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シマアオジ 北海道旅行その13  サロベツ原野
  天売島を後にして、一路サロベツへと向かいました。
「はたしてシマアオジに出会うことができるだろうか?「」出来れば少しでも近くで見てみたい」期待と不安で無口になってしまいます。
暑いほどの晴天、目指すサロベツ原生花園は、広々とした湿地帯でした。
木道で、透き通るような美しい囀りの方を探すと、まっ黄色の美しいシマアオジの姿がやっと見えます。
遠くで囀るシマアオジ。陽炎に悩まされましたが、何とかその姿を見る事ができて、とても嬉しかったです。(likebirds妻)

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換算1300mmでエイッ!..でさらにトリミング
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キャ--!!!  シマアオジ♀が出て来てくれました   これはラッキー!
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シマアオジ♀はこの1回限りでした  10秒くらい??  すぐ下へ潜ってしまいました
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地表近くは激しい陽炎です
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 サロベツ原野で念願のシマアオジに会うことができました。今回の旅行で何が何でも絶対に出会わなければいけないリスト筆頭の鳥さんです。かつては北海道全域で繁殖していましたが、ここ数年で急速に数を減らしています。ついにこのサロベツで数羽が確認されるほどになっているからです。いつシマアオジが国内で見ることが出来なくなっても不思議ではないと思います。
 シマアオジを見ないでサロベツを離れることはない!との決意で力み返ってやってきましたが、木道を歩くとあっさりと居ました。ただ、肉眼では確認できないほど遠い豆粒でした。双眼鏡で見ても「おまえはアリンコか?」と聞きたいくらいでした。そう言ったら付近のカメラマンは皆共感してました。
 天売島で5時半からのボートウォッチングをして宿で朝食。少しゆっくりして午前9時40分の高速船で羽幌港へ向かいました。大きな羽幌の町にはコンビニもスーパーもあります。そこで昼食用にパンを買い込んで出発です。海岸沿いにオロロン街道を北進すること約1時間半くらいで下サロベツの幌延ビジターセンターへ着きます。ここでは毎年アカエリカイツブリが繁殖していると聞いていましたが一昨年の大雨で浮島が流されてからは寄り付かなくなったと聞かされました。ビジターセンターで少し離れた小さな沼に来ていると聞き早速行ってみましたが探しても見つけられませんでした。幌延ビジターセンターの駐車場で目の覚めるような黄色のツメナガセキレイを無視してきただけにがっかりでした。
 かくなる上はシマアオジに謁見しようとサロベツ原生花園へ車を走らせました。約45分ほどの道のりです。サロベツ湿原の東端にあるサロベツ湿原センターは従来はもっと西の湿原中央にあったのが、年々乾燥化が進み4年前に移転したのだそうです。その為か、建物も比較的新しく、新設された木道も劣化していません。
 木道に出ると時期的なこともあるのかもしれませんが、花は案外少なく枯れているか蕾かで...上手い表現が見つからずイライラするので少しカットします。木道はちょうど「8」の字のように○をふたつくっ付けた形で、下の丸が大きく上の丸は小さい付属のようでした。全部歩いても約30分くらいですから楽です。日陰は無いので長居するには日焼け止め対策と水が必須です。シマアオジを声を頼りに自力で探そうと思っても、木道は見通しが良いのでカメラマンが集まっているのでわかってしまいました。皆さん親切で丁寧に教えてくれますが「おいおい」と言いたいほど遠かったです。双眼鏡で見えても場所を確認しようと肉眼で見るとまるで見えませんでした。それに加えて西日を浴びて猛烈な陽炎でした。尚且つ逆光です。写真に撮っても茶色と黄色がモワッとして鳥だとわかる程度です。嘗て「鳥とわかればそれで良い」とうそぶいていた頃もありますが、ここまでの旅費を考えるともう少し何とかならないかと思えてきます。
 酷い陽炎はシマアオジがコバイケイ草の上に乗ると少しは治まります。たぶん葉が地面から上昇する水蒸気を防いでくれるからでしょう。1枚目のlikebirds(妻)の写真がそれです。また、少し高い所に止った場合も陽炎は幾分弱まりました。三脚も低くせずに出来るだけ高い所から狙うと画像が多少スキッとしました。でも、遠さはどうしようもありませんでした。
 陽炎が治まる夕方の6時半くらいまで粘って苦心惨憺しました。 翌朝も朝の4時半頃から撮り始めましたが、何しろ遠くて良いものはありませんでした。 そんな時、他のカメラマンに50mほど離れたところにいるツメナガセキレイの話を聞きました。前日に到着したときに最初に見て撮っているんですが、ちょっとだけ、と一瞬場所を離れたときに近くに来たそうです。足を踏み鳴らして悔しがりたかったのですが、そういうことはフィールドではマナー違反でそれも出来ません。
 結局、2日間でそういう美味しい話は自分にはありませんでした。でもシマアオジのメスが出てきてくれたのは大きな収穫ではありました。オスは大声で囀るので探すのは簡単ですが、メスはそうはいきません。オスが出ていて見ていると、隠れた後に続けてメスが同じ場所に立ってくれたので撮影することが出来ました。
 ところで今回は自分には珍しくテレコンを多用しました。最初のうちはテレコン無しで数枚撮っていたのですがシマアオジが遠すぎてつい手が出てしまいました。今回使ったのは500mmに2倍テレコンです。likebirds(妻)は√2も2倍も純正を使っていますが、自分は滅多に使わないので安価なケンコーのテレプラスMC7DGXです。同じケンコー製でも焦点距離50mm以上限定で大幅に解像度の上がるものもありますが、何も考えずに広角から200mmまで対応のこれを買ってしまいました。きっと超望遠には対応してません。使ってみての感想ですが、中心部はまぁまぁじゃないかと思います。周辺部の解像はあまり評判は良くないようですが、もともと自分のカメラはAPS-Hサイズなので関係ありません。さらに良いのはF5.6センサーやF8センサーの縛りがありません。もちろん暗いと迷いますが、最初に手動でだいだいピントを合わせてからAFボタンを押してやると暗くても合うときがあります。合焦は遅いので動きのあるものにも向かないかもしれません。さすがに開放で撮ったんじゃキビシイです。手振れ補正OFFと取説にありますが、いつも忘れてONのままです。500x2x1.3で1300mm。いつ買ったのか正確には覚えていないほど前に買ったテレコンですが持って来て良かったです。鳥が遠すぎてヤケクソになったときには最適です。(likebirds夫)


by likebirds | 2015-07-16 06:00 | 北海道旅行 | Comments(10)