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メグロ② 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(19)母島
 母島最終日、相変わらず焼け付く日差しです。
昨日見回ったところを歩いていると、ガジュマルを食べにくるメグロが見られると教えてもらいました。
直近に小笠原を襲った台風で、あちこちのガジュマルの実は落ちてしまっていましたが、そこの木だけは赤くたわわに実っていて
メグロやメジロがひっきりなしに実を食べにやって来ていました。
涼しい日陰の道端に腰を下ろして、見てみたかったガジュマルの実を食べるメグロを存分に見ることができてとても嬉しかったです。
(likebirds妻)



写真をクリックして拡大画像をご覧ください



小さなりんごのようなガジュマルの実
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実をほじるように夢中で食べています
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食べている最中にふとこちらを見ましたが逃げません
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メジロのように逆立でぶら下がりました
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ガジュマルから我々の横の別の木に飛び移りました
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 小笠原旅行ツアーの5日目。母島に宿泊した翌日に撮影したメグロです。この日は母島から父島へ戻り、午後3時半には父
島からおがさわら丸で東京へ向け出港です。正午には港の待合所に集合しなければなりません。
 早朝から食事を挟んであちこちとうろちょろしていたのですが、大きなガジュマルの木の実を食べにくるメグロが撮影でき
る場所があると教えていただき急行しました。その場所は幸い日陰に座ってメグロを撮ることが出来る場所でした。
 旅行に出発以来ずーっとテンション上げ上げで過ごしてきたので、知らぬ間にすっかり疲れていました。日陰で涼しい風が
当たる場所に丁度良い高さの冷たい石があります。これ幸いと腰かけてメグロを撮りました。お尻の下の石は冷たくて良い気
持ちでした。
 メグロは人を怖れず、ガジュマルの赤い実をつついて中身をむしり取るように食べる姿を至近の距離で見ることが出来ました。
信じられないほどノホホンとしてるメグロ(カラスバトも同様です)を見ていると、自然界も人間界も弱肉強食が常と言われ
ていますが嘗ては違う世界もこの鳥にはあったんだろうなぁという気がしてきます。
やっとのんびりした旅行気分に浸りながらの野鳥撮影を楽しむことが出来ました。後は集合場所近くのお店でアイスクリーム
を食べるだけです。主要な興味がアイスやジュースへ移っていくのを止められませんでした。
 小笠原固有種のうち、オガサワラカラスバト、オガサワラガビチョウ(本土の外来種ガビチョウとは関係ありません)、
オガサワラマシコは絶滅して、メグロ1種だけが辛うじて生き延びているそうです。
 DNAの分析では互いに数キロしか離れていない母島・向島・妹島の三島のみに生息しながら相互の交流はほとんどないそ
うです。各島で独自の進化を遂げている可能性があるとのことでした。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-30 05:00 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)
メグロ① 小笠原・硫黄島3島クルーズツアー(13)母島
 母島は日差しはとても強いですが、日陰は風が涼しく、カラッとした気候でした。
港の東屋で昼食を済ませて、いよいよ探鳥です。
メグロは小笠原固有種の鳥として現存する唯一の鳥で、特別天然記念物に指定された貴重な鳥さんですが、
庭木の果物やガジュマルの実を食べに来る姿を沢山見ることができました。
目の周囲の黒い三角印を見た時に「本当に目の周りが黒い!」と、出会いに感激でした。
(likebirds妻)




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島レモンの枝にとまるメグロ  初見初撮り!!のショット 
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別の場所です  直前まで居座っていた台風で落ちたパパイアの実にやって来ていました
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パパイアの果実を千切って食べていました
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落ちたパパイアを物色中
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人を怖れる様子はなく近くの枝にとまりました
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正面顔はデビルマンです
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マンゴーかパッションフルーツの1種でしょうか? わかりません
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ミカンの葉に着く小さな虫を食べることもありました
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虫を探すメグロ
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こちらを見ています 歌舞伎役者のようです
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朝日を浴びて、黄色が濃く見えました
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落ち葉の溜まる地面に下りて枯葉をほじくることも
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花の名を書き留めたノートの字が汚過ぎて自分でも読めませんでした
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 ハハジマメグロです。
 母島に到着して昼食のお弁当を食べた後、港の待合所に再集合してガイドさんに着いての鳥見の開始です。この時は自由参
加で独自に行動される方達もいました。われわれ夫婦はこんなところにおっ放されてもどうして良いのか見当もつかないので
ガイドさんの引率に加わりました。
 アカガシラカラスバトがすぐそばに居るとの情報が入り、ぞろぞろ付いて行くと狭い路地に先客がいました。そこへ先客の
倍くらいの人数のわれわれが加わり大混雑になりました。まるで珍鳥の出た関東のような状態でひしめき合い、予想通り本土
では名物の怒号も少々。。
 母島へ向かうときに自分たちは手持ちのレンズに持ち替えていたのでギャラリーの三脚の前にうずくまったり、脇の少し離
れた場所で撮影出来ました。
 そこで島レモンの畑で生い茂った葉の下の暗い場所に居るメグロを見つけ嬉しい初見初撮りを果たしました。
 メグロ撮ったことで大喜びをしましたが、メグロは母島では極めてありふれた鳥さんでした。集落の街路樹にも、畑にも、
林の中にもいました。電線や電柱にとまり、民家のテレビアンテナにとまっているのを最初のうちは皆んなで激写しました。
 単なる印象ですが、島にあふれるメジロ5に対してメグロが1の割合に思えました。
 翌日、民家の庭のミカンの木にメジロに混じってメグロ達も来ているのを見ていると、その家の人が出て来てパン屑を撒き
ました。面倒を見ているとのことでした。メジロやマグロが地面に下りて撒かれたパンくずを食べる様はまるでスズメです。
ベランダから通じる屋根にはスイカが千切って置いてありました。それにもメジロとメグロが群がっていました。
 メグロの写真は何回も事前に見ていましたが、やっぱり写真通りとは言え実際に見るとインパクトがありました。歌舞伎の
化粧をしているようだと思いましたが、目の周りの黒い逆三角形を見ると高名な鳥類学者さんが書かれているデビルマンのほ
うがピッタリかも知れません。頭頂から背中だけが見えるときにはメジロの草色を汚したような暗緑灰色でかなり地味です。
これが頭を上げて振り向くと超ド派手な黄色地の顔喉胸腹にくっきり黒字の化粧模様ですから「よっ!団十郎!」みたいな感
じです。likebirds妻に言われて初めて気付きましたが、メグロの黄色は濃く鮮やかな個体と薄く褪めたような個体が居ました。
この差異の原因は何かはわかりません。性差や鳥齢差、季節羽差があるのかもしれません。
 メグロはメジロよりひと回り大きく(並ぶとずいぶん大きく見えました)、その分だけ動きもおっとりです。人為的に持ち
込まれるまでは哺乳動物はコウモリだけ、ヘビも居ない島で独自の進化をしただけあって警戒心は鈍く撮り放題でした。
 メグロは聟島列島では絶滅、父島列島では記載はあるが痕跡は無し、世界中でこの母島列島のうちの3島にしか居ない超希
少種にこれほど容易く出会えることにびっくりでした。父島に2泊分の宿を取って、母島へは日帰りでメグロやアカガシラカ
ラスバトを撮影してその日の内に父島へ帰る人が沢山居ましたが納得です。
 われわれは母島で1泊ですから翌日も朝から撮りまくりでした。宿泊は3分宿で他の2宿は知りませんが、自分たちの宿は
部屋も広くて快適でした。船中泊をまったく苦にしていませんでしたが、陸のベッドで寝てみると幸せを噛みしめることが出
来ました。宿の食事も美味しかったのですが、しっかりした陸地の部屋で食べる食事は妙に楽しいものでした。
 翌日も朝食前から鳥見をしてメグロも撮影しましたが、後日メグロ②でUPいたします。(likebirds夫)

by likebirds | 2017-10-06 17:30 | 小笠原諸島・航路 | Comments(8)