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アメリカコアジサシとコアジサシ (1)
 アメリカコアジサシ、そんなアジサシがいることすら知りませんでした。
沖縄から帰って直ぐに、少し不安に思いながら現地に行ってみました。
幸いアメリカコアジサシはアッサリと見ることができました。
初めて見るアメリカコアジサシは、少し小さくて丸っこい可愛い鳥さんでした。
仲良しのコアジサシといつも一緒で微笑ましかったです。(likebirds妻)



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旧い小さな漁港へ行ってみると誰も居ません
   橋の手すりにちょこんと1羽のコアジサシが。。
長い初列風切りが黒く太い。。国内2例目、アメリカコアジサシでした
これはラッキー!!  初見初撮りです
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アメリカが普通のコアジサシに餌を持ってきました
足の色がずいぶん違います
コアジサシの足は綺麗な橙色です
アメリカコアジサシはくすんだ黄褐色でした
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コアジサシにそっぽを向かれました
仕方なくアメリカは自分で食べちゃいました
コアジサシのクチバシの先は黒い点が見えますが、アメリカにはありません
個体差かもしれません
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アメリカコアジサシは初列風切りの外側3枚が黒でした
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アメリカコアジサシの初列3枚の黒は羽軸の外側だけで、羽同士重なっている部分は白でした
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アメリカコアジサシが急降下開始
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海に突き刺すように飛び込みます
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身体をくねらせて飛び込み
横に見えるのは漁船のマスト
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スマートでかっこいい!
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せっせとどこかに魚を運んでました
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アメリカコアジサシは背中の灰色が腰から尾羽まで一様です
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普通のコアジサシは腰から尾羽にかけては真っ白です
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 6月27日から7月1日の沖縄旅行の写真をUPしていましたが、中断してアメリカコアジサシをUPすることにしました。

 沖縄旅行の最中に鳥見の先輩から「珍しいコアジサシが出ている。 アメリカコアジサシの可能性がある。」との連絡をいただきました。場所は関東の漁港でした。われわれ夫婦は沖縄旅行の最中でしたので、帰るまで居てくれるように祈りながら旅行を続けました。

 7月1日に沖縄旅行を終えて、翌日の2日に行ってみました。小さな古い漁港の朝は人影もなくひっそりと静まり返っていました。駐車場に車を止めて、双眼鏡片手に漁港の橋を見ると、手摺にたった1羽だけコアジサシがとまっていました。目的の個体はクチバシの先端に黒い点が無いと聞いていましたので、早速双眼鏡で確認すると黒い点がありませんでした。
 また、初列風切りの太い黒もはっきり確認できました。 居ました!!!!!

 逸る心を落ち着かせながら、ゆっくり10mほど歩いて車に戻り2人各々三脚とカメラをセットしてレンズを鳥に向けました。シャッターを切りながら、だんだんと達磨さんが転んだ方式で近づき、また連写です。幸い、よっぽど近づくまで飛びませんでした。

 写真にはアメリカコアジサシと断定的にコメントを付けていますが、実際にはこのときアメリカコアジサシとの確信はありませんでした。一夜漬け勉強で頭に入れた「初列風切りの黒」、「腰と尾羽の灰色」を確認しただけです。目で見て確認したのはコアジサシと並ぶと足の色がずいぶん違っていました。幾分短いようにも見えました。

 しばらくすると、私たち2人の他にもう1人顔見知りのカメラマンが来られて3人になりました。このかたも「アメリカコアジサシだと良いね。」くらいの感じで、一緒に撮影しました。
 その後も2組のご夫妻が加わり7人になりましたが、皆さん初めての鳥ですべて言葉の最後は「だろうとおもいます。」で、言葉の頭は「たぶん、」付きでした。

 付近にはコアジサシの小さなコロニーがあり、コアジサシが飛び回っていましたが橋に居る我々のそばまで飛んできて近くにとまるのはこのアメリカコアジサシ1羽とコアジサシ1羽(足環あり)だけでした。この2羽はとても仲が良いようで、アメリカコアジサシが盛んに餌を咥えてコアジサシにモーションをかけていました。コアジサシはプレゼントを受け入れず、これが別種の証しかも?と思いましたが、後日行かれた友人がこの2羽の求愛給仕の写真をUPされているので考えは違っていました。(多少しつこくても押してみるものですね。セクハラにならない程度に。)

 見ているうちに、このアメリカコアジサシがすぐそばを飛んで激しく鳴きました。コアジサシのような高い声ではなくて低い声でした。「やけに下品に鳴くなー。」と思いました。一緒に見ていたご婦人が「何~!この声~。コアジサシとぜんぜん違う~。ヤダ~~!この声。」と叫びました。この瞬間「絶対に別種だ。アメリカコアジサシ初見初撮りー!」と確信しました。みんなそう思ったようでしたが、私を含めて全員が「たぶん」を省きませんでした。見たのはアメリカンな鳥ですが、観察者は皆和風だったんです。笑。(likebirds夫)
 
 

by likebirds | 2016-07-31 06:00 | 野鳥観察 | Comments(14)
エリグロアジサシⅡ(沖縄旅行その7)
 午前中、比地大滝の滝つぼまで何度も急な階段を上り下りして、ホントウアカヒゲとノグチゲラを探しましたが、
ほとんどが、トレッキングとなりました。
午後はベニアジサシを見たいと思ったのですが、これも甘くありませんでした。
でも、小さな岩で子育てをしているエリグロアジサシを見ることができて良かったです。
(likebirds妻)



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陽が西に傾きかけて、  岩の上にエリグロアジサシが
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小さな岩に数組のエリグロアジサシが子育て中でした
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ぴょんと飛んで向こう側の巣へと・・・
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エリグロアジサシが浜にしゃがんで待つと波が洗いにきます
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気持ちが良くてはしゃいでいるように見えました
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最後は丁寧に羽繕い
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 6月27日から7月1日の沖縄本島旅行の写真を時系列にUPしています。今回は6月29日(沖縄旅行3日目、探鳥2日目)の午後に行った屋我地島・古宇利島のエリグロアジサシです。

 比地大滝で大汗をかいたあと、屋我地島・古宇利島へ車を走らせました。少数ですがベニアジサシが繁殖していると聞いたことがあるので行ってみることにしたのです。結果的にはほとんど観光ドライブになりましたが、それはそれで楽しかったです。

 普段は少しのことでイライラする自分が南国に来ると何故か「それはそれで楽しかった」気分になれるのは不思議です。

 エリグロアジサシには出会うことが出来ました。先日UPしたエリグロアジサシとはシチュエーションはだいぶ違うのですが、出てきた写真は似たものばかりでした。(likebirds夫)

by likebirds | 2016-07-29 20:41 | 沖縄本島旅行 | Comments(6)
ホントウアカヒゲⅡ (沖縄旅行その6)
  比地大滝には一番で入場しました。
朝の9時、既にかんかん照りの天気でしたが、遊歩道は茂った木の陰でうっそうとしていました。
遊歩道に入るとすぐに目の前にホントウアカヒゲが現れてくれました。
尾を振りながら、せかせかと枝を飛び移って、こちらを気にしているようでした。
狭い通路しかも薄暗くその場で動くことも出来ません。
でも、期待していたホントウアカヒゲに早速出会うことが出来て、嬉しかったです。(likebirds妻)




遊歩道の階段を上ると、早速ホントウアカヒゲが出迎えてくれました
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ポールの上には何回も・・・
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ちゃんとわれわれのことを考えてステンレスポールの無い場所にも止まってくれました
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階段を登りながらまるでナビゲートしてくれてるみたい
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止まるのは暗い所ばかり
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やっと明るい枝にも
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折角ズームレンズを持参したのでズームアップと。。
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ズームアウトを。。
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 6月27日から7月1日の沖縄本島旅行の写真に戻ります。

 6月28日、沖縄本島2日目(探鳥初日)は午前4時起床午後12時過ぎ就寝というハードな一日でしたから、この日(29日)は早朝探鳥は取り止めました。
 午前7時に起きて宿で朝食。8時に出発です。エアコンは弱運転でつけっぱなしで寝たせいか?身体が重くだるいです。でもエアコンを切っていたらきっと眠れず起き上がれなかったと思います。

 本日はまず、観光名所でもある比地大滝へ行ってみました。ここは入口にキャンプ場があり、そこから滝壺まで整備された遊歩道を歩いて行けるとのことで、野鳥撮影に向いた開けた場所があると思ったからです。前日はジャングルの狭い林道で生い茂る木の葉に邪魔されてしっかりと撮れなかったホントウアカヒゲが主な目的でした。

 入口のキャンプ場から滝壺までは片道40分、休憩も居れて往復1時間半の行程とありました。自分たちはその行程を鳥を探しながら3時間くらいかけて歩きました。遊歩道は階段のアップダウンの連続で、頭から水をかぶったように汗が出ました。真夏の比地大滝はあまりお勧めできません。途中の渓流で遊ぶ家族連れが羨ましかったです。

 チャンスがあればノグチゲラにも出会いたいと思いましたが、こちらはダメでした。(likebirds夫)

 

by likebirds | 2016-07-26 06:00 | 沖縄本島旅行 | Comments(14)
キンムネオナガテリムク
 キンムネオナガテリムク?聞いたことも無い鳥でしたが、鮮やかな光沢の綺麗な鳥でした。
人を怖がらないので、行く手は人が避けて歩きます。
ちょこちょこ歩くと立ち止まって少し背伸びをするように前を見渡していました。歩き回る姿はツグミっぽい感じでした。
楽しい鳥撮りでした。(likebirds妻)


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最初に見た時
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甲虫を捕まえました   コガネムシでしょうか?
その他、地蜂なども捕えていました  昆虫主食のようです
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コガネムシの足が飛びました
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高い枝で鳴いてます 独特の鳴き声
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光沢が綺麗
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異国ムードを出したくて、わざと枝の込んでいる場所から。。笑
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アフリカ北部の乾燥した草原や藪に住んでいるそうです
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金胸・尾長・照り・椋。。  アハハ! 目つきはやっぱり椋鳥ですね
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篭脱けですが、なにか?
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 キンムネオナガテリムクという聞いたこともない鳥の連絡をいただいたとき、その名前の長さで「見に行きたい!」と思いました。北東アフリカのサバンナや藪地に住んでいるそうです。サバンナはゾウやキリン、シマウマなどが駆け回っているところですね。

 こんな鳥が日本に飛んでくるわけがありませんので、飼われていた鳥が逃げたものに違いありません。もう捕獲されたようです。飛行機に乗ってエチオピアへ行く航空運賃が節約になりました。どれくらい得をしたか想像つきません。(likebirds夫)


by likebirds | 2016-07-24 13:19 | 野鳥観察 | Comments(8)
ササゴイのオイカワ漁(2)
  ササゴイは、抜き足、差し足、忍び足状態で、オイカワを狙いながら次々にやってきました。
おっとりのようですばしっこくて、飛翔姿も綺麗でした。
ササゴイの色々な姿を見ることができて、とても面白かったです。
(likebirds妻)


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おや?ササゴイの頭が・・・
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パンクへァーに!!
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先に漁をしていたササゴイを威嚇!?
でも嚇されたササゴイは完全無視
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パンクヘアーでオイカワをゲット!!!
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さすがに丸呑みする前には冠羽を畳みました
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ところで、 ササゴイは左手(川下)から飛んできて漁をします
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下流から猛スピードで飛んでくるササゴイ
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大きなオイカワを何尾も呑み込んで漁が終わると下流へ飛んで帰っていきます
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帰るときは飛び立つ瞬間が見えるので撮りやすいです
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腹一杯のササゴイは帰りのほうがゆっくりでした
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黄色い花が背景に入りました  幸運です
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お腹を減らした雛たちのところへ帰りを急いで。。。
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 撮影するカメラマンはたくさんいましたが、みんなニコニコでした。こういう野鳥撮影は楽しいです。

 パンクヘアーのササゴイには思わず笑ってしまいました。それを完全無視するササゴイにも笑えました。(likebirds夫)

by likebirds | 2016-07-22 06:00 | 野鳥観察 | Comments(8)
ササゴイのオイカワ漁(1)
 ササゴイは今まで余り撮影の機会がありませんでした。
今回、綺麗なオイカワを何度も捕まえる俊敏なササゴイを沢山見ることができてとても嬉しかったです。
何匹も捕まえる漁が上手なササゴイや、じっと見ているだけいつまでも魚を捕まえられない漁の下手なササゴイなど個性豊かでとても楽しめました。
(likebirds妻)


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ササゴイのオイカワ漁
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ササゴイのオイカワ漁
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ササゴイのオイカワ漁
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 沖縄旅行で撮影した写真をUPしていましたが、一時中断して7月6日に撮影したササゴイのオイカワ漁を掲載します。

 オイカワは自分たちの地元ではヤマベと呼ばれています。子供の頃はオイカワという名前は知りませんでした。婚姻色でこの時期には虹色に染まります。

 入間川でササゴイのオイカワ漁が見られると聞き行ってきました。漁は豪快そのもので久しぶりに連写を楽しみました。(likebirds夫)



by likebirds | 2016-07-20 06:00 | 野鳥観察 | Comments(12)
リュウキュウアカショウビン、リュウキュウコノハズク、リュウキュウオオコノハズクのナイトツァー  (沖縄旅行その6)
 沖縄について2日目最後はナイトツァーです。
ヤンバルの夜は、満天に輝く星が降ってきそうなそれはそれは美しい景色でした。
静かな林道をゆっくり進むと、高い枝で休んでいる鳥たちの姿や、夜行性の元気なオオコノハズクやコノハズクを見ることができました。
宿に着いたのは23時近くでした。
嬉しい出会いがいっぱいの感激の一日が終わりました。(likebirds妻)


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最初に見たのは、リュウキュウハシブトガラス幼鳥、つやつやで綺麗でした
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今度は何だ!!!!   と思ったらリュウキュウキジバトです
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木の葉かな?  と思ったら何と!リュウキュウアカショウビンの巣立ち雛!!
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道端にいたのは「ホルストガエル」沖縄県指定の天然記念物だそうです
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ガイドさんが口笛を吹くとリュウキュウコノハズクが電線に飛んで来ました  コノハズクとは別種ですね
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電線から木の枝に飛び移ってきました
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折角ズームレンズを持ってきたのでワイドでも撮ってみました
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騒がしい声がする方を見ると動くものが・・・リュウキュウオオコノハズクの幼鳥でした
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少し上に移動しました  かなり傾斜のきつい幹に居るんですね
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別の場所のリュウキュウオオコノハズクの幼鳥
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ワイドに撮るとだいぶ雰囲気が変わりますね
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宿に帰り着く直前でやっと見れたヤンバルクイナ、高い木の枝でお休み中
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飛べない鳥がよくここまで登れたと感心するほど高い場所でした
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 6月27日から7月1日の沖縄本島旅行の写真を時系列的にUPしています。6月28日、沖縄本島2日目(探鳥初日)の夜の話です。

 7時頃に安田の民宿へ戻り大急ぎでシャワーを浴びて夕食を食べました。8時からナイトツアーでガイドさんに迎えに来てもらう約束をしているので気が急きましたが少しは休めました。

 カメラは明るいレンズにするか、暗くても軽い取り回しの良いのにするかギリギリまで迷いました。結局、疲れもあって軽いレンズに決めました。自分はCanon1Dmk4+100-400mmF4.5-5.6にしました。likebirds妻はCanon7D+300mmF4。どちらも軽くて取り回し優先です。これは結果的には良かったと思っています。

 ガイドさんが宿の前まで車で来てくれてました。さあ出発です。ガイドさんはワンボックスワゴンの運転席に、我々夫婦は後部座席にカメラを持って座りました。昼間と同じ車なので天井に開閉式の窓も付いています。被写体が車の右側に出たときには右座席の人は右の窓から、左座席の人は天窓から撮影できます。

 ナイトツアーは総じて前半は「どうなるのだろう?」と思うほど不調でした。ジャングルの中を走れども走れども何にも出くわしませんでした。ガイドさんの声も心なしか済まなそうに聞こえてきました。リュウキュウアオバズク、リュウキュウコノハズクやリュウキュウオオコノハズクは求愛時期は比較的活発にオスが出てくるそうなのですが、抱卵や育雛の時期に入るとめっきり活動が落ちるとのことでした。木に登って寝るというヤンバルクイナも雛が木に登れないうちは雛を守るために地上で寝るのだそうです。この時期のヤンバルクイナの雛は未だ木には登れないとのことでした。

 「1週間ほど前までは100mおきに何か出てきたんですが。。。」のガイドさんの言葉に「昼間のホントウアカヒゲもそう言われた~」と思い出して気持ちが萎みました。

 最初に出てくれたのはリュウキュウハシブトガラスの幼鳥でした。以前に石垣島で見たオサハシブトガラスとは亜種違いになります。こんな時には「なんだー」とは思わずに単純に嬉しくなるものです。練習も兼ねて張り切ってレンズを向けましたが自分のカメラはAFでは迷い続けてピントが合いませんでした。「闇夜のカラス」とはよく言ったものでMFでもピントの山はわからず結局撮れませんでした。

 枝のリュウキュウキジバトの後、ガイドさんが「あれっ、あぁ済みません。木の葉ですね。」と言って車を止めました。木の葉にしては大きいぞと見ているうちに少し動きました。「アカショウビンの雛でした。」の声にファインダーを覗くのも必死になりました。後部座席に座って車の天井にある窓からシャッターを切りました。その後、県の天然記念物ホルストガエルなどを踏まないように注意しながらまた探鳥です。

 鳥に出会うことなく長い距離を走りました。ガイドさんが懸命に探してくれてこちらが気の毒になるほどでした。何も見えないことに草臥れかけた頃、「コホッ、コホッ」というリュウキュウコノハズクの声がときどき聞こえ出しました。ガイドさんが窓から首を出して口笛を吹くと鳴き返してきます。ガイドさんとリュウキュウコノハズクの鳴き交わしの後、急に声がしなくなります。「行っちゃいましたねェ」のガイドさんの言葉にガ~~ン!、がっかりです。こんながっかりが何度もありました。

 でも鳥運は尽きてはいませんでした。今まで暗闇の中を照らしながら車で走ってきましたが、少し広くなって偶には外灯もあるような場所へ来た時です。ガイドさんの口笛に反応してすぐそばの電線にリュウキュウコノハズクが飛んで来ました。以前に石垣島で見たことがあり初めてではありませんでしたが、焦らしに焦らされた後だったので手が震えてファインダーへの導入さえ苦労するほどでした。リュウキュウコノハズクは電線からとんで、より見易い木の枝へ飛び移ってくれました。likebirds妻が300mm単焦点レンズなので、自分は比較的ワイドで撮ることにしました。リュウキュウコノハズクは真正面からこちらを見たり、右や左を向いたりしました。その度に夢中でシャッターを切りました。メスとペアになり損ねたか、繁殖に失敗したオスだろうと教えられました。

 「そろそろ宜しいでしょうか?」とのガイドさんの声で我に返り、ありがとうございましたと言って終わりにしました。内心は、もうちょっとだけ。。と思いましたが鳥への負担を考えてのことだと思い従いました。

 リュウキュウコノハズクに出会うと、今度は続けざまにリュウキュウオオコノハズクと出会うことが出来ました。あらかじめ、この時期にリュウキュウオオコノハズクと出会うことはきわめて困難だと聞いていましたので大喜びしました。暗い夜でもあり、見慣れないこともありよくわかりませんでしたが、とにかく2羽とも幼鳥とのことでした。

 ご存知の方が多いと思いますが、アカショウビンとリュウキュウアカショウビン、オオコノハズクとリュウキュウオオコノハズクは同種別亜種。コノハズクとリュウキュウコノハズクは別種です。(今のところ)

 最初は低調なナイトツアーだと思いましたが、終盤にきて万々歳の野鳥撮影となりました。われわれの気持ちの持ちようかもしれませんが、ガイドさんの声もホッとして明るく聞こえました。「さあ、これから木に登ったヤンバルクイナを探しながら宿へ向かいましょう」とガイドさんに言われて、「そうか、まだヤンバルクイナがあったんだ」とすっかり忘れていた自分に呆れました。

 ヤンバルクイナもなかなか見つからずに宿のすぐそばまで帰って来て、やっと見ることが出来ました。最近のヤンバルクイナは昔と違ってずいぶん高い木に登るようになったそうです。以前と違って、今のヤンバルクイナの天敵はネコなのだそうです。高い木に登れないヤンバルクイナは猫害にやられてしまうそうです。この日にわれわれの出会ったヤンバルクイナもずいぶん高い場所に居ました。

 ガイドの先生には大感謝です。

 沖縄に来てから2日目(探鳥初日)の長い長い1日が終わりました。宿に帰ってきてシャワーを浴びたりして寝るのは12時を過ぎていました。ヘトヘトです。翌日も早朝から探鳥の予定でしたが、取り止めて寝坊をすることにしました。(likebirds夫)






by likebirds | 2016-07-18 06:00 | 沖縄本島旅行 | Comments(10)
ヤンバルクイナⅡ (沖縄旅行その5)
 辺りに日が落ちて静かな夕刻、ヤンバルクイナは驚くほど活発に動いていました。
ヤンバルクイナは臆病であまり目立った動きをしないと勝手に思っていましたが、物凄く早く走り、追いかけっこのような喧嘩をする姿も・・・。
思いがけず生き生きとしたヤンバルクイナを見ることができて、とても嬉しかったです。(likebirds妻)



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先日は車道に出てきたヤンバルクイナでしたが、今回は草むらです
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草むらで餌を探しているようです
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午後6時過ぎ、川のそばの草むらでヤンバルクイナが羽繕いをしていました
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ヤンバルクイナの羽繕いの様子を見ていると、どうも水浴びの後のように見えました。
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他の場所でも水浴び後のようなヤンバルクイナがいました  川で水浴びしてるんじゃないかと思いました
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川の畔に車を止めるといきなりヤンバルクイナが猛スピードで走り抜けます   此岸では近すぎてカメラで追いきれません
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対岸に目をやると、遠いですがマングローブの中からヤンバルクイナが出てきました  水浴びではなく餌を探しているようです
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見ていると急に走り出します
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写真ではわかりませんが、カニを追いかけていました
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右へ左へ駆け回りますが、なかなかカニも捕まりません
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ヤンバルクイナが水の中に入っています
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見えるだけで3羽になりました  幸運です!!
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泥の中の餌を探してます
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川面に姿を映して、行ったり来たり
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 6月27日から7月1日の沖縄旅行の写真をUPしています。今回は6月28日(沖縄本島探鳥初日)の夕方のヤンバルクイナです。

 海岸でエリグロアジサシを撮影して宿へ戻る途中で、朝だけでなく夕方にも出てくるというヤンバルクイナを見に寄ることにしました。車で朝見た場所を通りかかるとヤンバルクイナはすでに出ていて羽繕いをしていました。われわれの車が通りかかると草むらに入っていきましたが逃げませんでした。

 ヤンバルクイナは車が近づくと逃げますが、車を止めているとかなり大胆にレンズを向けても逃げませんでした。それこそレンズの最短合焦距離ほど近くでも逃げませんでした。近くからよく見るとヤンバルクイナは単に羽繕いをしているのではなくて濡れた羽毛を乾かしているようでした。ヤンバルクイナも鳥なので水浴びは必須なんだなと思いました。川辺りを見通せる場所で待っていたら水浴びシーンを見ることが出来るかもしれません。
。。。で、そうしてみることにしました。

 川沿いの道路に止めた車の中で待っていると、思った通りヤンバルクイナが車のすぐそばの草藪から出て来て川へ向かいました。けれども予告なしにいきなり出て来てトコトコトコトコッと川へ走り、水辺に生える草の向こうへ行ってしまうので見えなくなりました。近すぎてファインダーに入れる暇がありません。

 困っていると、川の対岸のマングローブからヤンバルクイナが出てくるのが見えました。遠いですが、自分たちの場所から丸見えの場所です。早速、水浴びを期待しましたが、ヤンバルクイナは水には入りますが水浴びはしませんでした。水辺の砂をつつくような動作の後、突然走り出します。と思うと急に回れ右をして反対に走ったりしていました。カニを追いかけて餌にしようとしていました。やたらと追い駆け回すだけで作戦というものが感じられませんでした。大きな声では言えませんが、案外XXかもしれません。

 水浴びシーンはお預けとなりましたが、ヤンバルクイナの普段の生活ぶりを川辺で覗くことが出来ました。もっと見ていたかったのですが、時間は午後7時5分前。午後7時からは宿で食事、8時からはナイトツアーでガイドさんに迎えに来てもらう約束があるので急いで宿へ帰りました。(likebirds夫)


by likebirds | 2016-07-14 07:00 | 沖縄本島旅行 | Comments(10)
エリグロアジサシ (沖縄旅行その4)
 長く続く国道沿いの海辺には、ところどころでエリグロアジサシの姿が見られました。
暑い日中は森の鳥はお休みとのことで、エリグロアジサシが見られた場所に行ってみました。
広い歩道の低いコンクリート塀から見下ろすと、小さな砂浜にエリグロアジサシがひっきりなしにやって来て水浴びをしていました。
焼け付くような日差しに汗だくになりましたが、エリグロアジサシが波と戯れる楽しそうな様子がとても可愛らしくて夢中でシャッターを切りました。
(likebirds妻)



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青い海に白い姿が颯爽と飛びます
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岸から離れてぽつんと浮かぶ岩では数組が営巣していました
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飛びながら水浴び
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エリグロアジサシは我々の足元のビーチにも飛んできていました
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営巣している岩から飛んできて砂浜に下ります
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波打ち際に着地  私たちも一緒に水浴びしたい!
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「ダルマさんが転んだ」で少しづつ近づいてみました
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炎天下に涼しげな水浴びです
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仲良く水浴びにやってきました
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砂浜を歩いてきて、ちょこんと石の上に乗りました
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我々に慣れてきたのか、すぐそばへ寄ってきてくれました
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この石を取り合って2羽がバトル、ノートリです
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エリグロアジサシも暑いのでしょう   気持ちよさそうに波に身体を浸けていました
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道の駅「ゆいゆい国頭」で昼食に猪豚野菜ソバを頼んだらこの量でした  ソバに行き着く前に満腹です
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 6月27日から7月1日までの4泊5日の沖縄本島旅行の写真をUPしています。6月27日の沖縄初日は首里城の見物と那覇

からやんばるの森のある国頭村への移動に費やしました。沖縄本島2日目は早朝から午前11時までガイドさんに案内されて

の探鳥でした。これからナイトガイドツアーまでの間、どこへ行くか悩みましたが、やんばるへ来る途中で見てきた海岸方面

へ行ってみることにしました。昼食をとろうと道の駅「ゆいゆい国頭」に寄って頼んだ猪豚野菜ソバには呆れました。特に大

盛りを注文したわけではありませんでしたが特大盛りでした。懸命に食べましたが、自分は具のイノブタ野菜炒めを食べてい

るうちに満腹になりソバは一口も食べることは出来ませんでした。likebirds妻は野菜を退かして下のソバも少しは食べたそう

です。沖縄本島の旅では宿でも食事のボリュームは満点で4泊で体重は3kg以上増えてしまいました。旅行に出ると何故か

食い意地が張り、残すと銭の無駄と思う傾向があり、出掛ける前から自制を自分に言い聞かせていたのですが今回もダメでした。

毎日必ず共同店でオリオンビールを仕込んで宿の夕食時に飲み、シャワーを浴びてすぐ寝るという生活も体重増の原因かもし

れません。そろそろ元の体重に戻らないと重くてしょうがありませんが未だに戻りません。

 沖縄本島の西側の海岸線を走り、岩礁があると車を止めて双眼鏡で海を眺めアジサシを探しました。岩礁でも本島とつなが

っているところにはやはりアジサシを見つけることは出来ませんでした。やはり離れていないと猫害に会い営巣できないのか

もしれません。やんばるへ来る途中で目星を付けておいたのですが、比較的小さな岩島でもエリグロアジサシが営巣していま

した。岩礁や海面のエリグロアジサシを眺めていたのですが、ときどきこちらへ飛んでくることに気づき、我々の立つ道路か

ら堤防越しに離れた場所の砂浜を見下ろすと数羽のエリグロアジサシが水浴びをしていました。はじめは遠くて写真になりま

せんでしたが、徐々に近づくと人の子供のように波とじゃれ合う姿が撮れました。こちらがどんどん距離を詰めるとエリグロ

アジサシは少し気にするようでした。それでエリグロアジサシが砂浜から飛び立ち営巣場所へ飛んで行っているうちに、大胆

に水浴び場所のすぐ近くまで行き待っていると彼らは我々を気にせず飛んできてくれました。道路沿いの堤防にカメラを置い

てエリグロアジサシのいかにも涼しげな写真が撮れるので嬉しくなりたくさん撮ったのですが、こちらは隠れるところのない

炎天の下で猛烈な暑さでした。(likebirds夫)


by likebirds | 2016-07-12 09:37 | 沖縄本島旅行 | Comments(10)
ホントウアカヒゲ  (沖縄旅行その3)
 ホントウアカヒゲは、個体数も多くその鳴き声はあちこちで聞こえました。
でも姿はなかなか見ることができませんでした。
薮に暮らす鳥なので表に出てくることが少ないのだそうです。
この日は、高い枝で鳴いている姿を何とか見ることができました。
オレンジ色の背中で顔から胸が黒い、とても綺麗な鳥でした。(likebirds妻)




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やっと一羽が出てきてくれました
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近いというか。。。。近すぎで。。。
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証拠写真のみとなりました
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囀りのように見えますが、地鳴きです
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 やんばるでお願いしたガイドさんは午前11時まででした。ヤンバルクイナとノグチゲラに時間を費やしてしまってこの日の撮影チャンスは一度だけとなりました。止めた車の屋根の直ぐ上で地鳴きしていたので、車の天井窓からレンズを向けると近すぎでした。後日、自分で探す他なくなりました。(likebirds夫)

by likebirds | 2016-07-08 21:07 | 沖縄本島旅行 | Comments(10)