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クマゲラ  北海道旅行その1
 憧れていた北海道への鳥見旅行がやっと叶いました。
大きな目的のひとつだったクマゲラ、何とか見てみたいと願っていましたが、最初に立ち寄った公園で見ることができて本当に嬉しかったです。
何度も雛に餌を運んでは甲斐甲斐しく世話をする「育メンクマゲラ」はとてもかっこよかったです。(likebirds妻)


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北海道に到着した日の夕方のことです  教えられた樹洞をファインダーで覗くと可愛いクマゲラの雛の顔が見えました
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雛はときどき巣穴から大きく身をのり出して親を呼んでいるように見えました
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「キョーーーン」の鳴き声と同時にクマゲラ成鳥がやってきました  額から後頭部まで赤いのでお父さんのようです
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雛が身体をのり出して餌を催促しています
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争うように餌を催促する雛にお父さんが給餌しました
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頭頂の赤くない雛も顔を出します  それなので最低3羽は雛が居るようです
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巣穴のある木の隣の木にクマゲラのお父さんが飛んできました
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巣穴の木に飛ぶかな?と思って待っているとやっぱり飛びました
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でもクマゲラのお父さんは巣穴を通り過ぎて何処かへ飛んでいきました
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クマゲラのお父さんは給餌の後、自ら巣穴へ入り糞を運び出します  そのときの飛び出しです
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お父さんの顔が巣穴から覗いたらシャッターを切ると飛び出し写真が撮れます
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連写の2枚目  写真をクリックしてみて下さい  クチバシに雛の糞を咥えているのが見えます
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三枚目です   聞いた話では糞をかなり遠くへ捨てに行くそうです
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給餌の間隔は短いときは5分くらいで、長くても20分程度でした  やってくる前に「キョーーーン」と鳴くのでかまえて待ってると飛んできます
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クマゲラのお父さんはすぐそばの木にも飛んできました  慌てて撮りましたが...
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クマゲラは案外のんびりしていて毛繕いを始めてしまいました
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離れた木にも止りました  身体が大きいのでとても目立ちました 休憩でしょうか、ここにも長く居ました
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翌日の朝も行ってみました   雛は健在です
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やっぱり元気良く餌を催促していました
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給餌はとても頻繁でした
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給仕の後、相変わらず飛び出しを狙いました
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偶然、クマゲラが巣穴へ飛んでくるシーンが撮れていました
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巣のそばで「キョーーーン」と鳴くこともありました
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このときは木からいきなり飛びました  糞は咥えていません
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雛の食欲はとどまるところを知らないようでした   しつこいのでこの辺でやめます
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 北海道へ鳥見の旅行へ行ってきました。6月30日に帰宅していたのですが、夫婦で留守にしていたこともあり浮世ですることも溜まっていたので写真の整理に手が着きません。これから少しづつUPしていこうと思っています。
 北海道を旅行するのに飛行機+レンタカーにするか、それとも自分の車で行っちゃうか迷いましたが、いろいろ計算してみてフェリー+自家用車のほうが微妙に安そうなので13日に大洗港から苫小牧の向けて出航しました。本当は14日に出るつもりだったのですが、1週間前に予約しようとネットでフェリーの運行時刻表を見ると運休日だったので慌てて1日早めました。大洗港から13日の18時30分発のサンフラワーに乗り込むとまず風呂に入り、その後自動販売機でアルコール飲料を買い、出航前に予め仕入れておいたコンビニ弁当を食べてすぐに寝ました。翌朝の航路の海鳥に備えるためです。それと、この時期の北海道鳥見旅行の経験者の話を聞くと午前3時起きや4時起きが当たり前とのことだったので、このときにその習慣を付けようとの考えです。消灯時間までよっぽどあるうちに寝るのは明るすぎて難しそうなのでアイマスクを持って行きました。likebirds(妻)が2等の大部屋で皆が起きているときに大口を空けて寝てると恥ずかしいと言うので口にはマスクをすることにしました。顔の上半分は黒いアイマスクで覆い、下半分は白い普通のマスクで隠すのは他所から見て相当異様なのでは?とも自分は思いましたが、寝てしまえばどうでも良いと実行しました。
 14日の夜明けから洋上の鳥見をしましたが、この話は後日に復路と合わせてUPすることにします。
 大洗出航の翌日午後2時過ぎに苫小牧で下船するとすぐにオオジシギの「ズビヤーク」が聞こえてきましたが、それを振り切って札幌へ直行しました。今回の旅行の大きな目標の1つがやたらと身体がでっかい黒いキツツキのクマゲラを見ることでした。北海道の行く先々でクマゲラの情報を集めたり探しながら移動し、それでも見つからないときには友人お勧めの宿に泊まりそこのご主人にガイドをお願いすることにしていました。まずは札幌に2泊して近郊の公園や登山道などを幾つか訪ねてみる予定です。事前にネット等でクマゲラ情報を調べたり、北海道鳥見経験者等にお聞きしたりしましたが、ついに確証までには至りませんでした。それに加えて心配なことがありました。今季は5月が暖かくて鳥の日程が10日ほど早いとの話を聞いたからです。クマゲラの雛が巣立ちしてしまうと木が茂った森の中で探すのは至難の業だそうです。ベストのつもりで日程を組みましたが少し遅いかもしれないとの不安がよぎりまくりでした。
 とにかく「きっと」「たぶん」「もしかして」の順番に候補地を廻るしかありません。手始めは原生林の残る巨大な公園に行きました。ネット情報や先輩や友人達の助言を頼りに大凡の見当をつけた駐車場に午後4時頃に着きました。そこで超望遠のレンズを持ったカメラマンを探してクマゲラ情報を聞いてみたり、付いて行ったりする作戦でしたがそんな人は居ませんでした。仕方なく遊歩道へ入り、事前に見当を着けていた方面へ歩きましたがその場所にはクマゲラは居ませんでした。ついに遊歩道の突き当たりのT字路で立ち止まり、立ち尽くすしかなくなりました。しばらく夫婦2人で立っていると、同世代のお散歩のご夫妻に「クマゲラですか?」と訊ねられました。大声で「そうなんです。クマゲラを見に来ました。」と応えると、「私達もこれから見に行くんです。いっしょに行きましょう。」と言われました。お散歩のご夫婦が神様のように見えました。案内していただく途中で「たくさんカメラマンが来ていて...でもクマゲラの見える場所はピンポイントでせいぜい2人から4人しか写真は撮れませんよ。」と言われましたが、2泊してでも写真を撮ろうと思いました。
 ところが行ってみるとその場所には誰も居ませんでした。巣立ちが済んでしまったのかと思いましたが、双眼鏡で見ると雛のクチバシが樹洞から覗いています。これほどラッキーなことはありません。早速、三脚をセットしてスタンバイ完了です。15分ほど雛の顔を撮影しながら待っていると「キョーーーン」という声がしました。お散歩のご夫妻が「あっ、親が来ますよ」と言われました。急いでカメラのファインダーを覗くと親鳥がもう来ていました。夢にまで見た憧れのクマゲラがファインダーの中に居ます。巣穴までの距離は70mくらいと聞きましたが、100mはあるように思えました。でも、クマゲラはハシブトガラスくらいの大きさなので撮影に困難は感じませんでした。最初は慌てふためいてシャッターを切りましたが、クマゲラは大きいためかわかりませんが動作はとてもゆったりしていました。やって来て巣穴のそばに止まり1分以上じっとしています。ゆっくりと周囲を確かめるように頭だけを上下左右に動かしていました。雛に餌を与えるのも1分か2分かけて給餌していました。それから1分ほど休憩してまた与えます。餌はクチバシに咥えてくるのではなく、吐き戻して与えているようでした。雛が大きく口を開けて、その中に親がクチバシを突っ込んでいました。給餌の後は巣穴の掃除です。親鳥が巣穴に入り雛の糞を咥えて飛び出してきます。とても頻繁に給餌にやって来ました。「キョーーーン」という声が聞こえて飛んでくるとシャッターを連写、巣穴にゆっくりと近づき始めると連写、親鳥に雛が餌を強請って身体を乗り出すと連写、餌を与える場面で連写。巣穴からまっすぐに近くへ飛んできて頭上の木に止ったときに連写。あっという間に夫婦各々1000枚を越えるほど撮ってしまい、1時間強で止めました。途中で帰られたご夫妻には何と言ってお礼を言ったらよいかわかりません。途中から2名のカメラマンも加わりその方達にもいろいろ教わりました。
 もう充分クマゲラを堪能したのですが、すでに札幌に宿泊予約をしていたので1泊して翌朝も行ってみました。午前5時前に到着しましたが、もう先客が居て三脚を置けませんでした。待っているとすぐに帰られる方がいたのでlikebirds(妻)は三脚をおくことができました。別の場所からも覗ける場所があると先客に教えられ自分はそこへ三脚を置きました。距離はさらに30mほど離れましたが見る角度が変わってまあまあでした。やはり、あっという間に各々1000枚以上撮ってしまいその場を後にしました。
 ところで2回この場所へ足を運びましたが、給餌に来るのはオスだけでした。現地の方にお聞きしたところ、最近はずっとメスは来ていないとのことでした。きっとメス親に何かあったのでしょう。ひとりで育雛を続けているオス親を応援したくなりました。自分だったらたぶん無理です。
 もう一泊する予定でしたが、予定を早めて三笠のエゾフクロウを見ながら羽幌へ向かいました。
数日後、クマゲラ雛が1羽巣立ちしたと風の噂で聞きました。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-07-04 09:58 | 北海道旅行 | Comments(16)