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ケイマフリ  北海道旅行その35  落石クルーズ
 帰りに向かう進路にはケイマフリが比較的近くに浮かんでいました。
船が進むに連れて、ケイマフリは落ち着きがなくなり、ぱっと飛び立っていきました。
つぶらな目がとても可愛いケイマフリをまた近くで見る事ができてうれしかったです。
(likebirds妻)


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羽を広げたかと思ったら
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少しだけ水を蹴って
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すーっと飛び去りました
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まっすぐに飛んでいきました
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別の場所で  また助走です  蹴って
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蹴って  蹴って
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蹴って  まだ蹴って
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スーッと浮かびました
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とぼけた印象のケイマフリは愛嬌があって撮らずにはいられません
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旅行前に想像していたより、よっぽど飛翔は上手でした
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ケイマフリ  とても素敵な鳥でした
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 6月後半に旅行した北海道の記事をUPしています。
 苫小牧に上陸して札幌、三笠、羽幌を経由して天売島へ渡り、その後は日本海側のオロロン街道を北上、サロベツを経て最北端の宗谷岬に達しました。そこから北海道の北側、オホーツク海ラインを東進、浜頓別、紋別、網走、斜里を経てウトロまで来ました。北海道の東側と北側を廻り、ほぼ半周です。今考えてもここまではほぼ順風満帆でした。もちろん、撮りこぼしや、遠くて思うように撮れない鳥もありましたが、旅行前に作っておいたあいうえお順の「見たい鳥リスト」をウキウキしながら消し込む毎日でした。その調子のまま意気揚々と知床峠のギンザンマシコ撮影に乗り込んだのですが寒波による異常低温が始まりギャフンとなりました。順調だと自分を持ち上げ、不調だと自分を責める性格なので、まさに意気軒昂から意気消沈でした。この寒波は旅行終日午前中まで続き、その日の午後からやっとお天気が持ち直す始末でした。そんなこととはそのときは知らず、午後には、明日の朝には、と、ひたすらお天気の回復を祈りながらの日々でした。それでも、羅臼のシマフクロウ、野付半島や風連湖のタンチョウ、オジロワシなどと出会うことが出来ました。が、凍るような北風が小鳥や虫を美しい草花の根本の奥深くへ追いやり靄っとした寂寥感が漂いました。
 猛烈に寒かったのですが、こんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのが落石クルーズでした。出航まもなく、未だ乗客は皆座っているうちにトウゾクカモメが船の左縁を追い越して行ったかと思うと、すぐに右縁のすぐ下にフルマカモメ、それが簡単には撮れません。狭い船内スペースで右往左往しながら揺れに耐え、波間に見え隠れするタイミングを取りながら撮影はある意味必死です。漁船が全力疾走しているときはガイドのイーグルさんの言う時刻を見ても見つけられないときもありました。「エーーー、何処、何処ーー!」と大声で聞いてもエンジン音に掻き消されて伝わりません。他の乗客の連写連写の甲高いシャッター音が響く中で大海原の鳥を探す焦燥感は他ではあまり味わえません。何回も書いていますが、首尾よく目的の海鳥を見つけた人も上手く撮れるかどうかはわからないのも興奮をかき立てます。やっと最果ての地までやって来て、目的の鳥にまったく出会えない不安の中で、不意に鳥が現れたときの興奮は動物園のライオンバスよりは大きいのではないでしょうか。このクルーズの最中に沈滞気味だった自分の気持ちに再び元気が充満していくのを感じることが出来ました。
 ケイマフリを初めて見たのは2013年4月茨城県日立市の久慈漁港でした。友人からの電話で、関東でケイマフリを見る機会は滅多にないと思い飛んでいきました。そのときのケイマフリは冬羽から夏羽に換羽中だったようでお腹は黒くなく、白の混じったマダラ模様でした。このときは漁港を探しに探してやっと見つけて感激したのを今でも覚えています。
 今回、北海道へ初めて来て出会ったケイマフリは夏羽で全身黒褐色に赤い足、目の周りだけ白く、とてもエキセントリックな印象を持ちました。天売島では船からだけでなく、陸からも見ることが出来て、この落石クルーズでも見たので、今では見慣れた鳥のような錯覚に陥りました。それでもケイマフリは不思議な魅力を持った鳥でした。エトピリカがブリキ細工のオモチャだとすると、ケイマフリは縫いぐるみです。見慣れた気持ちになるほどグッと親しみの増す種類の愛らしさだと思いました。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-08-16 06:00 | 北海道旅行 | Comments(4)
ケイマフリ  北海道旅行その7  赤岩展望台から
 朝、天売島の景勝地の赤岩展望台から、崖に営巣しているケイマフリやウミネコが飛び交うのを見ました。
ごつごつした石がつみあがった崖の岩の隙間に巣があるみたいで、ケイマフリがその隙間へ入っていくのが分かりました。
海にいるのとは違ったケイマフリの可愛らしい姿を、コバルト色の海をバックに堪能できて最高でした。(likebirds妻)


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赤岩展望台から断崖を望むとケイマフリやウミネコが見えました
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この岩棚がケイマフリたちの休憩所兼社交場のようでした  赤い足がとても目立ちます
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遊び場でもあるのかもしれません  ケイマフリとはアイヌ語で「赤い足」という意味だそうです
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海霧が発生するとあっという間にこんな感じになります  霧の崖にケイマフリが3羽  ウミネコも1段上に
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近くの崖にもケイマフリは飛んできます
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高さ150mからのダイビングです
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上の写真とは反対に海面から飛び上がってくるケイマフリ
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綺麗な海から急上昇してくるのを見るのは爽快です
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垂直に飛び上がってくるように見えます
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海面スレスレではなく、少し高いところを飛ぶケイマフリ
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3羽の群れで飛んでいました
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ウトウといっしょに海に浮かぶケイマフリ(右上)
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赤岩展望台からの景色  手前はウトウの営巣地 突き出た岩が赤岩です
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 天売島は周囲12kmほどのとても小さな島ですが南東部は海抜184mもあります。狭い道ですが周遊道路が整備されていて1周徒歩で約2~3時間だそうです。天売島の北東部にある天売港が一番低く、南西部の灯台や景勝地屏風岩付近が一番高い場所です。天売港の近くの民宿に宿をとったので、島を1周しようと思ったら時計回りも反時計回りも南西端まではずーっと登りです。それからずーっと下り坂を歩きながら港まで帰ってくることになるわけです。どう回ろうと登りで1ヶ所、下りで1ヶ所かなり急勾配の場所があります。重い撮影機材を持ちながら鳥見をしたり鳥待ちをしながら1周するのは軟弱な自分等には厳しいと思いました。ウトウの帰巣(後日UP)も夕方見学して北海道上陸後3日目にしてすでに少々疲れ気味で4日目の朝は早起きも取り止めゆっくり宿の朝食をとることで一致しました。前日の羽幌に続き2日連続の朝寝坊で早くもダラ気始めました。
 宿で朝食をゆっくりとり、南西部の赤岩展望台の駐車場まで民宿のご主人に送ってもらいました。送ってもらったのは南側の道(要するに時計回り)です。これで登りはあとちょっぴり、その後は北側の断崖絶壁側を下りながら帰れます。お昼のお弁当におにぎりも作ってもらいました。朝から夕方まで島を半周強、夕食の時間まで誰にも邪魔されずに鳥見三昧の贅沢な時間が確保されました。
 赤岩展望台にはウトウの巣穴が無数(約40万個らしいです)に開いていて、その巣穴を踏まないで崖の先端付近まで歩けるように橋が架かっていました。そこから下を覗くと思わず足が竦みます。しばらくして慣れてくると、素晴らしい景観が眼下に広がっていました。150m以上はある断崖絶壁の向こうは綺麗な海がどこまでも広がり、眼下足元の海面から鋭いナイフのような赤岩がニョキッと自分の突き刺すように伸びてきています。当初は天売島1泊で夕方のウトウの帰巣を見学し、翌朝は小型ボート(最後の写真の左上に小さく写っています)の海鳥ウォッチングで帰る予定でした。これでは日中の赤岩展望台は見ることが出来ません。札幌を1日短縮し、天売島2泊にして大正解でした。この風景と飛び交うウミネコとケイマフリで天売島に来た甲斐があったと思いました。
 ここで見る海面のウトウや岩棚へやってくるケイマフリは見ていて飽きることがありません。これほど素晴らしい景観が楽しめる場所で見物人が自分達2人だけなのも不思議な感覚でした。霧が出てきて写真撮影が難しくなることが何回もありましたが、それはそれで幻想的な光景を楽しめば良いわけです。自分は楽しめませんが。幻想的な写真が撮れるかどうかは人によります。自分はダメです。ここではアマツバメも飛んでいましたが、霧の空抜けで選ぶ写真はありませんでした。
 結局、午前8時過ぎから10時過ぎまで約2時間もここで費やしてしまいました。時間オーバーです。この日は天売島で草原性の野鳥を見たいと思っていたからです。赤岩展望台を後にしてすぐそばの灯台経由野鳥観察舎へ向かって歩きました。ほんの少しの登ると海抜184mの最高地点です。(likebirds夫)


More 海草の森に浮かぶゴマフアザラシ
by likebirds | 2015-07-10 06:00 | 北海道旅行 | Comments(6)
ウトウ、ケイマフリ、ウミガラス、ウミスズメ 北海道旅行その5 羽幌フェリーと漁船クルーズ
 いよいよ天売島へ向かいます。
フェリーに乗って1時間半余りで島に到着。
直ぐに漁船でのクルーズに乗ることになりました。小さな漁船にベンチが作ってあって、座って海鳥や景色を見ることができます。
防水のポンチョ風カッパと救命胴衣を着て出航しました。このポンチョが厚手でしっかりしていて、波しぶきも海風もブロックしてくれて快適でした。
この「漁船クルーズ」には乗ってみるつもりでいたのですが、島について直ぐに乗ることになるとは思っていませんでした。
でも、もしかしたら振られるかもしれないと思っていたオロロン鳥(ウミガラス)を、しっかりと見ることができて、本当にラッキーでした。
「ウミガラス見れました」と大喜びで宿に入りました。(likebirds妻)


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天売島へ向かうフェリーが羽幌港を出発するとすぐにウトウの群れに出会いました
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霧が濃かったですがウトウの群れは切れ目なく飛んで楽しませてくれました
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天売島に到着後、そのまま漁船でのウォッチングです  ウトウを間近で見ることが出来ました
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霧の中を漁船が進みます  ウトウがたくさん浮いています
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ケイマフリは何回も飛んでいましたが、1枚だけ何とか撮れていました
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可能性が低いと予想していたオロロン鳥(ウミガラス)があっさりと海に浮いていました  これは超ラッキー!
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枯れ木も山の賑わいで左向きも...
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オロロン鳥のパタパタサービスです
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連写連写のパタパタ
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しばらく楽しませてくれましたが、最後は後ろ向きに飛び去りました
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多シャッター病再発  このオロロン鳥(ウミガラス)に各々200枚以上  没多数ですが
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既定時間となり帰港する直前に可愛いウミスズメも来てくれました
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潜られちゃうかと思いましたが、寄らせてくれました
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 泊まった羽幌の宿で朝食を済ませて、天売島へ向かって8時30分に出発です。羽幌のフェリー乗り場はカーナビやグーグルマップの示す場所とは違っていて「新フェリー乗り場」に移転していました。前日の投宿前に下見をしておいたので慌てずに済みました。
 フェリー乗り場では同世代の関西弁のご夫妻と出会い、お話をする機会がありました。そのご夫妻は国内だけでなく、海外も頻繁に旅して写真を撮られているそうで世界三大瀑布もヘリコプターで行って撮ってきたと言われていました。そのご夫妻は我々の乗るフェリーよりも30分ほど早く出る高速船に乗って天売島へ向かわれました。ところが我々の乗ったフェリーに途中寄港する焼尻島からそのご夫妻が乗船して来られたのでびっくりしました。「高速船とフェリーの時間差を利用してタクシーで1時間の焼尻島観光をしてきたんや。良かったでーー。」と言われ、流石に旅慣れた人は違うと感服しました。
 フェリーで天売島へ向かう途中はデッキで海鳥撮影を楽しみました。オオセグロカモメやウミウ、ウミネコなどが飛んでいましたが、やはり夢中にさせられたのは初見初撮りのウトウでした。切れ間なくウトウの群れが飛び数え切れないほど写真を撮りましたがまともなものはほとんどありませんでした。その後も全体にボンヤリしていて何処にもピントが合っていない写真ばかりでした。理由は良くわかりませんが、要するに下手なんです。という訳で今回はほとんどがlikebirds(妻)の撮った写真です。
 10時過ぎに天売島に着くと、予約しておいた宿の人が迎えに来てくれていました。その横には小型漁船を使った海鳥クルーズの申込所があって、何も考えることもなく流れで乗ってしまいました。一応、海鳥を見るなら早朝のほうが良いのではないかと質問しましたが、船長さんは鳥はタイミングだけだからそんなの関係ないよと言われました。荷物を宿の人に預けて漁船に乗り込むと、先ほどの関西弁のご夫妻も同舟でした。船長さんが「あんたら左側に座れ。」と言うので従いました。この漁船でのクルーズは今年から始まったもので、2艘就航しています。それまではもっと大型の観光船が島の周囲を1周していたそうですが昨年で廃止になったようです。観光よりも海鳥♪と言う人には出てくる海鳥に合わせて船長さんが操船してもらえるこの小型漁船のほうがよっぽどありがたいと言えます。
 10人乗りくらいの漁船はほぼ満席状態で濃霧の中を出航しました。港の堤防内のうちは良かったのですが、外海に出ると「聞いてないよーーー!」と叫びたいほど良く揺れました。被る波飛沫も半端ではありませんでした。乗船前に救命胴衣の下に頭からすっぽり被る合羽を貸してもらっていたので濡れずには済みましたが。船は北を上にした地図で反時計回りに島を巡りました。望遠のカメラを持った私達を見て、船長さんが左側に座れと言ってくれた理由がわかりました。左に座っていればずっと海から島側を見ていられるのです。
 ありがたくない濃霧の中を船は進みます。島の北側は景勝地で100m以上の断崖絶壁が目の前にそびえ立って圧倒的な迫力で迫ってきます。サスペンス劇場のロケもこの断崖では危なくて無理だろうなどとこの光景に相応しくない考えが頭に浮かんできて我ながら呆れました。
 船はかまわず進み続け、やがてウミネコとハヤブサの繁殖地と言われる観音崎に差し掛かります。切り立った断崖自体は霧の中でも良く見えるのですが、営巣状態などはまったく見えませんでした。崖に付いた大量の白い糞が印象的でした。ハート型の崖と言うのがあって、どんなものか眺めると、たまたま崖がハート型に崩れたようなものでした。かぶと岩、女郎子岩、屏風岩と景勝地を見ながら進みます。この間にも海上にはウトウがたくさん浮いていて飽きることはまったく無いのですが、何しろ船が揺れて眺めるのが精一杯で写真どころではありません。断崖の下には岩礁があり、ウミウやヒメウ、オオセグロカモメなどが散見されました。景勝の屏風岩あたりから船長さんが「赤い足のケイマフリが飛んでいます。あっもう2羽とんでいます。」とアナウンスされるのですが、周りを見回しても大量のウトウが浮いたり飛んだりしているのみで見つけることが出来ませんでした。途中からわかったことですが、このときウトウは海面スレスレを飛んでいましたが、ケイマフリはそれよりかなり高いところを飛んでいたのです。船から空を見上げるとケイマフリを見つけることが出来ました。
 で、写真ですがこの揺れです。なにしろ着用していた救命胴衣をときどき意識するほどの揺れですから、左手でレンズを持ち、右手でカメラを掴んで親指はAFボタン、人差し指でシャッターボタンを触りながら飛ぶ鳥をファインダーで追うのは技術も要るでしょうが、その前に勇気が要ります。つまり左右前後に揺れまくる船のベンチに座りながら船のどこかを必死に掴んでいる手を両方離すことになるので勇気と言うか度胸と言うかそういうものも必要になります。ケイマフリは1枚だけ写っていました。
 書き忘れましたが、この辺にはところどころでゴマフアザラシが平らな岩礁の上や極小の砂で何頭もゴロゴロしていました。海上に頭だけ出して泳いでいるのも居ました。大きいので一般の人でも多少ズームの効くカメラなら上手く撮れるようで他の皆さんもしきりにゴマフアザラシを撮影していました。それにしても素っ裸で岩の上で波に洗われながらゴロっと横になって痛がらないのは大したものです。
 天売島はウトウの世界最大の繁殖地で観光の売り物は何といっても夕刻に行われる80万羽~100万羽の帰巣だと思います。自分達もそれが目的でやって来ているのですが、もうひとつ鳥見の人の運命を分ける鳥さんがいます。国内では唯一天売島だけで繁殖するオロロン鳥(ウミガラス)を見ることが出来るかどうかです。以前は40000羽も居たそうですが、その後みるみる激減。昨年は35羽(だったかな?)、今年は27羽が天売島にやって来ていることが確認されています。そのオロロン鳥が天売島のほぼ西端にある赤岩の岩穴で保護されながら繁殖しているのです。その赤岩付近に我々の漁船がやって来ました。スクリューは超低速回転。霧がかかった水面を必死に探します。「あっいるいる!」意外とあっさりただ1人立っている船長さんが見つけてくれました。スクリューを停止したり、低速回転にしながら船長は船を操作してくれます。「近づきませんよ!すぐ潜っちゃうから。」 オロロン鳥も漁船も漠然と波に揺られているうちにだんだん距離が縮んできたのは嬉しいことでした。さらにこの時、船は恐怖を感じるほどには揺れませんでした。オロロン鳥はウトウの群れに混じりかけたり、離れたりしながら最後には我々に背を向けて飛び去りました。見ている間にオロロン鳥は1度も鳴きませんでしたが、繁殖穴へ呼び寄せのための拡声器が「オロローーーン、オロローーーン」と鳴り響いていました。撮影データを後で調べるとオロロン鳥は11分間も視界の中に居てくれていました。まったく自力では何もしていませんが賭けに勝ったような気分がしました。船長さんの口車に乗せられて本当に良かったと感謝した次第です。
「そろそろ帰りま~す」と船長さんが言ったとたんに慌てて船を止めました。3羽のウミスズメを見つけてしまったようです。親切な船長さんはウミスズメが遠くなるまで見せてくれました。
 時間を取り過ぎたのか、島の南側を港へ向かう漁船は猛スピードで波を蹴るように走りましたが左手は船の縁、右手でベンチをしっかりと掴んでいたのであまり怖くはありませんでした。(likebirds夫)
 


More  羽幌フェリーでのその他の海鳥とゴマフアザラシ
by likebirds | 2015-07-08 06:00 | 北海道旅行 | Comments(10)
ケイマフリ
 北の海にいると思っていたケイマフリを思いがけないところで見ることが出来ました。
やっと見つけても直ぐに潜ってしまい、一度潜ると長い間浮かんできませんでした。
探しに探すと、思ってもいないところに浮かび上がって来るのです。
手ごわいケイマフリでしたが、初めて見る可愛い姿に大興奮でした。
本当に嬉しかったです。(likebirds妻)

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アカエリカイツブリとケイマフリの2ショットです  一緒にパタパタを期待しましたが..やりませんでした  甘くありませんね
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遠くにいたのですが一潜りで近くまでやってきます  人を怖れる様子はありませんでした
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探していたら、目の前に居てびっくり! 赤い足がちょっぴり見えています
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逆光の海面が光って綺麗でした  
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なんとなくカメラ目線?
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待っていると羽繕いの後に大抵パタパタをやってくれます
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良く羽ばたきました
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やっと赤い脚を見せてくれました  やれやれ
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 漁港には幾羽かのアカエリカイツブリと1羽のヒメウが入っていました。あれもアカエリカイツブリ、これもアカエリカイツブリと眺めていくと潜ってしまいわからなくなります。少し飽きてきた頃に双眼鏡の向こうにケイマフリが見えました。風が強く高い波間に見え隠れしながらのんびりと羽繕いをしていました。ケイマフリはじきに水面下に潜り見失いました。こうなると波が高いので探しなおすのは大変でした。やっと見つけるとすぐには潜らずしばらくは見ていられるのがせめてもの救いでした。きょろきょろ探しているとひょっこり足元の海面にいたりしてなかなか楽しい鳥見でした。腹は黒褐色の模様があり幾分冬羽から夏羽に移行が始まっているようでした。初見初撮です。(likebirds夫)
by likebirds | 2013-04-17 23:07 | 野鳥観察 | Comments(6)