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冬の北海道旅行 その7(鶴居村、鶴見台、タンチョウ)
 伊藤サンクチュアリから鶴見台へと移動しました。
ここでも沢山のタンチョウを見ることができました。
ちょうど餌をまく時間だったらしく、次々とタンチョウがやってきました。
あいにく雪が強く振ってきたので、早めに引き上げました。(likebirds妻)





写真をクリックして拡大画像をご覧ください



鶴見台にはオブジェクトがありました
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これが鶴見台の看板です
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ちょうど、餌の時間でした
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デントコーンを蒔くとタンチョウたちは集まってきます
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バトルも豪快です
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揉め事も色々な場所で起こっていました
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雪はあいかわらずボタ雪が降り続いています
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鶴見台は背景に人工物が入りますが、それさえ嫌わなければ良いところでした
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鶴見台のそばの橋の上から  一面雪景色が続きます
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 今回でタンチョウはやっと終わりです。
 撮影枚数が多すぎでした。 ずいぶん前から冬のタンチョウの撮影にあこがれていたので、最初に阿寒ツルセンターでタン
チョウを見たとたんに舞い上がってしまいました。 「タンチョウを撮るぞ!」とだけ考えて、どういう風に撮ろうかなどと
はまったく頭になかったので、撮り漏れがあったら大変だという危機感でシャッターを切り続け収拾のつかないほどの似たよ
うな写真の羅列がHDDを占有しました。
 その時は真剣そのもので必死に(ウハウハもしていましたが)撮ったのですが、何を撮りたかったの?と自分に聞いてみたい
ものがほとんどでした。写真センスのある人が羨ましいです。
 タンチョウを目の前にして初めて気が付いたことですが、身体がとても大きい割には頭が小さいです。 握り拳くらいで
しょうか。 さらにチャームポイントの頭頂の赤い部分はより小さく遠目からはあまり目立ちませんでした。 また、赤は
本来あまり明るい色ではないので写真に撮っても引き立ちませんでした。 揃って並んでいるところを不用意にとっても
背景の雪景色もあって寂しい無彩色の写真となりました。
 次回(があるかどうかわかりませんが)はもう少し考えて撮影に臨みたいものです。(likebirds夫)
 宜しければ下↓の[More 最高に役に立ったハクキンカイロ]もご覧ください。


More 最高に役に立ったハクキンカイロ
by likebirds | 2017-02-08 21:13 | 北海道旅行 | Comments(8)
冬の北海道旅行 その6 (鶴居・伊藤サンクチュアリ タンチョウ)
  伊藤サンクチュアリは、周囲の景色がとても綺麗なところでした。
ここでも、鳴き交わしたり飛んだりする美しいタンチョウを、沢山楽しみました。(likebirds妻)




写真をクリックして拡大画像をご覧ください



伊藤サンクチュアリでも雪が降る中にたくさんのタンチョウが居ました
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降りしきる雪でもやっています
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見ていると次々にタンチョウたちはやってきます
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集団で着地
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降下する場面です
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着地後の華麗なポーズ
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仲睦まじい
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鳴き合う微笑ましい場面が何処ででも見られました
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まるでラインダンス
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 前日は阿寒国際ツルセンターへ行きましたが、この日は音羽橋の後で鶴居村の伊藤サンクチュアリへ行きました。
 雪に降られながらの見学です。 ここでもたくさんのタンチョウを見ることが出来ました。
 阿寒ツルセンターでもそうでしたが、あまりにもたくさんのタンチョウが居るので何処へレンズを向けて良いのか
わからなくなりました。 タンチョウはあちこちで「クルー!クルー」と大きな声で鳴いています。その声に誘われて
シャッターを切っているうちに膨大な撮影枚数になってしまいました。
 伊藤サンクチュアリは高低差のある地形にあってその間が急な斜面になっていました。自分たちはまず低い場所で
見学し、徐々に斜面を登り、最後に高い丘へ行きました。どの場所からもタンチョウをしっかり見ることが出来ましたが
飛んでいるところを撮影するのは高い場所が有利だと思いました。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-02-06 11:20 | 北海道旅行 | Comments(16)
冬の北海道旅行 その4 (音羽橋の朝 タンチョウ)
 音羽橋から見た朝もやの中のタンチョウは、幻想的でとても素敵でした。
天気がよくなかったので、朝の光に色づいた景色を見ることができなかったのが心残りではありました。
(likebirds妻)



写真をクリックして拡大画像をご覧ください




1月16日午前6時半 日の出の時間です
とても暗く、まだ寝ているタンチョウが多いです
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タンチョウたちが飛び立ち始めました
写真の右に枝にとまったオオワシも写っています
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家族ごとでしょうか?次々と飛び立ちます
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夕方の塒入りの時とは逆に、朝は音羽橋へ向かって飛んで来ました
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足に沢山の雪をつけたまま
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1月17日午前6時半 日の出の時間です
前日よりもタンチョウの数が少ないです
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降っていた雪が急に強まりました
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川をゆっくり歩いてくるベアもいました
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オオワシが飛んで来ました  タンチョウたちはまったく気にしません
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音羽橋の真上を飛んで来くタンチョウ
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音羽橋のカメラマンたち  橋の中央部さえ空いています
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 塒で寝ているタンチョウとその塒立ちを見るために16日と17日の朝2回音羽橋へ行きました。16日は良い場所を確保しようと張り切って午前3時に起きだして4時前には三脚を据えました。そのあと、日の出直前まで車中で待ちました。ところが日の出の前になってもカメラマンはあまり集まらず、間隔をあけて1列でゆったりと撮影出来ました。
 それで緊張が緩み、翌日の17日は寝坊してしまって目が覚めたのは5時20分でした。あわてて音羽橋へ駆けつけましたが、この日は雪が降っていて橋上はもっと空いていました。外国人のツアー客の多い春節を避けたのが良かったのかもしれません。
 両日とも塒立ちの時間は曇りと雪で天気には恵まれませんでした。その後、皮肉にも快晴になりました。日頃の行いでしょうか???(likebirds夫)
宜しければ、[More 音羽橋での画角について」もご覧ください。


More 音羽橋での画角について
by likebirds | 2017-02-01 14:31 | 北海道旅行 | Comments(12)
冬の北海道旅行 その3 (音羽橋の夕方 タンチョウ)
 夕方、タンチョウの塒、音羽橋に行ってみました。
着いたとたんに次々とタンチョウたちが戻ってきて、とても賑やかになりました。
(likebirds妻)


写真をクリックして拡大画像をご覧ください


1月15日夕方のことです  翌日夜明けの音羽橋の下見も兼ねて行ってみました
塒の音羽橋下流へタンチョウ第一陣が帰ってきました
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第一陣到着です
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次々着地
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同じく15日夕方  次々と帰って来てタンチョウでいっぱいになりました
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 夕方です。阿寒ツルセンターのあと、宿泊先の鶴居村のホテルへ行く途中に、翌朝の下見に行きました。
 鶴居村の音羽橋はタンチョウの塒を遠くから見ることのできる場所として世界的に有名だそうです。(likebirds夫)

 音羽橋の駐車場から橋まではカメラマンたちの車と靴に雪が 踏みしめられていてツルツルになっていました。
 宜しければ下↓の[More 役に立った簡易アイゼン]もご覧ください。


More 役に立った簡易アイゼン
by likebirds | 2017-01-29 12:46 | 北海道旅行 | Comments(8)
冬の北海道旅行 その2 (阿寒ツルセンター タンチョウ)
 タンチョウ、アイヌ語で「サロルンカムイ」草原の神という意味だそうです。
華麗で逞しいタンチョウは雪原に似合って本当に素敵でした。(likebirds妻)


写真をクリックして拡大画像をご覧ください




阿寒ツルセンターです。遠くに雪山を望んで・・・
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翼がひらひら、着地体制
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予定より早めの昼前に着いたのでタンチョウの息が撮れました
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二羽だけのシーンを撮るのは案外難しかったです
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まるでダンスのような鳴きあい
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見とれます・・・
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青空を飛んでくれました
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可愛い幼鳥
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可愛い幼鳥(右)はもうじき親とはお別れですね
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揉め事もしばしば発生していました
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家族でしょうか?
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林の向こうは川です
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この時期の北海道は暗くなるのが早いです
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三々五々塒へ帰っていきます
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背中を見せて塒へ飛んでいきました
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 冬の北海道旅行へ行ってきました。
 
 フェリーで苫小牧に上陸後、千歳市で一泊しました。 翌朝の朝食後、阿寒ツルセンターを目指しました。 この日は寒かったですが、青空が広がりとても良い天気でした。 結果的には天気に

恵まれたのはこの日ともう一日だけでした。

 阿寒ツルセンターには昼に着く予定でしたが、着いたのは11時過ぎでした。 早速、阿寒ツルセンターに併設されたタンチョウ観察センターでタンチョウ撮影に臨みました。 

 ここで、夏の北海道旅行で知り合いになった方と再開することが出来ました。 それから何日間もその方に大変お世話になり、楽しい旅行となりました。 知らなかったのですが、その方の写真

が阿寒ツルセンターにも飾られていました。 また、我々の宿泊先のホテルのパンフレットのタンチョウの大きな写真もその方の撮られたものでした。 切手にもなっていて売られていました。

 自分たちは鳥を撮ることに夢中になり、どう撮るかは二の次になりがちでしたが考えさせられるものがありました。 と言うか、羨ましいです!!!

 タンチョウ観察センターの観察場所は「く」の字型をしていて、入った正面は背景が木立です。右側へ行くと一部人工物が入りますが、雪の積もった山も見えます。 人工物の嫌いな人は正面

から撮ることになります。

 塒へ向かうタンチョウの写真は南側のビオトープから撮りました。

 以前、ブログ「奥様よりちょっと綺麗!サロンカムイと呼ばれた鳥」を何回も見て憧れていた雪上のタンチョウを見る夢を果たしました。

 もちろん写真は及ぶべくもありませんが。

 今冬は鳥インフルエンザの影響で午後2時からのウグイの餌やりは中止になりました。 期待していたタンチョウとオジロワシのバトルは見ることが出来ません。 旅行直前にその告示があった

ときは大ショックでしたが、そのため三脚の場所取り合戦も全くなく、カメラマンは十数人のみ。 閑散として寂しいほどでした。(likebirds夫)



by likebirds | 2017-01-28 00:34 | 北海道旅行 | Comments(10)
タンチョウの親子  北海道旅行その40  釧路市丹頂鶴自然公園
 釧路市丹頂鶴自然公園に、孵化して2週間の雛がいると聞いて行ってきました。
もふもふの可愛いタンチョウの赤ちゃん。
本当に可愛かったです。(likebirds妻)

写真をクリックして拡大画像をご覧下さい


親のタンチョウが立ち上がり雛の姿が見えました
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親鳥は雛につきっきりです
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雛鳥は食欲旺盛、親鳥は捕まえたザリガニを与えています
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今度は虫でしょうか?
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腹がいっぱいになると少し親から離れて冒険?
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何だろう?
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おかあさんといっしょ
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 根室の民宿「たかの」で同宿のご夫妻が釧路市丹頂鶴自然公園へ行って来たというお話を聞いて、自分たちも行ってみました。
そのときは雛が生まれて10日とのことでしたから、我々が行った日はちょうど2週間ということになります。この鶴公園は
釧路湿原の西側で釧路空港のすぐ北側のまりも国道沿いです。開園は午前9時からで早く着きすぎた自分たちは入り口で一時
間弱ほど待って入場しました。
 入り口から入ると広い1本道が奥まで伸びていて、その左側に高いフェンスがあって、さらにその中がいくつかに仕切られ
ています。そのなかに番の鶴が住んでいるのですが、やはりタンチョウの動物園という感じは否めませんでした。ただ、それ
ぞれの区画が広く、奥行きもありタンチョウが身を隠そうと思えば隠れることも出来るので、大きなケージに入った鳥を見る
よりは多分に野趣がありました。探し回って出会いを求めるような探鳥好きの方には面白みがないかもしれませんが、タンチ
ョウが好きで近くで良く見たいという人には一見の価値ありと思います。とくに夏の釧路はタンチョウのOFFシーズンで付
近にほとんど居ませんから、釧路空港から程近いこの場所はちょっと寄ってみてタンチョウの思い出作りにはモッテコイなの
ではないでしょうか。
 開園直後の柵内を見て廻りましたが、もうだいぶ大きくなっている雛は出ていましたが、生後2週間の雛の居る柵内は両親
のみで、期待していたヨチヨチ歩きは見えませんでした。成鳥1羽が草の上に腰を下ろしていたので、その下に隠れていた
ようです。
 生後2週間の雛が親について出てくるともう反則です。ほとんどの観客がここに集まり釘付けになりました。雛は親鳥のあとを
付いて歩いたかと思うと、突然、誰もいない場所へフラフラと歩き出して親鳥を慌てさせたりしていました。タンチョウの餌を
狙っているのか数羽のハシブトガラスも付近に居て親鳥も警戒を怠れません。
 他のカメラマンや小さな子供を連れた家族連れ、デート中らしき2人連れなどと一緒にそんな場面を見ているとあっという
間に時間が経ちました。(likebirds夫)


by likebirds | 2015-08-24 06:00 | 北海道旅行 | Comments(12)
タンチョウ  北海道旅行その30 温根沼林道
 根室も季節はずれの寒さでした。
林道を走っても、虫すら飛んでいません。
鳥の姿もありませんでした。エゾライチョウを期待したのですが、寒すぎたようでした。
この後一旦宿に戻って朝食をとり、気を取り直して探鳥にでかけましたが、
ほとんど鳥の姿を見ることのできない一日になりました。(likebirds妻)


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夜明けの林道で開けた場所に出ました  お天気が良ければ鳥の宝庫だそうです
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別世界に来たような美しい景色でした
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遠くにタンチョウの親子が見えました
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朝靄の湿地帯で懸命に親の後をついて歩く雛です  きっと我々の存在を嫌っていると思います
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 話が前後してしまいましたが、風連湖畔でオジロワシを見た日は早朝探鳥にも行きました。
 前日、根室の民宿「たかの」に宿を取りました。ここのマスターに今回の北海道旅行で初めていわゆる野鳥ガイドをお願い
しました。狙いはエゾライチョウです。このエゾライチョウは本州の立山や乗鞍にいるライチョウと違い、冬でも白くならな
いそうです。また、本州のライチョウが高山にしか生息していないのに比して、エゾライチョウは高地にも低地にも住んでい
るとのことです。エゾライチョウの出方というのか、居る雰囲気というのか、気配らしいものというのか、どう言ってよいの
かわかりませんが、見つけるイメージがどうしても浮かびません。比較的、どこにでも居る割には撮影が難しいというの
で、本州のヤマドリを想像してもだいぶ違う気がしました。これはガイドをお願いするのが良いと判断した訳です。
 ガイドを具体的にお願いする前に、夕食中の我々と他のお客様との会話を聞いていて、草原のガイドより森林のほうが良い
と思われたそうです。くだらないお喋りしかしていませんでしたが、それを聞いて我々のリクエストを見抜くのは流石だと思
いました。
 夕食で思い出しましたが、この日の夕食は大きな花咲ガニが1個出る豪華なものでした。毛ガニやタラバガニ、ズワイガニ
はもちろん食べたことがありましたが、花咲ガニは初食です。茹でた後を見たのですが、伊勢エビを茹でたように綺麗に赤く
染まって見た目は花が咲いたようでした。身はとても柔かくて美味でした。食べる部分が多いのものありがたかったです。
 話を元に戻して、エゾライチョウを見るなら早朝だそうです。林道は一般の車両も根室市内と落石間の近道として使われる
ことがあり、そういう車は当然ある程度スピードを出して走り抜けるわけで、そんな車に蹴散らされる前に行くほうが良いと
いうことでした。3時半起床の4時出発と決まりました。急に早く寝なければなりませんでした。宿の部屋は冬のようにガス
ストーブが焚いてありとても暖かかったのですぐ寝ることが出来ました。
 さあ、未だ暗い3時半に起きて宿の1BOXで出発です。温根沼西の林道です。国道に面した入り口から林道に入ると砂利
道の両側には大きなフキは群生しています。さらにその両脇は原生林で関東で見る2次林とは雰囲気がまったく違います。あ
えて極論すると、宮古島の大野山林が似ていると言えば似ています。何かわかりませんが自分は神聖と不気味なものを同時に
感じました。林道は幾つかの川やせせらぎを渡り、ときには右にあるいは左に曲がりながら続きます。最初は静かだった林も
センダイムシクイやコマドリの声が聞こえ始め、やがてはウソ、エゾムシクイ、エゾセンニュウが加わり大合唱のようになり
ました。姿は見えません。岩魚が居そうなせせらぎがあると1BOXは1時停止して魚を狙うシマフクロウが居ないか確認し
ました。コマドリの声には一瞬だけ気が動きましたが、目的はあくまでエゾライチョウです。車を進めてもらいました。トド
松の立ち枯れの林のなかに川が流れて開けた風景を見たときだけはあまりの美しさに車を止めて写真を撮りました。こういう
ときにボキャブラ不足で「NHKテレビで見るような」という言葉が浮かぶのを戒めたいのですが、今回もついそう思ってし
まいました。1BOXは曲がり角に差し掛かるとスピードを落としてゆっくり歩くように曲がります。曲がりきるとマスター
は一旦車を止めて双眼鏡で前を確かめます。そして走り出すと左右の木の枝を確認していました。自分も真似をして左右を見
るとこの温根沼西の森の広大さがわかります。上手く説明できませんが、都市公園などの広い森とは緑の深さが違います。
 結局、エゾライチョウには出会うことが出来ませんでした。だんだんガイド終了の時間が迫ってきて自分でも「これはダメ
かも。」と思い始めた頃、親子で歩くタンチョウを撮ることができました。
 エゾライチョウに会えなかった理由はいろいろあるのでしょうが、この寒さで親鳥が小さな雛を連れ歩くのは無理だったの
ではないかと自分なりに考えました。鳥の声は聞こえましたが、ほとんど鳥を見ることがなかったからです。しょっちゅう道
端にキジバトが居てドキッとすると聞いていたのですが、2度しかキジバトも見ませんでした。
 あぁ徒労に終わったか、と思いましたがこの経験は後日のエゾライチョウの探鳥にとても役に立ちました。
 この日はその後、霧多布岬にユキホオジロ夏羽が出ていると聞き車を走らせましたが低温強風のためか、見つけることは出
来ませんでした。こうなると何処へ行っても鳥は期待できないと思い、後学のためと割り切って野鳥定番の地を巡ることにし
ました。走古丹、春国岱、東梅ハイド、根室半島をぐるっと廻って花咲漁港、歯舞漁港、納沙布岬ハイド、北方原生花園、明
治公園ハイド、市民の森ハイドなどです。鳥果のないまま探鳥地を廻るのは案外疲れるものでした。(likebirds夫)



by likebirds | 2015-08-07 06:00 | 北海道旅行 | Comments(10)
タンチョウ  北海道旅行その28 風連湖
 河口付近で2羽のタンチョウがゆったりと餌を探しているのを見つけました。
水辺のタンチョウは見てみたかった姿でしたので、とても嬉しかったです。
その後も、湖岸で若いタンチョウを近くで見る事ができました。
道路を走っていて、普通にタンチョウを見る事ができる北海道は凄いと思いました。(likebirds妻)

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風連湖 別当賀河口付近で2羽のタンチョウを見つけました
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風連湖を通り過ぎると温根沼に架かる橋の上から
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若鳥のようで頭頂に赤味がありません
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 野付半島を後にして霧で見えない国後・択捉・歯舞・色丹の北方領土を左に意識しながら野付国道(244)を南下するとやがて根室湾に入りますが、その根室湾から砂洲で仕切られたのが風連湖です。風連湖を海から隔てるために北側から伸びている砂洲が走古丹で、天気さえ良ければ野鳥の宝庫だったのでしょうが、今回はその荒涼とした風景だけを楽しんで風連湖を迂回するルートを走ります。この辺りは左側に素晴らしい景色の風連湖が広がっているはずなのですが、林に阻まれてところどころしか見ることは出来ません。風連湖に流れ込む川に架かる橋や道の駅等で車を止めて眺める風連湖は対岸の深い森が靄に霞んで幻想的でした。どんどん走って厚床を左折していよいよ根室に向かう道(根釧国道)で別当賀川の河口付近でやっと比較的近くのタンチョウを見ることが出来ました。初見初撮りは数時間前に野付半島で済ませていたのですが、そのときはあまりにも遠くて「タンチョウを見た、撮った」を実感したのはこのときだったような気がします。道路の左側に車を止めて窓から2羽のタンチョウを撮りました。タンチョウは対岸近くの水の中を前後に並んで歩いて、川にクチバシを突っ込んでは餌を探しているように見えました。タンチョウがクチバシを水面から上げるときに長い水滴が垂れ下がって美しい光景でした。その光景を写真にしようと何枚も撮りましたが腕が足りません。タンチョウの後ろに広がるハマナスの林も花の色が強く目に刺さってきていたのに写真はポツポツで寂しいものになりました。
 その後も根室に向かい走り続けると風連湖の南端にある春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターがあります。ここから走古丹に向かって北に伸びる砂洲が春国岱です。こちらも遥か遠くまで素晴らしい風景が続いているのですが、歩いてみるにはあまりにも寒く、また鳥もいませんでした。春国岱もこえて温根沼に掛かる橋を渡りきったところでまた2羽のタンチョウを見つけました。急いで車から下りて写真を撮りましたが、2羽とも頭が赤くありませんでした。どうやら若い個体だったようです。巣立ちしてから成鳥になるまでは若い個体同士でグループを作るのだと宿泊した宿で教わりました。
 夏の道東へはもう一度来てみたい気持ちと、また異常低温だったらと避けたい気持ちが半々です。ただ、野鳥撮影は常に楽観的でなければ続きません。最初は定番の場所で定番の鳥を見ていれば良いのですが、それさえ行けば必ず見ることが出来るとは限りません。だんだん見たことの無い鳥を見に遠出をするようになりますが、相手が羽根の生えた鳥ですから行ってみないとわかりません。自分の経験では確立はとても少ないと思います。自分の友人も「玉砕」とか「沈没」とか「丸坊主」とか言葉は違いますが、じぶんと似たような確立だろうと思います。それにもかかわらず、高い金をかけて夜明け前から出かける鳥見人はよほど懲りない楽天家と思います。「ガソリン損の草臥れ儲け」になることが目に見えています。以前は「よく言えばポジティブ」と言ったりしましたが、友人に「ポジティブの意味を理解せぬ誤用」と言われて封印しています。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-08-05 06:00 | 北海道旅行 | Comments(6)
タンチョウ オオジシギ オジロワシ 北海道旅行その26  野付半島
 シマフクロウを見る事ができて、少し元気な気持ちになり、知床峠へ行きましたが、天候は悪化する一方でした。
知床峠を諦め、野付半島に行きました。
独特の景色の野付半島は素敵なところでしたが、どんよりしてとても寒く、鳥の姿も少なかったです。
(likebirds妻)

写真をクリックして拡大画像をご覧下さい


野付半島に入り湿原を眺めるとタンチョウが採餌していました  初見初撮り
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ハマナスが咲く草地でオオジシギが元気に鳴いていました
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点在する小さな沼の1つでウミネコが水浴びをしていました
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夏のスズガモです
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キンクロハジロは2羽でのんびり
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オナガガモ♂
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オナガガモ♀
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野付半島の奥まで入るにはネイチャーセンターで通行許可証を貰います
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ワタスゲの群生地の向こうにタンチョウと鹿が見えます
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タンチョウは若鳥のようでひとりではしゃいでいました
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海沿いの土手に若いオジロワシが止まっていました
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消波ブロックにもオジロワシが止まっていました
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 大洗-苫小牧航路のサンフラワー号の火災のニュースがお茶の間を騒がしています。私達は6月にサンフラワー号で北海道を往復したのでとてもリアルに感じます。不明の2等航海士さんのご無事を心から祈っております。

 関東は毎日呆れるほど暑い日が続いております。この暑い日に6月下旬の寒波襲来の頃のことを書くのはなかなか実感が蘇らず難しいです。更に、年齢のせいだと思うのですが、旅行から1ヶ月も経つと少しづつ生々しい記憶が薄れセピア色の写真のように色褪せてきます。鳥や動物、景色を見たときにどんな気持ちだったか、嬉しかったときにはどんな風に嬉しかったのか、細かい居億が欠落して「あのときは嬉しかった」と数文字で済むようになります。ギンザンマシコに出会うことが出なかったのですが、今から考えると何故あれほどがっかりしたのか不思議になります。若いときより時間の経つのがどんどん早くなるのはきっとこの辺に理由があるのかなとも思えます。それは豊かなRAW画像が強圧縮されたJPEGになっていくのを見るようです。細かいデータが抜け落ちていき、つい最近の過去があたかも遠い過去のように感じられるのはある意味残念です。鳥を求めて運転中にふと見た風景には記憶がありますが、空腹だったたか満腹だったとか、疲れていたのか元気だったのか。手に汗を握っていたのか、それとも額に汗だったのかが思い出せません。実際の色と記憶色と言う言葉をよく目にしますが、日にちの経過と共に記憶色はあっという間に色褪せてむしろ写真に教えられる状態です。
 早朝に知床峠に行って見ましたが、まったく天気は回復せず深い霧で何も見えませんでした。仕方なく、峠を下りて羅臼港を見物してからから野付半島へ向かいました。羅臼港沖でこの頃シャチの家族が出没していて高い確率でそれを間近で見ることが出来ると各観光船が大盛況のようでした。シャチが捕らえたクジラを自慢げに観光船の客に見せに来ることもあったそうです。乗ろうかと迷いましたが、朝便が出払った後だったので乗船せずに野付半島へ向かいました。
 この日も前日に引き続き異常低温で防寒服での鳥見になりました。時々雨模様になることもあり別海町でのショウドウツバメ営巣地の見学は諦めました。
 野付半島に入って豊饒な自然を期待しましたが、寒さのためか自分には荒涼とした風景に見えました。ただ、それにがっかりした訳であ張りません。半島入り口で見た遠くの沼地のタンチョウは寂寥感充分で素敵な光景でした。そこを通り過ぎるとオオジシギの声がすぐ近くで聞こえ、車を道路脇に止めました。オオジシギは標識看板の上に止まって景気の良い声で鳴いていました。車から下りて夫婦で座り歩きをしながら近づき道端の雑草の隙間から写真を撮りました。さらに座り歩きを続け、オオジシギの至近まで迫りましたがオオジシギは逃げませんでした。試しにオオジシギの目の前に立ち上がってみましたがやはり逃げません。これは初めての経験で驚きました。人の多い関東と人口密度の低い北海道ではオオジシギの性格も変わるのかもしれません。
 関東では定番の冬のカモ、オナガガモやスズガモ、キンクロハジロ等を夏鳥として見ることも出来ました。6月末のウミネコの成鳥たちも目を引きました。この場所ではウミネコの幼鳥や亜成鳥はまったく見ませんでした。繁殖期に達した成鳥だけがやって来るのでしょうか。そう言えば関東では夏のウミネコは例外を除いて幼鳥や亜成鳥ばかりです。そんなことを考えながらネイチャーセンターに到着しました。ここで野付半島の奥まで車で進む通行許可証をもらいます。理由は野鳥撮影・観察と書きました。
 奥へ進むとすぐにワタスゲの群生地があり、遥か遠くに鹿とタンチョウが見えました。寒波による異常低温で草原性の小鳥達はまったく見えないなかで目を楽しませてくれました。野付半島の最奥まで進むとエビ漁の帆掛け船が間近に見えましたが、風が強いためなのか帆を掛けていませんでした。風が無くても強すぎても帆を掛けないそうです。
 最奥からの帰り道もカッコウを近くで見ただけで風景観光(トドワラ、ナラワラなど見るべき風景はたくさんありました)に終わるかと思いましたが、最後にオジロワシとの出会いが待っていました。暗い天気と靄で良い写真は撮れませんでしたが、実際に近くで見るオジロワシは迫力充分でした。(likebirds夫)
 

by likebirds | 2015-08-03 06:00 | 北海道旅行 | Comments(10)