マガン、ハクガン、オオハクチョウ (伊豆沼2日目昼間)
 マガンの塒立ちを見終えて、いったんホテルに戻り朝食をたべました。
さすが米どころ、ご飯がとても美味しかったです。
前日夕方は強風でしたが、この日は穏やかな晴天で汗ばむほどでした。
のどかな沼周辺の田園地帯で、数え切れないマガンの群れをゆったりと見て回りました。
この日は幸運にもハクガンを見ることができて、とても嬉しかったです。(likebirds妻)



写真をクリックして拡大画像をご覧ください




ホテルで朝食後に最初に向かった内沼です  中央部は広く枯蓮で覆われていました
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のんびりと泳ぐオオハクチョウ
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内沼にはサンクチュアリセンター横に広いスペースがありました
幼児を連れた家族がオナガガモやオオハクチョウに餌やりをしていました。
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田園では時折こんな光景に出会います。これでもマガンたちの一部です
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車窓の前を突然群れが飛び立ちました。びっくり!
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マガンの大きな群れの中にハクガン(写真中央)が居ると教えられました  まさに棚から牡丹餅!
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少しづつ近づくと手前のマガンが飛んでしまい、ハクガンが最前列に
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ハクガンが翼を広げて。。
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ハクガンが飛び出しました  「白雁」ならぬ「白顔」も1羽写っていますよ!
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マガンと飛ぶハクガン
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マガンと一緒に目の前を通過していくハクガンです
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このまま西へ飛び去り視界から消えました
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 雁の塒立ち撮影後、ホテルに戻り朝食を済ませて再度マガン見物に向かいます。まず訪れたのが、伊豆沼とは県道36号を隔てて隣接する内沼でした。夏にはここも伊豆沼と並ぶ蓮の名所です。

 この日はサンクチュアリーセンターは開いていましたが寄りませんでした。(内沼は昆虫館です)
 内沼もマガンの塒立ちや塒入りの撮影ポイントで、沼が小さいのでマガンの密集度も高く通のカメラマンはこちらを選ぶこともあるそうです。秋頃から蓮は枯れ始めて枯蓮が沼の中央部を広く覆い、マガンの着水場所が狭くなります。これが冬の強風に吹き飛ばされるとマガンの絶好の塒となるそうです。禁猟の時期になると他のカモもこの内沼や伊豆沼に集まって来てまさに越冬カモの佳境となるようです。(サンクチュアリのレンジャー談)

 伊豆沼の探鳥ルートで代表的なものは、伊豆沼東端の伊豆沼野鳥観察館から沼の南岸に沿って西に進み内沼のサンクチュアリセンターへ辿り着くものです。われわれも向きは西から東へ逆ですが辿ってみました。 県道36号は田圃からは一段高くなっている場所が多くマガンを見下ろせそうですが、木立も多くなかなか見晴らせる場所がありませんでした。 見晴らせる場所を見つけても県道脇に停車するのも気が引けます。車はぜんぜん来ませんが。。
 脇道から田圃の周囲へ入ることも可能です。 が、舗装されておらず人も車も全くいないので通ってよいものか判断に迷い、叱られると嫌なのでつい県道に戻ってきてしまいました。

 われわれが日中に主にマガンを見て廻ったのは伊豆沼の北側に広がる田圃地帯でした。南側より規模も断然大きく、明らかに車が通る道もあり、何よりマガンの大集団が幾つもありました。窓を開けただけで飛んで逃げるので窓を開けたまま車で走って見て回りました。

 ちょうど正午にここへ来て初めての日中の野鳥カメラマンが遠くに見えました。それまでは日の出の時刻以外はただの一人も鳥の観察者は居ませんでした。その人は車から下りて立ったまま長尺レンズを手持して飛んでいるマガンを撮っていました。最初は遠目で見ているだけでしたが、だんだん興味が湧いてきて双眼鏡を覗くと赤銅色に日焼けしていて動作も手慣れて明らかにベテラン風です。車のナンバーも地元でした。

 地元の野鳥カメラマンならもしかしたら色々教えて貰えるかもしれません。邪魔にならないように迂回しながら近づいていき声を掛けました。その人は気さくな人で「幼鳥ですけどハクガンがいますよ」と教えてくれました。 願っても無い、まさに棚ボタです。 その方角を懸命に双眼鏡で見ましたが、酷い陽炎で良く見えません。 その方が、もう少し近づこうと言うので10mほど近づきました。
 歩を進めるたびに近くのマガンが飛びますが、ようやく肉眼でもマガンの群れの中に白い鳥が1羽混じっているのがわかるようになりました。そんなことを何度か続けました。

 そのカメラマンは、ハクガンの飛ぶところを撮ろうと待っていたのだが自分はこれ以上近づくと飛翔写真は撮れないのでここから先は私だけ進め、と言い出しました。 そう言われても何か躊躇う気持ちが強くて嫌がっていましたが、何度も言われているうちにその気になって数歩づつ近づきました。
 マガンが手前から飛ぶ度に歩を止め写真を撮りまた歩を進めました。後ろを振り返ると手で「行け行け!」のサインが見えます。 この辺で待とうと思ってファインダーを覗くと、今まさにハクガンが飛ぼうとしているところでした。 グッドタイミングでシャッターを切ることが出来ました。 地元のカメラマンさんに感謝です。
 伊豆沼見物はまだ続きます。(likebirds夫)


by likebirds | 2016-11-19 16:48 | 伊豆沼旅行 | Comments(6)
Commented by youshow882hh at 2016-11-20 22:52
こんばんは。ゆーしょーです。
4枚目のマガンでも一部とのことですから、
目がくらむほどのマガンが居たのですね。
5枚目の写真で、すぐに鳥 (映画)を思い出しました。
これだけ多くの鳥が襲ってきたならば怖いでしょうね。
Commented by よっちゃん3 at 2016-11-21 07:21 x
likebirds さん: お早うございます。よっちゃん3 です。

昼間のマガンの群れも壮大ですよね。
これだけ多数のマガンが食べられる食料が残っている
伊豆沼周辺の環境にも驚愕ですが・・・。
ハクガン幼鳥にも出会われたそうで、ラッキーでしたね。
飛翔シーンもしっかり捉えられており、流石です。
ハクガン幼鳥で思い出したのが、荒川で出会った3羽です
ね。こちらの方へ近づいてくるので、思わず後ろへ下がって
しまいました。場所と時期が変わると、その生態も全く
異なるものになるようですね。

では、また。

<追伸>先週末に帰国しました。日本もずいぶんと寒く
なりましたね。そろそろ、猛禽類撮影の適期ではないか
と思っております。
Commented by likebirds at 2016-11-21 09:40
ゆーしょーさん。コメントありがとうございます。
マガンの数はあまりにも多くて圧倒されるほどです。
何か信じられないようで、テレビを見ているような感じでした。
その鳴き声も響き渡っているので聴覚的にも凄い迫力でした。
膨大な数の鳥がたった一人の人間の動作で一斉に飛び出すので
うかつのは動けない気持ちになります。
ゆーしょーさんの映画とはヒチコックの「鳥」ですね。
とても怖い映画でしたが、女優さんは綺麗な方でしたね。
(likebirds夫)
Commented by taiai1030 at 2016-11-21 14:59 x
今日はlikebirdsさん。
こちらのマガンが全部そちらへ?
ハクガンをマガンの中から、よ~く見つけましたね。
一羽ですか?
農耕機とマガン・ハクガンはいいですね。
また、太陽の道を入れての写真も素晴らしいです。
流石です。
taiai
Commented by likebirds at 2016-11-21 20:21
よっちゃん3さん。コメントありがとうございます。
仰る通り、昼間のマガンの群翔も迫力満点でした。
しかも何回も見ることが出来るので満喫することが出来ました。
写真も消すのが大変なほど撮りました。見ている限り、寝ているか
食べているかですから食圧はかんり高そうですね。
気が付きませんでしたが、伊豆沼周辺の豊かな環境がマガンの
越冬を支えていると言えそうですね。
ハクガンはこの時は他のカメラマンに教えられて撮影することが
出来ましたが、後日UPする写真はたまたま自分たちで見つけた
ものです。
私も荒川で見た3羽のハクガンは人を全く恐れなかったのですが
ここではマガンたちと一緒にすぐ逃げるので面白いものだと思い
ました。
お帰りになりましたか。猛禽の適期になりましたね。(likebirds夫)

Commented by likebirds at 2016-11-21 20:29
taiai1030さん。コメントありがとうございます。
北海道を経由するマガンも大部分は伊豆沼周辺へ到着したのでは
ないでしょうか。先週はハクガンやカリガネも群れでやって来ているようです。
ハクガンは最初の1羽は他のカメラマンに教えて貰ったものです。自分たちの
見た範囲では2羽いました。どちらも幼鳥で成鳥を見ることは出来ませんでした。
野生生物の写真に人工物を写り込ませるのはあまり好かない人もいますが、
この広大な田圃で越冬するマガンたちには似合うと思って農耕機を入れたのも
UPしてみました。(likebirds夫)
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