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エゾセンニュウ  北海道旅行その8
 エゾセンニュウは朝から夜まで、宿の回りも島を周遊する道路わきでも、うるさいほど鳴いていました。
粘りに粘って、エゾセンニュウを撮ることができてとても嬉しかったです。(likebirds妻)


写真はすべてクリックすると拡大してご覧になれます


エゾセンニュウの身体のほぼ90%が見えています  「やったね ♪ 」と思って撮ったら「やっちまったなぁ」でした
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手ごわいですねぇ  もう少し右で待ってれば良かったんですが
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木の枝に来てもそれほどじっとしていません
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手こずらせてくれましたがやっと撮れました
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何と!鳴きました  識別も何も「じょっぴん掛けたか」の声で決まりです
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木の根元で姿を隠すように、でも大きな声で鳴いています
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イタドリから一瞬出てきました。数カットだけ写っていました
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 北海道旅行は以前からしてみたいと強く願っていましたが、体調を考えて自制していました。体調が整ったら云々と何年間も考えていたのでいろんな願望が累積しています。その中のひとつにエゾセンニュウ、マキノセンニュウ、シマセンニュウの3センニュウの撮影がありました。3種とも見たことが無いので具体的にはわからなかったのですが、エゾセンニュウの撮影はとても難しい部類に入ると聞いていました。生息数も多く、北海道全域で声を聞くことの出来る鳥ですが、草薮などに隠れていて容易に見える場所には出てこないとのことでした。また、エゾセンニュウは出てきても数秒で姿を隠すので写真を撮っている余裕がないとも聞いていました。北海道へ来てエゾセンニュウの個体数の多さは実感できました。フェリーで苫小牧に着いて高速道路に乗るまでにも道路わきの茂みで鳴き声を聞きました。また、札幌の森林公園でもエゾセンニュウは鳴いていました。それでも姿は見えませんでした。
 ネットで調べたのですが、天売島にはエゾセンニュウとシマセンニュウが営巣しているそうです。ここで写真撮影に成功されている方も居ます。それなのでそろそろ、この天売島から3センニュウの捜索を始めようと思いました。理由の1つは天売島は小さな島で、陸から見る海鳥のフィールドと草原性の夏鳥のフィールドとが隣り合っていることです。事実、ケイマフリやウミガラス、ウミウ、オオセグロカモメなどを見下ろす赤岩展望台と海鳥観察舎はすぐそばでその周りにはびっしりとイタドリが密生していてそこからエゾセンニュウの「じょっぴん掛けたか」の声が響いていました。つまり、断崖絶壁の上から海鳥の繁殖地を覗き、振り返ると草原性の野鳥を見ることが出来るわけです。赤岩展望台の駐車場の周りには数組のエゾセンニュウが繁殖しているようでした。理由の2つ目は天売島は渡り鳥の中継地でたまたま渡り遅れているセンニュウが北海道に近い焼尻島の方角へ出てくるかもしれないと思いました。渡り途中の中継地でのエゾセンニュウは繁殖地ほど忍者ぶりは発揮しないとも聞いたことがあります。
 エゾセンニュウは葉の茂った草木の中で1日中鳴いているそうです。もちろん夕方も夜中も明け方も鳴いていて、慣れない人は煩くて眠れず睡眠不足になるそうです。それならば絶対にこっそりとサボっている時間があるはずだ!と思いました。科がお隣のオオヨシキリなどは葦原でギョシギョシと鳴き続けていますが、ときどき涼しげな木陰で「おれはオオヨシキリじゃないよ。」みたいな顔をして休みますから、エゾセンニュウも休むことがあるんじゃないかと考えた訳です。そう思ってネットでエゾセンニュウの写真を見ると鳴いていないあまり葉の茂っていない枝に止っている写真も多いです。むしろ、囀りの写真は少ないとさえ思えます。赤岩展望台から海鳥観察舎までの上り坂の両側はイタドリ密生地でノゴマやノビタキが盛んに餌を捕ったり囀ったりしていますが、イタドリの中からはかなりの密度でエゾセンニュウの「じょっぴん掛けたか」が聞こえてきました。よく見ると葉が動いています。葉の影で見えないだけで、至近の距離で鳴いているのです。そばまで行って待っていても、藪の中で目まぐるしく移動しているようで、草や葉の揺れる位置がどんどん変わります。見えても一瞬だけ茶色っぽいものが見えるだけで、すぐに隠れてしまいました。
 イタドリの密生する道路にそこからもう少し背が高くて葉の茂っていない木を探し、そのそばで待つことにしました。自分ならちょっとだけこの木に止りたくなるなと思われる木を選びました。その木にサボりというか、気分転換というか、とにかくヒョイと来るのを待つことにしました。待っている間も気楽に待つのではなく、草や葉の揺れを必死に追いかけますが、三脚は木のそばにした訳です。予想が当たったのか、たまたま偶然かはわかりませんが作戦成功です。ほどなくエゾセンニュウは葉の茂っていない木に来ました。何回か撮り損ないましたが、夫婦共に数枚撮ることができました。写真の出来不出来は不問で初見初撮りです。あまりの嬉しさに誰も居ない草原で大声で叫びたい衝動に駆られましたが、そこは大人です。自制しました。(likebirds夫)

by likebirds | 2015-07-11 06:00 | 北海道旅行 | Comments(8)
Commented by youshow882hh at 2015-07-11 10:55
こんにちは。ゆーしょーです。
朝から夜までうるさいくらい鳴いている鳥でも
なかなか撮れないのですね。
それほど鳥というのは撮りにくいのですね。
だがそれを撮ることが出来た時の達成感は
何事にも及ばず嬉しいですね。
口を一杯開けてさえずっている写真など素晴らしいです。
Commented by likebirds at 2015-07-11 19:06
ゆーしょーさん。コメントありがとうございます。
エゾセンニュウは昼夜を問わずに「じょっぴん掛けたか?」と
鳴き続ける鳥です。どこでも「ホーホケキョ」と鳴くウグイス
もなかなか姿を現しませんが、繁殖期の一時期だけは枝先や木
の天辺に出てきます。
エゾセンニュウはそんな風に出てこないので撮影は難しいと聞
いていました。
今回の旅行の目的のひとつだっただけに嬉しかったです。(likebirds夫)
Commented by hama_usagi at 2015-07-11 20:13
こんばんは

鳴き声すれど 姿を見せないエゾセンニュウ
よくぞ 撮りましたね おめでとう♪
おいらも 再北海道には 是非トライしたい鳥のひとつです

北にも行きたい 南にも行きたい
あ。。。体はひとつ 歳は一杯 もう無理かなー(笑)
Commented by bbex18731 at 2015-07-11 20:45
こんばんは、風の竜馬です。
すごいですね! ボクはこの鳥を撮るのに何年かかったことか…。
それを一度の北海道行きでゲットするとは恐るべし鳥運ですね。
ボクも天売島に渡ったときにエゾセンニュウが木の天辺で鳴いていたと聞きました。あそこは撮りやすいスポットなのかもしれませんね。
それにしてもラッキーです。
Commented by likebirds at 2015-07-11 21:04
横浜のうさぎさん。コメントありがとうございます。
大声で鳴き続けて場所はわかるのですが姿を見せてくれない
意地悪な鳥ですね。是非トライしてみてください。
自分は撮れたのでもう充分でこれ以上イライラしたくありません。
楽しみにしていた南洋は台風で潰れたのでがっかりです。
気落ちして風邪を引きました。(likebirds夫)
Commented by likebirds at 2015-07-11 21:17
風の竜馬さん。コメントありがとうございます。
ほんとうにラッキーで自分でも驚いています。
天売島は渡り鳥の中継地なので北海道でも特殊な場所かも
知れません。また密度も多くてエゾセンニュウ同士の競争も
熾烈で縄張りを強く主張する必要があるのかもしれません。
天売に日程が2日とれたらここでチャレンジしようと予定
していたので嬉しかったです。(likebirds夫)
Commented by トシ at 2015-07-13 15:32 x
エゾセンニュウの初見初撮りおめでとうございます。
撮影のご苦労が文章に良く表れていて、成功に私もやったと叫びたくなりました。
それにしても始終鳴いているのに見られないと云うのはストレスが溜まりそうです。
お疲れ様でしたと云いたいです。
Commented by likebirds at 2015-07-13 16:15
トシさん。コメントありがとうございます。
エゾセンニュウは根気比べで撮る鳥じゃないでしょうか。
時間を区切られる旅行者には厳しいと思います。
ひょいと出たときに撮れる場所があったほうが確率が高いと
思いました。3センニュウのうち難易度が高いと言われるのを
最初に撮ったことで精神的にも時間的にも楽になりました。
鳴いている藪に近づくと1m以内に居ると感じたこともありま
したが姿は現さない、そんな鳥でした。(likebirds夫)
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