ホオアカにさよならして、山のほうへと歩いていくと、ヒッヒッヒッヒとセッカが鳴きながら飛んでいました。でも近くに下りてきてはくれませんでした。遠くに葦原が見えてきてギョッギョ、ギョッギョと貝殻をすり合わせたような鳴き声がしました。何羽ものコヨシキリが葦原から出たり入ったりしています。えさを銜えているので巣があるようです。思い切って葦原の横の道に入るとコヨシキリの通り道だったようです。目の前の草に止まって、葦の中に入っていきます。「わー、近すぎて撮れない!」とものすごく贅沢なことを言いながら写しました。
コヨシキリの開脚止まり3態です。(likebirds妻)
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最初は遠くから葦原のコヨシキリを観察していましたが、近づいても私たちを全く気にしないかの様に近くにとまってくれました。コヨシキリは初見の鳥でしたので、近くでたっぷりと見ることが出来て嬉しかったです。よく見ると、この鳥もなかなか美しい鳥だと思いました。特に眉がハッキリしているので愛嬌があります。飽きずに何時間も見ました。野原一面のハルジオンも幻想的でした。思わず携帯電話のカメラでこの風景を撮りました。野原に雪を散らしたように写っていました。(likebirds夫)