チリリという澄んだ声がしたので、なんだろうと土手を覗いたら、目の前の空に猛禽が!しかもカラスに付きまとわれて、ぐるぐる旋回していました。澄んだ声の主はカヤクグリでしたが、そっちのけで、カメラを三脚からはずして手持ちで連写しました。目の前の上空だったのでとても大きく見えました。
私が「猛禽がいるよ」というと、それを見た夫は「ミサゴだね」と答えて、カヤクグリを撮っていました。
猛禽の飛び物はとてもエキサイトします。この林道でミサゴを見たのは初めてなので、とても嬉しかったです。(likebirds妻)
likebirds妻;30D 初めて目がちゃんと写っていたので、とてもうれしい一枚です。
likebirds妻;30D
likebirds夫;デジスコ
likebirds夫;デジスコ
日が傾きはじめ、少しずつ気温も下がってきました。「そろそろ鳥を見ながら帰ろうか」と駐車場に向かって歩きました。ウソの群、ジョウビタキ♂、ツグミを見たりしながら歩いていると、すぐそばで「チリりり、チリリリ」と鈴を鳴らすような澄んだ声が聞こえてきました。見ると土留めの石垣の上の土にカヤクグリがいました。ちょうど目の高さでした。「すぐそばにカヤクグリがいるよ」と妻に声を掛けましたが返事がありませんでした。カヤクグリを撮りながら「こっち、こっち」とまた声を掛けると、「それどころじゃない!」と凛とした声がしました。驚いて振り向くと妻は上空に舞うミサゴを連写中。
「妻が猛禽の飛び物で、夫が小さいカヤクグリじゃあ、みっともないな」とも思いましたが、「まっ、いいか」と気を取り直しました。3枚目がその時のカヤクグリです。(likebirds夫)