今年も鷹の渡りを見に行きました。昨年は4~5回通いましたが、今年は都合がつかずに一度だけしか行かれませんでした。ハチクマの渡りは既に終わっていて、サシバの渡りが中心でした。この日のサシバのカウントは66羽でしたが、ほとんどははるか遠くを高く飛んだので、はっきりと見る事ができたのは20羽ほどだったと思います。それでも、一心に南に向かって飛び去る姿は感動的でした。来年また、元気に戻ってきてほしいと思いました。(likebirds妻)
写真をクリックして拡大画像をご覧下さい
100-400ズームレンズをテレ端から少しワイド側にして撮影しました
少しワイド側にすると広い青空がファインダーに広がります
頭上で旋回を始めました 100-400テレ端で
こういうときにはズームレンズは便利ですね ♪
こちらは500mmF4で撮影
横が気になるようで、脇見運転していました
後から飛んで来るサシバを待っているかのように旋回していました
例によってダラダラとしたシギのUPがやっと昨日終わりました。
毎年、横須賀市のタカの渡り定点観察地へ出かけていますが、今回は1度切りでした。10月4日。前々日は雨、前日は好天なれど南風。当日は好天で北風。タカが飛ばない訳はない!と思っていましたが、渡りは低調でした。日曜日でもあり、皆さんが盛大なタカの渡りを期待したのか、観測地の山頂は車で、見晴台は人で大賑わいでした。
好天に恵まれましたが、双眼鏡で東京湾の対岸の房総半島の空を見ると低く雲が垂れ込めているのが見えました。タカが飛ばないのはそのせいだと言う人や、もうタカは渡り切っていて在庫切れという人などが居ましたが、両方正しいようでした。
自分たちはアマツバメやハヤブサ等を見たり、久しぶりに出会った友人達と鳥談義などをして過ごしましたが、11時ころには飽きてしまいました。
さらに、前日は見晴台周辺で「ジジロ、ジジロ」と3音節で鳴くオオムシクイの声が聞こえたという話を聞き、すっかり腰が落ち着かなくなってしまいました。オオムシクイは今夏の知床峠で悪天候もあって惨敗しています。姿はメボソムシクイとそっくりですから探すのは鳴き声です。でも結局、声を聞くことはありませんでした。
見晴台を下りて、レンズを手持ち用に取り替えている最中に上の見晴台が騒がしくなったので、空を見上げるとやっとサシバの一団が肉眼で見える高さで通りかかっている最中でした。手持ち用のズームレンズが幸いして鷹柱を撮ることができました。
この場所へは数年前から毎年来て、毎年同じような変わり映えのしない写真を撮っていますがとても居心地が良いので続けたいものです。(likebirds夫)