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2019年 06月 15日 ( 1 )
九州旅行9日目 外海 出津集落 大野集落
 出津教会と大野教会は、ド・ロ神父が建てた教会です。
一般的な教会のようにステンドグラスも無く、高い天井空間も持たない、珍しい日本らしい教会です。
宣教師としてやって来た、ド・ロ神父はここに住む人たちの余りの貧しさに心を痛めて、
集落の人たちの暮らしが立ち行くように私財を投げ打って尽力したといわれています。ついに故郷のフランスに帰ることなく一生を終えたそうです。
ここで色々なものを見聞きして、当時の貧しい人たちとキリスト教の深いつながりのようなものをひしひしと感じました。
(likebirds妻)




写真をクリックして拡大画像をご覧ください






ド・ロ神父の執務場所 旧出津救護院
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出津救護院授産場  向こうは海です
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ド・ロ神父記念館と神父の銅像
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ド・ロ神父考案の「ド・ロ塀」百年以上たっても健在です
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出津教会へと続く歴史の道
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歴史の道から見える出津教会堂
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出津教会堂
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ド・ロ神父記念館所蔵 ソロバン
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医療用品など
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人体模型 薬
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様々な農具や道具
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大野教会 (出津教会の巡回教会)
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大野教会
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大野神社
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辻神社
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木立の中に隠れるようだった 門神社
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辻神社へ向かう石積みの小道
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外海の集落は至る所に石積みが。。
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 黒崎を外海の海岸線沿いに少し北上すると出津(しつ)集落があります。その先が大野集落です。明治のキリスト
教解禁以降の外海地区にとってド・ロ神父の存在なくしては語ることが出来ないと思います。
 ド・ロ神父は極貧の外海の人達の生活の向上を目指したそうです。海難事故などのために主を失った家族は悲惨だ
ったようです。
 孤児たちのために孤児院を作り、悲惨な家族のために救護院を作りました。そこでパン工場やパスタ工場、織機を
輸入して織業を起こし、残された家族の生活が立ちいくように積極的に雇用したそうです。フランスの貴族の血を
ひくド・ロ神父はその資産も投げ打って社会奉仕活動に打ち込み故郷に帰ることなく一生を終えたとのことです。
 外海の集落を巡るとあちこちで石積みを目にしました。急斜面での開墾のため土留めに石を積んだようです。神父
は独自に工夫してつなぎ材に赤土と砂に石灰を混ぜる「ド・ロ塀」を考案して耐久性を飛躍的に高めました。出津救
護院や大野教会で塀の健在ぶりを見ることが出来ました。ド・ロ神父は外海の人々に真に必要なことを理解して実践
した人だったと思いました。
 大野集落にある神社は潜伏キリシタンや従来の神仏を信じる人たちが各々の思いで其々の神を祀っていたそうです。
どの神社もひっそりと隠れるように建っていて探すのに苦労しました。中でも島原の乱で逃れてきたキリシタン本田
敏光を祀った「門神社」は見つけられずに一度は諦めて車を北上させました。途中で立ち寄った食堂で、食事中のお
爺さんに教えてもらい再び戻り見つけることが出来ました。(likebirds夫)






by likebirds | 2019-06-15 18:39 | 九州旅行 | Comments(0)