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シマフクロウ  北海道旅行その25  羅臼「鷲の宿」
 知床峠から羅臼の「鷲の宿」へ移動しました。
念願のシマフクロウの撮影が目的です。
雨は止む気配はありませんでしたが、ずいぶんと小降りになってきました。
とても美味しい夕食を頂いた後、シマフクロウの飛来を待ちました。
夕闇があたりを包み始めた頃、シマフクロウはふわりと飛んできました。
大きくて美しい姿、鋭い黄色い目、神々しいほどのかっこよさに、心を奪われました。(likebirds妻)


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シマフクロウが音も無く飛び下りてきました  成鳥♂だそうです
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成鳥♂  生簀に下りてオショロコマ(カラフトイワナ)を咥えました
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成鳥♂  オショロコマは繁殖期に赤くなるそうです
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成鳥♂  翼を広げると巨大さが際立ちます
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成鳥♂  ヤマベ(ヤマメ)を咥えて雛の元へ飛び去るシマフクロウ
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成鳥♂  片足でヤマベ(ヤマメ)を掴んでいます
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昨年生まれの若  飛んできましたが成鳥♂が生簀に居るので下りずに枯れ枝で待ちます
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若  成鳥♂が去り、生簀に下りてきました
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若  飛び込む瞬間は目を閉じていました
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若  生簀の魚を掴みます
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高い木の枝にとまり生簀の様子を見ています
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枝から飛び出しました
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大きい身体で身のこなしは流石に猛禽です
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無音で着地の体勢です
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巣に居る雛にヤマベ(ヤマメ)を運ぶため、魚を掴んで飛び立つ成鳥♂
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上流方向へ音も無く飛び去りました
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ストロボ(間欠)照明のため、試しにシャッター速度を落としてみると(1/40)多重露出になります
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適正シャッター速度1/80のところ、1/40で撮ってみました  右目が2つ、足は4本
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 シマフクロウで有名な民宿「鷲の宿」へ着きました。この日は風呂にも入らず、夜中まで夜間撮影でした。ちなみに入りたくても風呂はありません。シャワーです。 
 ここの生簀についてやストロボ照明は他所のブログ等で語りつくされていると思うので省略させてもらいます。(説明をわかり易くする自信もないし。。。) 
 宿に着くと夫々が好きな場所に三脚をセットします。我々の部屋は1階で、窓からでも撮影できる場所でしたが何しろ初心者なので説明してくれる人の居る食堂から撮ることにしました。生簀の上流側にあるマイクロバスの中から狙うと言う人も居ました。
 とにかく先ず夕食です。宿泊客は10人程度で、撮影目的ではない一般の観光客のご夫妻も居ました。カニ、刺身、煮魚、焼き魚、海老・ホタテの鍋という海の幸尽くしの料理で期待以上の豪華さでした。量も多く、likebirds妻は食べきれずに残しました。自分は最近、満腹中枢が麻痺しているのではないかと心配していましたが、ちゃんと満腹になることが確認できました。夕食前まではギンザンマシコのシクジリを引きずっていましたが、お腹が一杯になるとシマフクロウ撮影への期待が胸に充満しました。それほど食事はとても美味でした。
 生簀までの距離は近いし、シマフクロウは最大級のフクロウで全長70cm、翼を広げると180cmと畳1枚くらいになるのでレンズは長すぎるのは禁物。自分は100-400ズーム+APS-H、likebirds妻は300+APS-Cを選びました。likebirds妻は300mmでも飛ばれると翼を画面から切らさずに撮るのは難しかったと言っていました。自分はせっかく買ったズームレンズなのでいろいろ試してみましたが、結果的には150mm前後の写真が多かったです。
 食堂の窓を外して撮影をするのですが、異常低温の影響が始まっていてダウン2枚重ねでも寒かったです。撮影中は夢中なのですが、シマフクロウが眼前から去ると同時にガヤガヤとストーブに前に集まり、また出てくるのを待ちました。室内でも手袋をしていないと手が悴みました。
 12時まで撮影は続きましたが、成鳥メスは生簀に来てくれませんでした。でも、シマフクロウの夜間撮影の醍醐味は充分に楽しむことが出来て満足でした。撮れた写真はどれも見たことがあるようなものばかりでしたが初見初撮りで”良し”とします。(likebirds夫)
 



More シマフクロウの飛び下りアニメ
by likebirds | 2015-07-30 06:00 | 北海道旅行 | Comments(18)
ギンザンマシコはシクジリました  がっくり  北海道旅行その24  知床峠
 知床峠に着いたのは朝の4時半でした。
聞くと、前日は晴天でギンザンマシコは午後から夕方までずっと姿を見せてくれたそうです。
この日も朝から晴天で、期待は高まりました。
でも時間と共にだんだん雲が広がり、ぽつぽつと雨粒が・・・そして昼前には本降りになってしまいました。
冷たい風と大粒の雨と霧。
それでも夕方まで粘りましたが、とうとうギンザンマシコを見る事はできませんでした。(likebirds妻)



夜明け直後の羅臼岳  雪渓が見えました
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羅臼岳の反対側です  建物は駐車場のトイレ
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北方領土国後島がすぐそばに見えました  これほど近いとは...
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「居たぞー! 黄色いメスだ!」の声で双眼鏡で見るとビンズイです
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遠くに姿を見せてくれたのはツツドリでした
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子鹿が石垣の上の柵までやってきたので、近くの人たちは大騒ぎ
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雨足が強まり、ついに車中へ逃げ込みました
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 今回の北海道旅行の主要目的のひとつ、ギンザンマシコはシクジリました。がっくりです。
 前日の午後はギンザンマシコは出続けで、あまりにもサービスが良くて途中からは♂♀の2ショット以外はシャッター音がしなくなったそうです。前日の午後この場所へ来るべきでした。観光気分で時間を浪費し、宿へ早く入って温泉に入った自分を責める気持ちが今も続いています。
 オホーツク沿いを東進し、紋別ではビジネスホテルに1泊。知床峠の前日はウトロ温泉の民宿に泊まりました。ウトロ温泉はウトロ港付近の海側と、急峻な坂を登る山側があります。我々が泊まった民宿は山側です。付近はホテルが数件あるだけで温泉街などはありませんでした。ウトロにはオホーツク海を眺めながら入る露天風呂のある共同浴場が有名のようでしたが、メディアのメンテや荷物の整理、旅の疲れもあって宿の風呂に入りました。宿の風呂は源泉掛け流しの天然温泉で泉質は強酸性でした。源泉から冷ましながら浴槽へ湯を注ぐのですが、この日は温度が上手く下がらず猛烈に熱いと言われました。時間が遅くなれば冷めるとのことでしたが、明日は3時に起床し4時には白樺峠へ着いている予定でしたのですぐに湯に入ると言いました。それなら風呂に冷たい井戸水の出る蛇口があるので、それをどんどん入れて冷やしてくれと宿のお上が言います。そんなことなら我々が入る前にちょうど良い温度にしておいてくれれば良さそうなものですが、出来ない理由があるそうです。宿で井戸水と混ぜて温泉の湯を薄めると「源泉掛け流し」がウソになるのだそうです。だから宿の人間は湯を水を足して温度を下げることは出来ず、逆に客が水を入れるのならまったく問題が無いと言う訳です。 温泉は予め言われた通り猛烈に熱く、井戸水全開でもなかなか埒が明かず、洗面器で必死で湯を汲み出してやっと入りました。
 夕食のとき、羅臼側から知床峠を越えてウトロ側へ下りて来た人の話で、年に何回かしかないほどの良い天気でたくさんの大砲カメラマンが峠の駐車場で撮影していたとの話でギンザンマシコへの期待は大きく膨らみました。翌日の天気予報もこの日と同じ晴れ時々曇りでした。
 翌日、予定通り午前4時に白樺峠の駐車場に着くと期待に違わず上々の天気模様に思えました。駐車場には車中泊をしている人もたくさん居て、前日の好調な撮影が影響してかテンションの高い人が多かったです。多くの人がたっぷりギンザンマシコの写真を撮ったようで、今日はこういう背景じゃなきゃ撮らない、とか、ここへ来なきゃ撮らない、とか、オスメスの2ショットじゃなくては撮るだけ無駄、などと鼻息が荒い人ばかりでした。踏み台を出してきて反対側の石壁の高いほうで撮ると張り切る方もいて、誰もギンザンマシコの登場に疑問符を付ける人は居ませんでした。
 バスに乗って女性ばかりの20人くらいの一団がやってきて、スケッチブックを取り出して一斉に写生を始めました。鉛筆で羅臼岳や国後島をスケッチするのですが、その早いことと上手いことに感服しました。数分で1枚スケッチを描き上げてしまいます。短い時間なので大作とはいきませんが、いわゆる挿絵風で皆さんセンスが良かったです。スケッチを書き上げるとすぐに別のスケッチを始める人もいましたが、水彩絵の具で色をつける人も居ました。恥ずかしがって絵を隠す人も居ましたが、ほとんどの人は喜んで見せてくれました。「あなただって描けるわよ。」と言われ、そうかと思って自分のフィールドノートの1ページに国後島をスケッチをして見てもらうと絶句されてしまいました。止めとくべきでした。
 しばらくすると霧が出始めました。この霧の出方は自分は初めて見るものでした。風と共に徐々に這うように霧が流れ込んでくるのではなく。羅臼岳の上のほうから霧の塊が転がり落ちてくるようにギンザンマシコのハイマツ林を埋めていきます。大袈裟に言うと霧の雪崩のようでした。あっという間に羅臼岳も見えなくなり、眼下に広がるハイマツの林も雲海に沈みました。国後島も海ごと視界から消えました。気温もどんどん下がり始め、何回も服を重ね着のために車に戻りました。前日にたっぷり撮った人は山を下りたり、車に戻ったりする人が増え、外に出ているのは当日到着組だけになりました。
 冷たい雨が降り始め、徐々に雨足が強くなりついには大雨になって自分たちも車に戻りました。結局、雨は降ったり止んだりしましたが、濃い霧は晴れることは無く、サロベツでご一緒させていただいた方の助言もあり夕方に撤収しました。
 翌日も4時半から再挑戦しましたが、濃い霧が一面に立ち込め小雨も降っていました。気温はますます下がり防寒服でも手足が冷えました。ここで粘る予定でしたが、嫌気が差して峠を下りました。この日以降、東日本は北極からの大寒波に覆われ、道東は異常低温が続くことになり、北海道旅行はこれまでのウハウハから暗転しました。前々日の午後に来るべきだったとその後100回以上考えましたが後悔先に立たずでした。(likebirds夫)
 

by likebirds | 2015-07-29 06:00 | 北海道旅行 | Comments(8)
マキノセンニュウ、キタキツネ  北海道旅行その23  ワッカ原生花園,小清水原生花園
 シブノツナイ湖で、マキノセンニュウも近くで見る事ができ、真っ赤なベニマシコも見る事ができました。
オホーツクの原生花園で見たいと思っていた鳥さんは、ほぼ見る事ができました。
爽やかな青空、美しいお花と鳥さんを沢山見る事ができて本当に満足でした。
でも、暑いくらいの好天はこの日まででした。(likebirds妻)


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サロマ湖ワッカ原生花園ネーチャーセンターです
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ワッカ原生花園から見たサロマ湖
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ワッカ原生花園では馬車に乗れます
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天高く飛ばずに枯れ木の天辺で囀るヒバリです
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ここでも3センニュウが盛んに鳴いていましたが出てきたのはマキノセンニュウ
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サービス満点に鳴いてくれました
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ワッカ原生花園の海辺へ行くとオホーツクの向こうに知床半島が
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ワッカ原生花園の花を幾つか
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網走の東側、濤沸湖畔の小清水原生花園ではキタキツネの家族に出会いました
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小清水原生花園の最寄り駅 JR北海道釧網本線の臨時駅の原生花園駅
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小清水原生花園では にわか鉄ちゃんになりました
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 午前9時過ぎにシブノツナイ湖を後にして、サロマ湖の西のサギ沼原生花園を経て11時前にはサロマ湖の東側のワッカ原生花園に着きました。ワッカ原生花園は北海道らしい広大な公園でした。道産子の引く馬車もあってそれに乗って園内を見て廻る人達もいました。朝のシブノツナイ湖の頃は曇り気味で靄も出ていましたが、昼前くらいから晴れ始めてこの日の昼過ぎからは今回の北海道旅行で一番の好天気になりました。天気は良かったのですが、自分の気分はかなり散漫になっていました。早朝のシブノツナイ湖の鳥見でこの日のノルマは達成したような気になって観光気分でオホーツクの原生花園に寄りながら早めに宿のウトロ温泉に浸かりたいと思いました。なにしろ、翌日は旅行の主要目的のひとつ、知床峠です。
 まさか、これが今まで好調だった旅行の分岐点になるとは夢にも思いませんでした。likebirds妻はシブノツナイ湖を出るときには翌日の下見も兼ねて知床峠へ向かうべきだと考えていたそうです。ただ、次々原生花園を観光しようと上機嫌の亭主にあえて反対意見は言わなかったのだそうです。この日を境に北極から大寒波が訪れて関東までも覆い尽くすとは思いもよりませんでした。半日の無駄がこれ以降の鳥見でず~っと後手を踏むことになりました。
 話は変わりますが、聞くところによると札幌のクマゲラは無事巣立ち出来たのは1羽のみだったそうです。最低でも3羽居るはずだったことを思うと少し残念です。育雛の途中から母クマゲラが姿を消してから父クマゲラの孤軍奮闘は2羽目以降の巣立ちまでは続かなかったそうです。巣から顔を出す雛クマゲラの写真を見ながら巣立ちしたクマゲラに幸多かれと願い、ついに巣立ち出来なかった雛の無念に合掌です。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-07-28 06:00 | 北海道旅行 | Comments(6)
ノゴマ オオジュリン コヨシキリ ノビタキ 北海道旅行その22 シブノツナイ湖
シブノツナイ湖は、細長く続く湖畔沿いに花が咲き乱れ、そこで子育てをする鳥たちを沢山見る事ができました。
一面のハマナスは甘い香りで癒してくれました。
本当に素敵なところでした。(likebirds妻)

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シブノツナイ湖  手前の草地が海とを隔てる細長い砂洲です  反対側に歩くとオホーツク海が広がっています
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ノゴマ♂  オスは囀るし、高い所にとまるしで終始目立ちます
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ノゴマ♂  お暇なのかと思ったらとんでもない  育雛中でした
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ノゴマ♀ このときは見易いところに居ました  囀らないのであまり見つけられませんでした
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オオジュリン♂がハナウドにとまると黒い頭がシックで素敵です  お洒落な鳥だったんだと気が付きました
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ハナウドを日傘代わりにオオジュリン♂
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それに引替えオオジュリン♀は姿も場所も地味ですね
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シブノツナイ湖を背景にノビタキ♂
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ノビタキ♂  北海道らしくシシウドで
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ノビタキ♂  ハマナスも背景に入れて
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コヨシキリもハナウドの下に止まることが多かったです
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ダミ声で自己主張の強いコヨシキリ
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 最初のシブノツナイ湖の写真に煙のようなものが見えるのは自分のスマホの欠陥です。購入してすぐにこの欠陥に気付きショップへ持ち込むと無償修理対象品とのことでした。光量が足りないと出るようです。もっと暗いと煙が真っ青になります。困った点はまだあります。しばらくするとブルブルしなくなりました。修理を1日伸ばしにしてもうすぐ2年です。2年経ったらもっと月額料金がもっと安いところにNMPしようかと迷っているので結局そのままです。
 ところでサロベツ原野で同宿したご年配の鳥見グループの方達からオホーツク海沿いへ行くならぜひ回転寿司に寄ったほうがよいと助言いただいていたので紋別泊のこの日に行って見ました。店名はよく覚えていませんが、たしか「にんくる」だったと思います。皿はほとんど廻っていなくて大声で注文すると、びっくりした顔で紙に書いてくださいと言われました。頼んでからかなり待たされます。百円皿などはまったく無くて、最低でも3百円、4百円の皿でしたがネタは新鮮肉厚で豪華版でした。握り具合も本格派です。サロベツで聞いた話は本当だったと夫婦でたっぷり頂きました。7時前後で混む時間帯でもあったのですが、店内は満員で我々が帰る頃には空席待ちも出るほどでした。騙されたと思ってオホーツク沿いの回転寿司を訪れる価値はあると思います。
 冒頭から話が横に逸れてしまいましたが、シブノツナイ湖は北海道でも自然がそのまま残った稀有の場所だと思います。観光化されていないのは良いのですが、その分だけ自然を残そうとする工夫もされていません。花咲く草原へむやみに入らないよう求める看板もロープもありません。ただ、地元の漁業関係者が軽トラで通行する未舗装の道があるだけの場所でした。
 likebirds妻がハマナスの甘い香り云々と書いていますが、実際には「シャンプー工場があるみたいー!」などと無粋な形容をしていました。ただ、それを否定できないほど甘くて良い香りでした。右に見えるシブノツナイ湖、左はオホーツク海、足元と目の前は花の草原で、小鳥の鳴き声が充満していて、ハマナスの甘い香りの風に包まれる...つまり視覚・聴覚・嗅覚の3方責めに逢うと普段カサカサした気持ちも潤いました。次回、もしこの場所に来ることがあれば花の知識も仕入れておきたいです。(likebirds夫)



by likebirds | 2015-07-26 06:00 | 北海道旅行 | Comments(7)
ベニマシコ  北海道旅行その21  シブノツナイ湖
 夏のベニマシコに出会えるのを楽しみにしていましたが、あまり出会う機会に恵まれませんでした。
シブノツナイ湖で真っ赤なベニマシコのオスを近くで見る事ができて、とても嬉しかったです。
本当に真っ赤で綺麗でした。(likebirds妻)

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ベニマシコのオスです   さすがに真っ赤です
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関東で冬に見るベニマシコよりずいぶん赤いです
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穂を食べるベニマシコはイネ科にとまり、花に来ませんでした
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ベニマシコのオス  青く見えるのはシブノツナイ湖です
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穂を啄ばむベニマシコの向こうにハマナスが入りました
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ベニマシコのメスは営巣中のためか、あまり見かけませんでした
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穂を食べるベニマシコのメス
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やっとシシウドに来てくれましたが、すでに陽が高く陽炎に邪魔されました
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高いポールの天辺で...  ベニマシコの囀りを初めて見ました
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 湿地や湖畔の鳥見は陽が昇って暫くたつと陽炎に悩まされます。そう思ってシブノツナイ湖でも早朝の4時半には起床し5時から鳥見を始めたのですが、マキノセンニュウとツメナガセキレイに時間を費やしすぎてまいました。ベニマシコにレンズを向けるころには地上の気温が上がり陽炎が立ちはじめていました。比較的近くでレンズを向けても正確に合焦してくれず、没写真が多いのには凹みました。今考えると悔いが残ります。
 ベニマシコは水辺の畔のハマナスの枝などに巣を掛けるそうですが、草食性で虫を咥えて運ぶなどの目立つ挙動はありませんからぜんぜんわかりませんでした。メスを見かけることが少ないので抱卵中とか育雛中なのかなと考える程度です。ベニマシコも「フィッポ、フィッポ」という鳴き声で探しましたが、これは地鳴きで囀りではありませんよね。なんとかYouTubeで見たような見事な囀りを自分の目で見ながら生の声を聞きたいと思いましたが、ベニマシコは地鳴きを繰り返しながら穂を食べてばっかりでなかなかリクエストに答えてくれませんでした。最初はそれほど執着はなく「できれば」くらいな気持ちでしたが、ここへ来る途中に見たい見たいと反芻するうちに「そのために来たんだ!」みたいな心持になり思いが募りました。
 車で走っているうちに看板(後日調べたところによると紋別漁協の漁業権番号の表示とのことです)を縛り付けた赤白のポールの天辺でみごとに囀るベニマシコを見つけたときには喜びました。必死に探し回ると言うこともなく案外あっさりと見つかってくれたのです。頭上遥か上で眺めると眩しいほどでしたが間借りなりにも囀りを撮ることができました。さて聞き心地はというと、盛んに鳴いていましたが音節が空に拡散するようであまり良く聞き取れませんでした。こういうところでは綺麗な高音よりはツメナガセキレイやコヨシキリもようなダミ声のほうが良く徹るのかもしれません。
 この日で北海道上陸8日目です。これまでの7泊はすべて宿を取りました。(結局全行程で宿を取りました) 昨日はキャンピングカーや車中泊用に内部を改造した車のことを書きましたが、オートキャンプ場のバンガローやコテージを利用している人も居ました。(バンガローとコテージの区別は自分にはわかりません) 北海道を旅行して廻って気がついたのですが、各地にとてもたくさんキャンプ場があります。グーグルマップで検索するとピンがバラバラとそこらじゅうに落ちてきます。そこでテントを張ったり、オートキャンプをしている人達も多いのですが、たいがい併設されているコテージに泊まっている人もいました。コテージの前に車を止めている場合が多いのですが、バイクもかなり置いてありました。中には自転車の場合もありました。面白そうなのでそういうキャンプ場を覗いてみるのですが、ほとんど半官半民営ででした。泊まっていないので見た感じだけで言っていますが、手入れが行き届いていて清潔そうでした。キャンプ場なので環境も良く飲料水やトイレの心配がなく、付近に公営浴場や日帰り温泉がある場合が多いのも便利そうでした。宿泊にも4~5人用だと1棟3000円くらい、2~3人用だと1棟2000円くらいでした。もっと安い場所もありました。コンセント付きのコテージが多くてこれもテントより良さそうです。(まぁこれは何が楽しいか人の趣味も様々ですが)
自分は実際に使っていないので予約(ほとんど電話らしいですが)の方法とかはわかりません。北国ですから試すなら夏でしょうね。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-07-25 06:00 | 野鳥観察 | Comments(10)
シマセンニュウ  北海道旅行その20  シブノツナイ湖
 車の窓を開けるといきなり、ハマナスの枝先に飛び乗って「ちょりちょり」と鳴くシマセンニュウの姿を見つけました。
シブノツナイ湖でもシマセンニュウを見る事ができて、嬉しかったです。(likebirds妻)

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シブノツナイ湖ではシマセンニュウのお迎えを受けました
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青く見えるのはシブノツナイ湖です
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上にシブノツナイ湖、下にハマナスを入れて...
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シマセンニュウが高い場所に出てきて
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草の穂に止まってシマセンニュウが鳴いていました
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 先日も書きましたが、この場所ではエゾセンニュウ、マキノセンニュウ、シマセンニュウの3センニュウが揃い踏みでした。もっとも、エゾセンニュウは声を聞いただけで姿は見ませんでしたが。1度来ただけで断定するのは良くありませんが、センニュウの声の聞き比べや写真を撮るには最適の場所のように思えました。
 シマセンニュウは旅行前のにわか勉強で、鳴きながら数メートル飛び上がっては下りるディスプレー飛行をするかと思い期待していたのですが、1度もそういう挙動は見ませんでした。餌を運んだり、短く鳴く警戒音も発しなかったので育雛もまだ始まっていないようでした。Wikipediaを見るとメスのみ抱卵と書いてあるので、これらの写真はすべてオスの可能性が大きいです。雌雄同色とも書いてあるので拘る必要はないかもしれません。
 ウグイス亜科の鳥はみんなウグイスに見えて違いがわからないと言う人がいますが自分も同感です。渡りの途中の鳴かないシマセンニュウを自分の地元で見たらきっとわからないと思います。オオヨシキリだと思って疑わないかもしれません。そんなことを思いながら、撮ってきた写真を自宅で眺めるとやはり繁殖期の北海道へ行って良かったと自分に頷いています。
 北海道旅行では現地でたくさんの人達と出会いました。羨ましいのはキャンピングカーで旅行をしているご夫妻です。札幌の森林公園で出会ったご夫婦はこれから3ヶ月北海道で過ごすと言ってました。北海道は秋が早いと聞いているので、それなら季節を跨いで秋まで居ることになります。サロベツでもそんなご夫妻が居ました。 またキャンピングカーでなくとも、大きめなワンボックス車の内部を寝泊りできるように改造されているご夫妻も多かったです。相互リンクしているご夫妻も最近そうされているようです。 キャンピングカーではありませんが、ワゴン車の中に棚を作ったり寝床を設えたりして車中泊で気儘に旅行されている単身者も多かったです。最近テレビ等で紹介されているキャンピングカーに改造されたワンボックスの軽自動車で旅行している人もいました。いつかはこういうこともしてみたいと思いますが当分無理です。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-07-23 06:00 | 北海道旅行 | Comments(8)
マキノセンニュウ   北海道旅行その19  シブノツナイ湖
 シブノツナイ湖畔を走って、車止めがあるところまで来ると、マキノセンニュウの鳴き声が聞こえました。
ハマナスの葉陰で鳴いていたマキノセンニュウは、だんだんと枝先に出てきて大きな声で鳴き始めました。
サロベツでは、少しだけしか見る事ができなかったので、しっかりと見る事ができて嬉しかったです。(likebirds妻)



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サロベツ原野では意地悪だったマキノセンニュウ  シブノツナイ湖では派手に出てきてくれました
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鳴いて鳴いて  鳴いていない写真を撮るのに苦労するくらいです
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よく見える枯れ枝に出てきて景気良く鳴きました
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背中の模様も見てあげてください
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しっかり全身も見せてくれました
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 マキノセンニュウはサロベツ原野でlikebirds妻が撮影していますが証拠写真で、自分自身は未見でした。旅行前の計画ではこのシブノツナイ湖畔でマキノセンニュウを狙う予定でしたから車の両窓全開で進みました。エゾセンニュウとシマセンニュウの声は早々に聞こえ始めましたが、マキノセンニュウの2音節のリフレインは道の行き止まりでやっと聞こえました。行き止まりは道が丸く広くなっていて隅に車を止めて下りて探すことにしました。姿は見えませんが周辺に数羽居るように聞こえ期待は高まりました。特に自分は未見ですから肩に力が入って痛くなるほどでした。でも、下車してからは声は途切れがちになりました。明らかに自分達を意識して静かになったと思えます。ちょろちょろと草の葉やハマナスの枝陰で動くのは見えるのですが、見えるのはほんの一瞬でしかも身体の一部だけでした。車に戻って車中の窓から様子を窺ったりもしてみましたが、あまり芳しい結果は得られませんでした。
 いわゆる早朝から明るい朝に変わるころ、マキノセンニュウの動きが活発になり始めました。他には誰も居ませんから、じっとしている自分達の存在にも慣れてきたのかも知れません。すこしづつ上に出てくるようになり、鳴き始めました。レンズを向けても鳴きつづけるようになり、仕舞いには木の天辺で元気良く鳴くようになりました。こうなると、そうっと近づいてレンズを向けても口の中まで丸見えにして鳴いてくれます。サロベツでは残念な思いをしていたので自然とシャッターを押す人差し指に力が入りました。likebirds妻に「マキノセンニュウになると剥きになって撮るわね。」と言われました。そんなことはありません。いつだって剥きになる困った性格なんです。
 自分は新規購入のキャノン100-400Ⅱ手持ちで撮影しました。先日、このレンズは明るい短焦点レンズよりは合焦が少し遅いと書きました。ピントが合う前にシャッターを切っていると思われる写真があったからです。明るい短焦点レンズのタイミングでシャッターボタンを押してはいけないなと教訓にしたつもりでした。でも、AF駆動中にシャッターを切ったと思われる画像を拡大して良く見ると微妙なブレかもしれないとも考え始めました。このレンズの手振れ補正はキャノンか?と思うほど強力ですが、我が家の短焦点レンズよりはジャイロが安定するまでに少し時間がかかるのかもしれません。写真撮影のABCですが、ピントが合ったのを確認してから撮らないとダメですね。(likebirds夫)


by likebirds | 2015-07-22 06:00 | 北海道旅行 | Comments(4)
ツメナガセキレイ  北海道旅行その18  シブノツナイ湖
 シブノツナイ湖では、ツメナガセキレイが道の直ぐ側で子育てをしているようでした。
ゆっくり車を走らせていると、口いっぱいに餌をくわえたツメナガセキレイを次々見る事ができました。
目の覚めるような山吹色の美しい姿を、沢山見る事ができてとても嬉しかったです。(likebirds妻)


写真をクリックして拡大画像をご覧下さい


眉斑が黄色いので亜種(キマユ)ツメナガセキレイですね
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育雛中のようでたくさんの虫を咥えています
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我々が居なくなったらすぐに雛に持って行くのでしょう
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ツメナガ(爪長)セキレイの長ーい後肢が見えています  写真をクリック!
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向こうはシブノツナイ湖です
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こちらは地味に見える個体です
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あまり邪魔をしては育雛妨害になりますね
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餌を運んでホッと一息  毛繕いです
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ツメナガセキレイの後肢の爪を見てあげてください
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 オホーツク海に面した国道238号線沿いにはところどころに原生花園があり、自分達が寄ったオムサロ原生花園から車で20分くらいでコムケ原生花園、さらに20分くらいでシブノツナイ湖があります。コムケ湖の隣のシブノツナイ湖は観光化されていませんので国道から入っていくと途中で舗装が途切れてダートとなります。オホーツク海とシブノツナイ湖を隔てる幅50mほどの細長い砂地の陸地が原生地です。ここに他の原生花園と同様に花が咲き乱れていました。ここの付近では昨年はコアカゲラの営巣が確認されて話題になったようです。自分たちも当然探しましたが何処かわかりませんでした。それもそのはず、営巣木は切り倒されたそうです。
 シブノツナイ湖に到着したのは午後4時半を過ぎたくらいで曇天で暗くもあったので、紋別に宿泊し、翌朝午前5時頃に再訪しました。
 シブノツナイ湖付近にもエゾセンニュウが煩いほど盛んに鳴いていましたが、それに構うと大変な時間を取られるので素通りです。この花咲き乱れる草地でひときわ目を引くのが何と言ってもツメナガセキレイでした。likebirds妻が山吹色と書いていますが、鮮やかで目に沁みる黄色は立ち止まらざるを得ません。自分は運転席、likebirds妻は後部座席に座り、両側の窓を開けてゆっくりと車を走らせるとツメナガセキレイを至近距離で見ることが出来ました。ツメナガセキレイの完全夏羽はサロベツ原野でもみて心を打たれましたが、間近で見ると迫力さえありました。育雛中でクチバシにたくさんの虫を咥えています。我々の存在で巣で待っている雛のところへ行くことが出来ず、早く立ち去ってくれと言っているようでした。「ちょっと撮らせてね。」と言って手短に写真を撮って車を走らせると、次々と同様のツメナガセキレイに出会います。こんな美味しい目に遭うとは思いもしなかったのでしばらくボーーーッとしました。
 紋別では民宿に泊まらずにビジネスホテルを予約しました。民宿の食事は美味しいし、基本的にお変わり自由なので我慢しようとしても食べ過ぎます。それにどうしても野菜不足にもなります。美味しいお肉と新鮮な魚は嬉しいのですが、やはりカロリーオーバーのようでお腹の皮を手で掴むと、他のものまでムニュッと掴めるようになりました。ラーメンとかB級グルメも食べたいし...。ビールじゃなくてハイボールも飲みたくなってきます。 「お風呂どーぞ。」と声をかけられて入浴し、「お風呂いただきましたー。」と声をかけて出るのも楽しいのですが、風呂に入りたいときは勝手に入りたいと言う気持ちになるときもあります。そんな理由で今回はスーパーで買出しの後、紋別中心街のビジネスホテルに泊まりました。で翌日からはまた民宿です。(likebirds夫)


More 飛ぶツメナガセキレイ
by likebirds | 2015-07-21 06:00 | 北海道旅行 | Comments(8)
ノビタキ アリスイ  ノゴマ 北海道旅行その17  オムサロ原生花園
 オムサロ原生花園に着いた時はあいにくの天気で、肌寒かったです。
鳥の姿も少ない感じがしました。
でも「ビービー」という電気が流れるような鳴き声はあちこちで聞こえました。ノビタキ雛の声です。
雛たちはまだ、上手に長く飛べませんでしたが、しっかりと親の後を付いて行っているようでした。
あどけなくて愛くるしい雛ちゃんにすっかり夢中になりました。(likebirds妻)


写真はすべてクリックすると拡大してご覧になれます



ノビタキの幼鳥はレンズを向けても警戒心が薄く協力してくれます  でも親鳥はハラハラでしょう
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ハナウドにとまるノビタキの幼鳥
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幼鳥はちょこっとづつ飛んで移動します
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ノビタキ♂成鳥  ハナウドだらけですから必ずとまってくれます
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ノビタキ♂成鳥   ハマナスもたくさん咲いていました
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なかなか良いところに来てくれないノゴマ♂  地面に下りています
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ノゴマ♂成鳥
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アリスイ  飛び出そうと巣穴から頭を出しました
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雛に与える餌を捕るために勢い良く飛ぶアリスイ
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 オムサロ原生花園に到着したのは小雨のぱらつく午後3時頃でした。この原生花園はベニヤ原生花園と比べるとコンパクトで遊歩道も多いので鳥は間近でした。1日に何ヶ所も移動しながらの鳥見はどうも苦手で気持ちが落ち着きません。これは近場でも同じです。時間を気にしながらの野鳥撮影はどうしても「まぁいーか。」の連続になって満足感を得られません。これは写真の出来不出来の話ではありません。撮影中や直後の気持ちです。帰宅してから写真を見ると...そのときによりますね。
 オムサロ原生花園にいたのは1時間くらいです。少しだけぱらつく雨であまりテンションが上がらなかったのですが、しばらく歩くと数羽のノビタキの幼鳥に目を奪われました。何回も見ていますが、やはりオコチャマの可愛さには勝てません。さらにここは初めての北海道で空気感も違います。長野の高原でシシウドに来ないノビタキでベソをかいた仇もここで討ちたいです。 チビ助が枝を移るたびに何ショットも撮ってしまいました。 ついノビタキの幼鳥に目が行ってしまい、ときどき視界に入るノゴマやオオジュリン、コヨシキリをしっかり撮れませんでした。この公園の奥のほうにツメナガセキレイも居ると聞きましたが、自分達は出会いませんでした。
 ボートウォッチングのために持参したズームレンズ100-400ですが、陸上のベニヤ原生花園で使ってみたところ軽いので、その後はこれの手持ちオンリーになってしまいました。 まず、車から下りてすぐに歩き始められます。現地到着後、いわゆる機材の準備にかかる時間や煩わしさから開放されます。 ちょっとした移動でも重い三脚とレンズを持ち上げる「よっこらショ」と、今度は下ろすときの「どっこいショ」がなくて済みます。そう思って撮ったものを帰宅した今整理しているんですが、やはり慣れていないので手ブレやピント外れが多かったです。シャッター速度が普段の500F4の半分でさらに手持ちですからブレるんでしょうね。あたりまえですが、合焦は短焦点レンズよりは遅いです。しっかり合焦するまで右の人差し指が待ってられなかったんじゃないかと思います。AFボタンを押し続けながらシャッターを切る癖があるので、手持ちでAFフレームが微妙にズレて手前の小枝等にピントが合っているものもありました。まぁ、これから少しづつ練習していきます。
 アリスイの営巣場所ではどのカメラマンも三脚+ピント固定、手にはレリーズで巣穴からの出入りの瞬間を撮っていました。自分達は三脚は車の中に置いてきているので手持ちで待ちましたが、これは無理ですね。いくら軽いと言っても待っている間に左手がプルプルしてきます。臍の下辺りを引っ込めているので腹筋も疲れます。得てして「もうダメだ!」という瞬間に鳥は飛びますから諦めました。アリスイが給餌のため巣穴に戻る瞬間はやめて、少し離れたところから飛び出すのを肉眼で確認してちょっと飛んだのを撮ることにしました。この方法も歩留まりは悪かったのですが、写っているものがあったので「良」とします。
 ここでは顔見知りのご夫妻と偶然お会いしましたが、やはり時間がないのと双方共に撮影に夢中で、情報だけ仕入れてしっかりとご挨拶できませんでした。申し訳ありませんでした。(likebirds夫)




More ノビタキ幼鳥 あと4枚
by likebirds | 2015-07-20 06:00 | 北海道旅行 | Comments(12)
ベニマシコ、ノビタキ、オオジュリン  北海道旅行その16 メグマ沼、ベニヤ原生花園
 日本最北端の宗谷岬に着いた時、岬の向こうに広がる海の広さに感動しました。
原生花園では、鳥たちが子育ての真っ最中でした。
咲き誇る花に乗る可愛らしい姿を沢山見る事ができて、本当に楽しかったです。(likebirds妻)


メグマ沼の駐車場のベニマシコ♀です  タンポポの綿帽子の穂を食べていました
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ハナウドに子育て中のノビタキ♂が餌を咥えてとまりました  ベニヤ原生花園
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ノビタキは高い所が好きなので、バイケイ草で待っていると♂が飛んできました  ベニヤ原生花園
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ノビタキ♀のとまっているのはエゾノサワアザミでしょうか?   ベニヤ原生花園
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ハナウドが運動場のようなノビタキ♀  ベニヤ原生花園
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珍しく(?)アザミにとまったコヨシキリ  ベニヤ原生花園
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コヨシキリ  ダミ声はちょっぴり煩いですけど、思わずレンズを向けたくなります  ベニヤ原生花園
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ウドの蕾の天辺でコヨシキリが囀っていました  あわててパチリです  ベニヤ原生花園
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ベニマシコは川沿いで見ました  ベニヤ原生花園
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穀物採取型のベニマシコはついに花には来ませんでした  残念です!  ベニヤ原生花園
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イクメンぶりを発揮しているオオジュリンのパパ   ベニヤ原生花園
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ノゴマは意地悪で人工物ばかりにとまりました   ベニヤ原生花園
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メグマ沼駐車場に居たキタキツネ  撮ろうとすると寄ってきて困りました
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稚内ノシャップ岬の灯台  昼前なのにこの天気です
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日本最北端!宗谷岬に着きました  遠くへやって来たなぁと実感します
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 未明にサロベツ原野を発ち、兜沼、浜勇知園地を大急ぎで通り、抜海岬へ寄りましたが工事中で立ち入り禁止でした。ここは野生のゴマフアザラシを肉眼で観察できる場所で残念ですが先を急ぎました。何しろ、この日はノシャップ岬と宗谷岬の二つの岬を越えてオホーツク海沿岸をバンバン東進、途中で何度か寄り道をしながら紋別まで辿り着かねばなりません。
 天気が小雨から曇天に変わってくれましたが、気温が上がらず日本最北端付近は寒かったです。とくに海岸線沿いに走るので、景色は絶景ですが風がとても冷たかったです。この付近へまた来ることが出来るかどうかわからないので少しは観光もしようと思っていました。記念写真も撮りたくて予めカインズホームで「自分撮りスティック」なるものを仕入れていたので助かりました。ただ、金をケチって1000円以下のものを買ったので伸縮部分が短か過ぎて自分等の顔がデカく写るため背景があまり入りませんでした。ちなみにそれらの自撮写真はUPしませんから。
 ノシャップ岬と宗谷岬の間に広いメグマ湿原があります。メグマ湿原の西部に稚内空港や稚内カントリー倶楽部や動物園などがあり、それに隣接してメグマ沼があります。駐車場からかなり下った場所にメグマ沼があります。いろいろ期待していたのですが、遊歩道は寂れていてあまり人が通らないようで雑草が茂り道幅が半分以下になっていました。数百メートル曲がりくねった小道を下りましたが途中で怖くなって引き返しました。怖いと言うのは、前日にサロベツ原野でマダニに刺された人が同宿に居たんです。その方は宿で入浴中に脇を洗っていて、コリッとしたものが手に当たったので見るとマダニが膨れて付いていたそうです。経験のある宿の人にマダニの頭を残さずに取り除いてもらうことが出来ましたが、目の前でそういうマダニの被害者が出たので震え上がりました。何しろ、日中はほとんど一緒に木道でご一緒した人でしたからなおさらです。(後日、心配されたウィルス等の症状は出なかった旨のメールをいただきました。)
 その翌日ですからそんな訳で、草の茂る小道を歩いていて、草の葉がズボンの裾などをサワサワさせたりすると飛び上がりたいほどの恐怖感に襲われ、どうしても進むことが出来なくなりました。マダニに刺されるくらいなら「鳥はパス」という気持ちでした。(最近、近畿に弩の付くほど見てみたい鳥さんが来ているそうですが、ヤマヒルも怖いです。) 「献血や血液検査で血ィ抜かれたことないんかぁ」と言う人も居ますが、そのデリカシーの無さが逆に羨ましいです。メグマ沼にはそう言う訳で近寄ることは出来ませんでした。撮った鳥は駐車場に居たベニマシコのメスとウグイスだけです。帰宅してから気が付いたことですが、ベニマシコ♀の写真はここのものだけでした。まことに迂闊でした。
  さてメグマ湿原の後はまた北進して宗谷岬です。最北端の碑や間宮林蔵の立像等の前でそそくさと記念写真を撮ったりしてから今度はオホーツク海沿いに道東へ向かいます。 最初の立ち寄り先が浜頓別町クッチャロ湖のそばのベニヤ原生花園でした。
 ベニヤ原生花園の駐車場には高台に1階がトイレになっている展望台とビジターセンター(のようなもの?)があります。そのビジターセンターを訪ねて鳥の情報を仕入れましたが、ツメナガセキレイは未だ未確認とのことでした。ノビタキ、コヨシキリ、ベニマシコ、オオジュリン、ノゴマなどは遊歩道で観察できるとのことで、早速中央の遊歩道を進みました。遊歩道は高低差で10mほど下ると湿地帯に入ります。この湿原は広大で遊歩道を全部歩くと数キロメートルでは済まないようです。鳥の数は多いのですが何分にも広い分だけ鳥も遠かったです。鳥はいわゆる北海道の普通種ですが、景色も良いので1時間ほど楽しみました。景色が良くて花も咲く場所で北海道の普通種が飛び交うと言えば「どう撮るか」だと思います。北海道上陸以来、あれ撮った、これ撮ったで過ごしてきたlikebirds夫婦は「どう撮るか」になると急に声は小さくなり、筆(キーボード)も進まなくなります。(likebirds夫)

 
 

by likebirds | 2015-07-19 06:00 | 北海道旅行 | Comments(4)