの黒い逆三角形を見ると高名な鳥類学者さんが書かれているデビルマンのほ
うがピッタリかも知れません。頭頂から背中だけが見えるときにはメジロの草色を汚したような暗緑灰色でかなり地味です。
これが頭を上げて振り向くと超ド派手な黄色地の顔喉胸腹にくっきり黒字の化粧模様ですから「よっ!団十郎!」みたいな感
じです。likebirds妻に言われて初めて気付きましたが、メグロの黄色は濃く鮮やかな個体と薄く褪めたような個体が居ました。
この差異の原因は何かはわかりません。性差や鳥齢差、季節羽差があるのかもしれません。
 メグロはメジロよりひと回り大きく(並ぶとずいぶん大きく見えました)、その分だけ動きもおっとりです。人為的に持ち
込まれるまでは哺乳動物はコウモリだけ、ヘビも居ない島で独自の進化をしただけあって警戒心は鈍く撮り放題でした。
 メグロは聟島列島では絶滅、父島列島では記載はあるが痕跡は無し、世界中でこの母島列島のうちの3島にしか居ない超希
少種にこれほど容易く出会えることにびっくりでした。父島に2泊分の宿を取って、母島へは日帰りでメグロやアカガシラカ
ラスバトを撮影してその日の内に父島へ帰る人が沢山居ましたが納得です。
 われわれは母島で1泊ですから翌日も朝から撮りまくりでした。宿泊は3分宿で他の2宿は知りませんが、自分たちの宿は
部屋も広くて快適でした。船中泊をまったく苦にしていませんでしたが、陸のベッドで寝てみると幸せを噛みしめることが出
来ました。宿の食事も美味しかったのですが、しっかりした陸地の部屋で食べる食事は妙に楽しいものでした。
 翌日も朝食前から鳥見をしてメグロも撮影しましたが、後日メグロ②でUPいたします。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-06 17:30 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)
メジロ 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(12)母島
  硫黄島3島クルーズが無事終わって、この日は小笠原丸に宿泊です。
翌朝、慌しく朝食を済ませて、母島へと向かいました。
母島への2時間の船旅、この日も海は穏やかで、とても美しかったです。
母島に着いて、はじめに撮れたのはメジロです。父島もそうでしたが、母島にもメジロが本当に沢山いました。
こちらのスズメのように民家の庭先や畑など、そこらじゅうで逞しいメジロが見られました。
(likebirds妻)





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ははじま丸に乗船後デッキから見た父島二見港に停泊するおがさわら丸です
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母島列島が見えてきました
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母島、沖港です
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前浜遊歩道脇には椰子の木、南国ムードが漂います
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下船後すぐの船客待合所横のガジュマルの木にメジロが
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仲良しメジロもいました  いちゃついています
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日本列島の雀のようにメジロがどこにでも居ます
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パパイヤにもやって来ていました
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ハイビスカスにもメジロが来ていました
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これは撮らなきゃ!ですよね
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ハイビスカスとメジロ  もう1枚
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 前日の9月10日の硫黄島3島クルーズも無事に終わり、父島二見港へ帰ってきましたがこの日は下船せずにおがさわら丸
に泊まりました。夕食はA社ツアー参加者全員レストランで取りました。部屋もわれわれ夫婦は2等和室から2等寝台を飛び
越えて特2等寝台へ2階級特進を果たしました。
 翌日9月11日午前6時にレストランに再集合・朝食です。すぐおがさわら丸を下船して、ははじま丸に乗り換えです。
 ははじま丸は午前7時半には父島を出港し、母島へ向けて約2時間の船旅となりました。この日も快晴で海は湖面のように
静かでした。途中ではもうお馴染みとなってしまったクロアジサシやアナドリ、オナガミズナギドリが出てきましたが既出の
鳥なので掲載を割愛します。
 午前9時半には待望の母島に到着しました。船客待合所の横にあるガジュマルの木にメグロが来ていると聞いて皆んなで撮
りに行きましたが、われわれは撮れず、撮れたのはメグロではなくメジロでした。
宿泊場所は3ヶ所で3分散してチェックインして昼食後に再集合する予定でしたが、我々の泊まるグループはチェックイン出
来ずにお弁当を受け取り、港の付近の東屋で昼食となりました。(移動量が減ったので文句はありません)ここでも海岸の
河口付近でメグロが水浴びをしているとの声に二人で飛んでいきましたがダメでした。
 メグロは取りあえず置いておいて、まずはメジロの話です。
 ここのメジロはもともと父島列島・母島列島に定着しなかったそうです。つまり今から100十数年前の1900年以前に
は小笠原群島にはメジロはいなかったらしいです。亜種シチトウメジロと亜種イオウトウメジロが外来種として人為的に移入
させられたものが交雑した交雑個体群らしいです。最近は人間でも流行りのDNA検査で亜種オガサワラメジロから雑種に転
げ落ちてしまいました。
 亜種シチトウメジロは南下の際に父島や母島には定着せず素通りしてさらに300kmも南の硫黄島火山列島に辿り着き、
孤島の中で独自の進化を遂げ、亜種イオウトウメジロになったというのですから不思議です。参考文献
 外見は日本列島に広く分布するメジロと区別が出来ませんが、気性の違いはわれわれ素人にも良くわかりました。スズメの
居ない小笠原諸島ではメジロがその代わりをやっているようです。
 メジロは街中の家の軒先や街路樹、商店の屋根、ベンチや芝生の上、山の中、スズメのように何処でも目にすることが出来
ました。ヘビが居ないので地面にもよく下りてチョンチョンしていました。人に対しての警戒心も若干薄いようでした。流石
に寝床は違うのでしょうが、孤島での独自の生活法を垣間見る思いがしました。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-03 20:28 | 小笠原諸島・航路 | Comments(10)
アナドリ 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(11)南硫黄島・硫黄島・北硫黄島
 小笠原航路と硫黄島航路で、オナガミズナギドリの次に飛んだのがアナドリでした。
でも、黒っぽくてスマート、トリッキーな飛び方でとても撮り難い鳥さんでした。
よく見るとシックでかっこいいですね。
(likebirds妻)





写真をクリックして拡大画像をご覧ください



父島での往路では苦労しましたが、硫黄島クルーズでは近くで撮れました
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まっすぐ直線的には飛ばず、左右に大きく揺れながら飛んでいました
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こちらは裏面  一様に黒っぽいです
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翼開長70cm前後のアナドリはミズナギドリの中では小さめです
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 硫黄島3島クルーズで見たアナドリです。
 旅行前にアナドリはあまり興味がありませんでした。あまりにも地味過ぎてちょっとスター性に欠けると思ったからです。
姿形は超地味でも例えばオガサワラヒメミズナギドリならゴルフで言えばホールインワンですから話は違うんですが。(ちな
みにオガサワラヒメにはかすりませんでした)
 アナドリはウミツバメたちと比べるとおおきいですが、アナドリだと思ったら珍しいウミツバメだった何てことを期待して
乗船しました。そう言う訳で、アナドリとウミツバメ7種の図鑑は何回も眺めました。
 図鑑を見ているうちにアナドリは尾羽を広げたイラストもあって尾羽を「広げるとくさび形になる」とありました。それな
らハワイ辺りのコミズナギドリだったなんてこともあるかも?とドンドン気持ちが膨らみました。なにしろ旅行直前の小笠原
諸島は台風が居座り続けていましたから。
 とにかくアナドリの尾羽を広げている写真を持って帰ろうと目標を決めました。父島往路でもアナドリは断続的に海上を飛
んでくれましたが何度も撮り損ない、撮れたものも遠くて小さな姿しか捉えられませんでした。アナドリは不定期に身体を左
右に揺らしながら飛ぶ上に黒っぽくて見えにくく、比較的小さいので波間に隠れてしまうことも多かったです。
 3島クルーズ中は近くにも出てくれたので少なくとも見つけることは出来ました。図鑑通りの印象でとにかく地味でした。
クチバシさえ黒いのでワンポイントアクセントもありません。背中側から見ると黒褐色の地に淡褐色の模様があり上品と言え
ば言えるかもしれません。
 このアナドリ君があんがい曲者でした。ぜんぜん尾羽を広げてくれません。ガンガン撮りまくりましたが結局尾羽を広げて
いる写真は1枚も撮れませんでした。
 今旅行でウミツバメを見ることはありませんでした。アナドリと思って撮った写真にオーストンウミツバメが入っているか
と思いましたが燕尾はありません。少なくともA社ツアー参加者の中にはウミツバメを見たという人はいませんでした。
この時期には居ないのでしょうか。
 こんなことならあの豪快なカツオドリやアカアシカツオドリのトビウオ漁をもっと撮っておけば良かったと帰宅してから思
っています。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-01 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(6)
オナガミズナギドリ 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(10)南硫黄島・硫黄島・北硫黄島
  今回のツァーで一番良く飛んでくれたのは、オナガミズナギドリでした。
ヒラリヒラリと身を翻して飛ぶので腹側が白く光って、遠くでも見つけやすく、丸い目があどけなくて可愛かったです。
(likebirds妻)





写真をクリックして拡大画像をご覧ください




オナガミズナギドリ  薄い汚ピンク色の嘴で先端は黒いです
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オナガミズナギドリの尾羽は黒褐色で先端に行くにしたがって細くなっています
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頭部の褐色は目の下まで広がり(淡色型)その下は白く見えます  優しい目でした
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16時過ぎでだいぶ暗くなってからの写真です
すっと伸ばした足よりさらに長く伸びた尾羽が写っていました  だから尾長なんですね
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オナガミズナギドリですが少し印象が違いました  目の周りの白が目立ち、クチバシも黒っぽいです
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 父島港→南硫黄島→硫黄島→北硫黄島→父島港(これがいわゆる硫黄島3島クルーズ)の航海で見たオナガミズナギドリです。
 小笠原諸島周辺ではオオミズナギドリは全く姿を消し、代わって大型ミズナギドリと言えばオナガミズナギドリになりました。
ケータ列島~父島の航路では海のうねりが強かったこともあり撮影は不満足に終わりました。3島クルーズの前日の南島オプ
ションツアーで東京自然ガイドさんにオナガミズナギドリの雛を見せてもらってから愛着も湧きしっかり撮って帰りたいと思
っていました。幸い、硫黄島3島クルーズのときの海上はびっくりするほどの凪でそれなりに写真をコレクションとすること
が出来ました。
 今回出会うことのできたオナガミズナギドリは腹側が白かったので本で見る淡色型というやつでした。文一総合出版の「海
鳥識別ハンドブック」には全身濃い褐色の暗色型オオミズナギドリのイラストも掲載されていて、出来れば出会って写真を持
ち帰りたいと期待していましたが今回は見ることはありませんでした。
 ところで、我々A社のツアーは無線のイヤホンが配れていたと以前に書きました。これは自分のような素人にはとても重宝
しました。博物館や動物園、その他お城などの名所旧跡に行くと解説が聞ける設備があるところがありますが、これで見るだ
けでなく知見を得ることも出来ました。事前に図鑑などを見ては行くのですが、絵や写真と実際に飛んでいて数秒で飛び去る
海鳥を見ることには大きな差異がありました。事実、オナガミズナギドリの暗色型はいないかと思いながらアナドリの腹側を
見かけるとドキッとしました。図鑑で見る海鳥の大きさの違いは明瞭ですが、猛スピードの船上から波間を飛んでいて刻々体
勢を変えながら距離も変わる海鳥を単体で見て大きさを判断するには相当な慣れが必要です。その意味では無線イヤホンは大
変役立ちました。
 ただ、現に飛んでいる鳥の位置は少々難しいものがあったのも事実です。ガイドさんは6番デッキに居たのですが、自分は
7番デッキでした。船から見る水平線は各々の目から発せられる直線と地球の接点ですから、1階の差が5mほどとしても水
平線の距離はざっと10kmは違います。この近い遠いの感覚の差にはかなり困らせられました。また船の船首側から見るか
船尾側からかでは見える方向もだいぶ違います。例えば船の右舷から観察している場合、時計盤で0時の方向(船首方向)と
か、3時の方向(船の進行方向と垂直の方向)とか、6時の方向(船尾の方向)とどっちを探せばよいのか教えられます。
しかし前述のように見ている内が違うと角度には誤差が生まれ、水平線を見るような遠方になると位置は大きく狂います。
 最初は「4時半、今5時になった!」などと言われると、腕時計の文字盤を確認したりしていました。途中からは誤差を考
え180度をおおむね3等分して船首寄りか中央付近か船尾寄りかくらいに大雑把に考えるようにしました。
 そんなことを考えている間にも海鳥は突然現れて疾風のように消えていきます。まぁ、疲れますが楽しく退屈はしません。
(likebirds夫)

by likebirds | 2017-09-29 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(6)